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2012年2月7日火曜日

SACLA さくら 発進

顔の黒いサクラの事ではありません(笑)

筑波の高速加速器から解き放たれた粒子がカミオカンデで発見され、小柴先生のノーベル賞が決まったのはつい最近のニュースでしたが、民間の各社が叡智と技術を創造してものすごいものを作っているのです。とても「一番じゃないと何故駄目なんですか」の御仁は分からんでしょうな!!

理研のHPより

「SACLA」は、SPring-8 Angstrom Compact Free Electron Laserを略したもので、コンパクトで短い波長のX線レーザーを発振できる日本のXFEL施設の特長を的確に表現できている
・日本語の「桜」と同じ音であり、日本らしさを想起させる。

X線でのレーザーを作る方式として、従来の物質中での発光現象を使う方式ではなく、電子を高エネルギー加速器の中で制御して運動させ、それから出る光を利用する方式が提案されました。原子からはぎ取られた自由な電子を用いてX線レーザーを作ることから、X線自由電子レーザー(X-ray Free Electron Laser : XFEL)と呼ばれます。このXFELによって、原子や分子の瞬間的な動きを観察することが可能となるのですーHPより抜粋ー

詳しく知りたい方はSACLAのHPを覗いて下さい。

http://xfel.riken.jp/sacla/index00.html

万緑叢中紅一点   【バンリョクソウチュウコウイッテン】

仕事でも気の抜けた年寄りや前時代的考え方に凝り固まった人に当たると正直辟易します。

そんな時に若い才能のある人や、その考え方に触れたとき「ハッ」とすることがあります。

今まさに「万緑叢中紅一点」そんな気持です。

実はロイ君とシェリーちゃんのママのブログを観ていたら、歯痛のママのイラストが載っていました。

中学生の長女が描いたとあります。いやー、いい雰囲気です。ママの特徴もさることながら、動いている女性の姿、そのまま絵コンテになりますよ。

やはり、美術専攻で今のT学園に入学したとおり、天賦の才があるのでしょう。

先輩の絵画塾を紹介などと言っていましたが、下手に習うよりこのまま描き続けた方が個性が出て良いかもしれません。

ロイママもそうですが、シャドー君にしても私たちより一回り若い犬友の子供達がまた面白いのです。

この日本、捨てたもんじゃないかもしれません。

勝手にイラストアップさせて戴きました。



光の中へ ユビキタス

厚生労働省によると40歳までが若者だそうです。私も妻もとっくに若者から離れている訳です。

一方ではこうした年齢による線引きは意味を失いつつあるとT大学の教授も申しておりました。

エイジレスの時代、何が区分の目安になるか伺うとそれはPCやSNSとの親和性が鍵になると言っていました。

私の周りでも、友人3人のうち2人はフェイスブック、ブログをやっています。ひとりは自分じゃやらないけど奥さんが今のようにネットが主流になる前からPCに手を染めていました。

それ以外にもフェイスブック、ツイッター、ブロガーと多くの友人達がソーシャルネットワークと関わっています。

私が大学でPCを習った時の言語はBASICの前、FORTRANです。

仕事でウィンドウズを使い始めた時には、表計算はLOUTAS 1-2-3でした。

プリンターは専用機で打ち上げるのに30分近くかかりました。

当時、こんな面倒な作業と言っていやいやながらしていたのが私で、嫌悪しそのままワープロを使い続けたのは義父でした。

義父は今の今までPCとは関わりが持てません。

若者にもこうした「必要ないからやらない」という人達が一定以上存在するとその教授は言っていました。

しかし、その若者も就活や大学の授業のスケジュール確認の必要に迫られ、ネットワークをするようになるのです。一方、老人には必要に迫られる機会などありません。


妻が昨日、いつもの鴨を作ってくれました。今日の華道の後のお茶受けなのでしょうが。

我が家ではSまま直伝のこの鴨レシピが大好評です。

でも意地悪な私は「軽井沢の鴨やってみないと?」と妻に横やりを入れたのです。

妻は私の横やりに無視していつもの物を提供しました。

人間と言うのは自身の成功体験に頼ろうとします。そしてそれが原因でチャレンジしなくなるのです。失敗しても大したことはないのに僅かな成功体験にしがみ付くのです。

ユビキタスというのはネットワークの環境でも、クラウドの進歩でもありません。使う人間の心のありようです。光の中へ飛び込むことを恐れ、引き返そうとするのはそうした人達の特徴です。

鴨ひとつでここまで指図される妻は迷惑でしょうが、実はそういうことなのです。

妻の発見 嘉泉

年末に某信用金庫から戴いた日本酒です。地元の酒蔵で作ったそうです。

地域密着、それは良いのですが、日本酒のネーミングが嘉泉(=かせん)ではマズイでしょう!!!

銀行だけにこのネーミングは・・・・・・・・・・いやブラックジョーク???パロデイですかね????
でも戴いた銀行にはこんな事話せません!!!!

麺屋 宗 中目黒

中目黒にもラーメン屋さんが増えてきたのは知っていました。

灯台下暗しと言うよりは滅多に外食はしません。

でもロイ君とシェリーちゃんの息子さんがハマっているラーメン屋さんが近くにあると言うのでコレは行かなきゃと出掛けました。







時間は午後1時半、外は雨、はっきり言って!!!!!ううう美味いです!!!

ここ半年で一番のお店のです。塩ダレは塩っぱいか、味がしないかが多いのに、ここは最後まで飲み干せます。奥行きがあります。

私が頼んだのはこく旨塩たまラーメンでした。

麺も細麺で腰があり、炙ったチャーシューも相性が良いです。

水菜も若竹のメンマもこの塩となら相います。

つまりは全体のバランスがいいと言う事でしょう。

流石料理が好きと言う息子さんならではですね。T学園のラグビー部なら大盛りでもサラッといけるでしょうね。

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閑話休題

宗とはここのオーナーが柳 宗理さんと近縁なのだそうです。

柳 宗理氏は既知のように日本の工業デザイナーの先駆けのような人です。昨年、惜しむらく逝去されました。

私と仕事をしているK設計士さんも奇遇にもこの宗理さんの親戚だそうです。四ツ谷のアトリエには幼い頃通ったと聞きます。

私の父親は陶芸家で柳さんのお父さんつまり柳 宗悦氏と親交がありました。

その縁で益子に行ったこともあります。バーナードリーチや河井寛次郎さん、濱田庄司氏ともお会いしたと言っていました。不思議な縁です。

そう??宗???思うと余計に美味しく感じられました。

近くのIT企業の執行役員のO氏にも伝えましょう。ここは旨いと・・・・美味しい情報は皆で共有しましょうね??