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2011年2月1日火曜日

朝吹真理子 きことわ


朝吹真理子さんの「きことわ」読み終わりました。偶然、ラジオの中でのとある人の書評と私のイメージがピタッときました。「流蹟」を読んだ時のカラフルさに対して、この「きことわ」は白のイメージでした。同感です。

理由は夏の強い日差しのハレーションやタラ鍋のシーンなどそう思わせたのかも知れません。

読んでいてそう何かをイメージをさせる作家はやはり優れた作家なのでしょう。

堀江敏幸さんの「熊の敷石」を読んだ時も冷たくさらっとした感覚を受けたものです。

lodized salt

これマウイのスーパーに普通に売ってる塩と胡椒です。

お国変わればなんとやら、海藻を多く摂る日本人にヨードを添加した塩は必要ありませんが、あちらではヨードを添加した塩が必要らしいです。

初めて知った時は普通の塩がないのかと探し回ってしまいました(笑)

ランキング好きな日本人

妻がこんな本買ってきました。妻も典型的ランキング好きの日本人のど真ん中のようです。

わたしゃペラペラとめくっては観たものの、実際誰がこの投票をしたのか疑いたくなりました。

全くもってお話になりません。***ランといいザガ**といい☆を付けたりランキングするのは好きになれません。何故なら、評価している人が本当にクオリティの高い生活を経験しているとはとうてい思えないからです。

知り合いに一度も輸入車に乗っていない人が「トヨタが最高」という人がいます。なんで最高と分かるんでしょうか?不思議でたまりません。それと同じです。井の中の蛙とはこのことです。

我が家から借り初めの修行に出て行った黒い貴婦人のオイル関係に異常が出てきたようです。

ここ数日で移転が終了する東名横浜BMWに検査入院です。年をとるとメンテが大切です。人も車も・・・・

拘泥  グリル・エス

鎌倉ベースの設計デザインをしてもらっているSさんとまさしく齟齬をきたしてしまいました。

予算もないのだからお任せしてしまえば良いものをまた私の悪い癖です。細かなところに拘泥します。

歳をとると頑固になると言います。そうかも知れません。ただ、若い頃には分からなかった自分の好みとかそういったものが分かるからという良い見方もあります。

そういえば横浜の馬車道周辺には時代を経ても変わらぬ美味しいお店が多くあります。

Sパパの弟さんに教えていただいた野毛のやきとり店もそうですが、美味しいものは港の近く(浜)に集まっています。山には少ないようです(笑)

一度食べた事のある馬車道の洋食屋さんも未だ健在です。今度、ランチに出掛けてみます。

お店の名前は「グリル・エス」といいます。デミグラソースが大人の味でした。このデミ大好きです。私の好みの味です。苦い一歩手前の絶妙な味です・・・・

千曲川旅情の歌  小布施

この命なにを齷齪・・・

島崎藤村の千曲川旅情の歌の一節です。高校生の頃、初めてこの漢字を「あくせく」と読むことを知りました。

千曲川と聞いて私に連想されるのはある書店の名前です。そう「勁草書房」です。

億劫がって行かなかった小布施にこの木曜日に行ってきます。春になったらといっていましたが、春の方が花粉症の私には厳しい限りです。荒涼とした千曲川を観るのも一向です。

小布施は栗の街です。この季節は時期はずれですが戸隠そばのお店もあるので覗いて見ようと思っています。時間が許せばその足で湯田中に行き昭和レトロの温泉街を散策したり、志賀まで足を延ばしてみようかと思っております。