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2011年1月25日火曜日

お帰りなさい!!

S家は常夏の島より昨日戻られて、列島ごと冷蔵庫に入ってしまったような日本の気候におどかれていると思います。

今日のホノルルの最高気温が28度、最低気温が21度です。横浜の今朝の最低気温は2度です。

今日太陽が出ているので10度まで上がりそうですが、それでもこの気温差は厳しいと思います。

風邪など召さぬように暖かくしてください・・・・・日は一日一日長くなっていますが、寒さは続きそうですから・・・・

吉田慶子  ナラ・レオンを歌う



吉田慶子さん大好きなシンガーです。ボサノバというとリラックスミュージックに感じますが、しっかりと魂を込めて歌っています。

それに彼女がナラ・レオンを歌うのは私としては鳥はだものです。

昨年の夏に鎌倉のカローロで、オーナーの堀内さんが監修された「ナラ・レオン」の本をCDと共に購入し、晩夏の海岸で読み耽ったので尚更です。


彼女のCD愛聴盤になること間違いありません。

母の味  おきりこみうどん

群馬県はあまりお米の取れない所で、昔から小麦を使った料理が良く食べられていました。

上州名物のうどんはそんなルーツです。

家に帰ると77歳の母が地粉でうどんを打っていました。股関節手術の前とは別人のようです。

鶏肉、大根、里芋、葱の入ったスープにそのまま茹でます。するとうどんの粉がスープに溶け出しとろっとしたスープになります。上州名物「おきりこみ」の完成です。

胃の調子を整えるべく夕餉はこのおきりこみうどんです。滋味があって美味しいものです。

花粉が本格的になる前に911でドライブにでも連れて行ってあげましょうか・・・

二通りの人種

折衝も重要な折衝以外、スタッフに任せているのですが、それでも時折「自らの城を作る」人に出会います。

自己チューといってしまえばそれまでですが、そういった人は如何に偏狭で少ない情報の上で成り立っているのか自らは理解していないのです。

これは近代科学や合理主義の急速な発達の一方、宗教、伝統、文化、地域的なつながりという社会の中でうまく調和されていた(薄められていた)自我が活性化され切り離され個人主義の時代に入ったことを意味します。

この肥大化した自我はやっかいなのです。ともすれば社会離反を加速化し、さらなる自我の肥大化という悪循環をもたらすものなのです。

私はこういう人たちに言いたいのです。自己実現とは他者とのかかわりの中に置いてしか達成されないものなのです。それを自覚して下さい。いくら自我の中で悩んで見ても、他者との関わりを欠いたなかでは何の意味も持たないのです。

一方、他者との関わりを形式上持とうと見せかける人がいます。しかし所詮それは肥大化した自我の中でのピエロです。他者との関わりの中での発見や驚き、共感ではありません。

良い人は良い人を呼び、周りを幸せにするといいます。これは他者との関わりを認めた人に限るのです。共感力という言葉はまさにこの関係性の最たる所以です。デカルトの問題もマックスウェーバーも、他者との関係性を気付かせるアンチテーゼのようなものかもしれません。これは重要な真理だと思います。あなたの周りに城を築いている人は多いですか、それとも少ないですか?後者とお付き合いしているなら問題はありません。

新人におくる書  本多静六 博士

妻の友人の息子が今春から社会人として東京で生活を始める予定です。

関西のR大学を卒業し、目出度くガーデンプレイスに本拠を置く会社に勤めることが決まりました。

近くなのでランチでも誘い出す予定ですが、そんな新人に書を送ります。




以前にも書いたことのある日本の庭園の父(日比谷公園もこの人の監修設計)本多静六博士の人生訓です。

氏の末裔もお金の専門家として書を出していますが、お金の専門家といってしまってはダメです。

博士は本道を進みながら人生訓を残したのです。お金のためではありません。あくまで本道は別です。

人生の最大幸福は職業の道楽化にある

天才マイナスの努力より凡人プラスの努力の方が勝っている」

三カクに陥るな 義理をかき、人情をかき、恥をかく 道理なり

そんな中に老境に差し掛かる私にとってのヒントも書いてありました。それは理想的な別居法というものです。別に離婚すると言う訳ではありません。別に居を構えると言うものです。

氏は言っています「1.2時間で行けるところ、遠い場合でも1日往復できる景勝地に隠居所を建てることである。しかもその土地は温暖な気候の上に、山紫水明の海岸湖畔、あるいは温泉郷であれば申し分なく、時々子供や孫が遊びにこれるような交通至便の地を選び得れば満点である

どうです。95点は行っていると思いますよ・・・えっ鎌倉ベースのことです・・・・