このブログを検索

2011年3月13日日曜日

ROSLE  

ドイツ語なのでOに’’がつきますけど、さすがに薦められたものだけにすごくしっかりしています。

繋ぎ目の無いこともありますが、ステンレスの素材感と重さがいいです・・・かっぱ橋で購入した以前の日本製のレードルは軽過ぎていけません。

これはぇぇですよ・・・・・

パスタロボも色々見ましたけど汎用性がありません。ステンレスの鏡面では長い時間を掛けて煮込むスープ鍋の寸同の代わりにはなりません。

ということで寸同はプロ用のアルミ寸同(アルミでなければ重くて仕方ありません)パスタ専用のざる(プロ用)にしました。これならラーメンも少量のうどんでも茹であげられます。

やっぱり物を選ぶときには悩むべきです。とっても個人的にですが満足しています。

宿痾の国民性 矜時をもって・・・

1973年のオイルショックを高校生の目で観ていた私はなんでこんなことに必死になるのか全く分かりませんでした。争ってまで取りあったトイレットーペーパーを自慢げに自宅に持ち帰る人の姿を見て冷めた目で観ていたのです。゛きに騒動は収まりスーパーには溢れんばかりのロールの山が物悲しげに並んでいたのです。

***************
***************

今日私はつい咳き込んでしまい、腰に激痛が走ったので自分でハンドルを握り整形外科に向かいましたが、スーパーの駐車場と同一のため既に満車です。向かいのいつもはガラガラのドラッグストアの駐車場に止めようとすると長蛇の列です。そういえばスタンドも長蛇の列です。

ハンドルを切り返して切れた電球を買いに別のホームセンターに行くとこちらも大混雑です。電池は1つもありません。カセットコンロもです。電球はありましたから買いましたがどうしていつも用意していない人たちが烏合の衆宜しく買い漁るのでしょうか?

義父は故郷の宮古と今も連絡が取れません。マスコミの報道では全壊した地域と聞きます。今一番必要なのは被災者の人達ではないのでしょうか。私はそのことを思うと我先に買い求めることは出来ません。

私たちに今できることはまず被災した人たちに優先的に物資が届くように考えるべきです。ホームセンターのマイクで「店頭の商品が無くなったら次の商品はいつはいるか分かりません」これもあの時のトークと全く同じです。

私たちに出来ることそれはまず被災者やその家族に優先的に物資が届くように「遠慮」することです。そして、いち早い復旧のために被災地の地場産業を1生活者として支援する(特産品を優先的に購入する、観光として復興後の被災地に行くなど)ことです。

日本人のこういう行動を見ると自らを弱きものとして都合よく定義し、その場をしのぐ暗澹たる精神を感じます。このブログを見ている人は「武士は食わねど高楊枝」といこうじゃありませんか、私たちは矜時を持って行動しようではありませんか!!!

カニッッアの三角形

この図形カニッツアの三角形といいます。心理学に興味をお持ちの方は既知でしょうが錯視とも呼ばれています詳しくはリンクで確認ください。

私がここで説明したいのは脳の特別な働きの事です。私自身脳科学者(脳科学者というジャンルが疑問ですが)8年前に第四脳室にオペ不能の腫瘍があると宣告されてから人間の脳について色々な本を読みました。生態的な脳の特徴だけに限らず、情報伝達のしくみについても興味を持ち、認知科学の本も読み漁りました。本書もそんな1冊(上下巻なので2冊)です。



この本の中で脳は情報を明示的に使用するとあるのです。ニューロンが特別な方法で発火して、明示的に 表現しているというのです。

この三角形を空っぽだと見ないのは、ニューロンが背後にある空間を明示的に空っぽだと表現するニューロンがないからだと言っています。

よく脳の恣意性を小人(ホムンクルス)に例えるのは誤謬であり、ニューロンは互いに関係しあった巨大な集団であり、ある視覚状況が明示的なコラム構造によって表現されている場合に限って物体として認識できるというのです。

ニューロンの選択特異的振る舞いの複雑さについてはまた別の段に譲ることにします。