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2011年10月8日土曜日

ミスターX 可愛そうな猫


鎌倉ベースに暮らしていると色々な人に出会います。

ミスターX氏もそんな一人、どこからか現れてセプとサクラを触って、あるときは防波堤の釣りの人と話し込んでいたり、犬を飼っている人は全員顔見知りのようです。

そんなX氏のいでたちは年の頃にして60才前後、全身真っ黒に日焼けしていて、薄くなった髪の毛は1:9分け、ピンクのTシャツにカラフルなソックス、クロックス・・・確かに初対面はびっくりします。

でも目は優しそうでした。そんなミスターX氏が、つい最近、紀州犬を三匹飼っている男性がその犬を放していて、他の寄っていった犬を噛んだり、はたまた猫をかみ殺してしまったそうなのです。

事故はしょうがないにしても、その猫をそのままにしていったことが許せないと言うのです。

確かに駐車場に猫がいます。私の911のボンネットにも猫の形が残っていたことがありました。

でも猫だって生き物です。確かにいつもの茶色の三毛がいません。変りに違う猫が私のゲレンデの下で昼寝をしていました。いつものあのこだったら可愛そうです。



セプもさくらも猫がいても何もしません。猫もそんな犬と勘違いしたのかもしれません。可愛そうです。

犬が十分食べ物を与えられていても他の動物を殺すというのは異常な行動です。つまりは飼い主がそう育てたのです。

朝、設営場所を下見にいったらその紀州犬三匹とその男性と思しき人が歩いていました。紫のセーターを着た白髪の小柄な男性でした。一見普通に見えるその男性の目はミスターX氏と好対照な冷たい目をしていました。

みなさんくれぐれも三匹の紀州犬には近づかないでください。