このブログを検索

2013年1月12日土曜日

生シラス 鎌倉 もんざ丸 喜楽丸


生シラス 鎌倉 もんざ丸 喜楽丸 
はじめに断っておくがこの二つは鎌倉で生シラス漁をしている漁師さんのお店で行っても決して食べさせてくれませんのでご了解を。
鎌倉で暮らすようになっての一番の楽しみはこの生シラスに出会えたことかもしれない。
もちろん横山(横浜の北部)でも時々生鮮食品の売り場でお見かけするが、これははっきりいって別物である。
シラス漁は3月の解禁から12月一杯までである。昨年は夏過ぎまで異常な水温の上昇も重なり、本当に不漁だった。その前の年にはたらふく食べられたのでまあ良しにするか。
それほどまでに旨いのだ。
シラスには大きく春シラスと秋シラスがある。ご存知のようにシラスはカタクチイワシの幼魚である。春シラスはまだ小さく柔らかく味も繊細であるが中々多くは獲れない。秋シラスはこれよりやや大ぶりであり時折、赤ハラというお腹が赤いものが混じることがある。どうも甲殻類の幼生(稚魚とは言わないらしい)を多く食べるとこう赤くなるらしいのだが、あまり珍重されないというかどちらかというと敬遠される。
このシラス漁というのはどうやらそれぞれの漁場が決まっているようである。いくら鎌倉で捕れないからといって腰越や葉山に行くことはない。つまり撮れる場所でも味が変わってくるようだ。どの場所も新鮮なら美味しいと思うが、私は鎌倉の海への変質的愛情も加わりこの二つのお店のシラスは特別に美味しいと感じてしまう。
このふたつのお店は微妙に違う。同じ海岸線なのだが、もんざ丸は材木座海岸商店街にあり港は材木座である。喜楽丸は由比ヶ浜海岸である。場所は坂の下。テレビで一躍有名になったあのカフェのすぐ近く。そして値段も違う。もんざ丸は一袋500円、喜楽丸は700円だったと思う。もちろん量は喜楽丸が多い。もんざ丸にしても2.3人前はゆうにある。後段するそれぞれ別の食べ方をすることも可能な量である。スーパーの雀の涙のような少しとは訳が違うから。
ここで私の失敗談から御忠告申し上げる。生シラスはいくら新鮮だと言ってもお腹を壊すことがある。これは海水に含まれている細菌やバクテリアは必ず存在するからだ。まあ、妊婦や幼い子供、病気の人は避けた方が無難である。絶対はないのだから。それともう一つ、購入してきたらすぐに氷を一杯に入れてほぼ氷点零度前後で食べるまで保存すべきである。そして食べる前に流水でよく洗う、これが鉄則である。それまでしてお腹を壊したら仕方がない、諦めるべきである。因みにこの方法をするようになってお腹を壊したことはまだない。
食べ方はシンプル。とにかく炊きたてのご飯を用意する。そしてシラスにすりおろした生姜と醤油をかけ、お好みで小葱や大葉を入れて食べる。これはまさに王道的食べ方である。もうひとつはもんざ丸のレシピにあったユッケ風である。シラスにごま油を少しかけて、生卵と小葱を加える。軽く混ぜて熱々のご飯の上にかけて、かっこむのだ。
これが旨すぎるのだ。こんなに旨いものがあったのかとひしひしと感激する事間違いない。
シラスの爽やかな香りと苦み、そのあとでくる旨みが熱々のご飯と一体になって胃袋に収まるころには二人で炊いた2合のお釜のご飯の底が見えはじめているだろう。
このお店に行く時は出来れば自転車か徒歩でお願いしたい。どちらも車を止めるスペースがないからだ。どうしても駄目ならば駐車場に車を止めて徒歩で向かってほしい。もともとこれらのお店は飲食店におろしていたものの一部を一般にも売るようになったのだから、私達のマナーが悪くて販売中止とならないように心掛けたい。そう飲食店に行く前の飛びきり旨い生シラスが買えるのだから。旨い物を手に入れるにはそれ相当の努力を。




りんごの気持ち i phone5

70年代のヒット曲に「りんごの気持ち」なんていうフレーズがありましたよね、曲は林檎殺人事件とかいったような・・・・まあ、それはどうでもよいのですが、今日はそちらではないアップルのお話。

今更、私が某社の製品についてどうのこうと申し上げても、皆様の方がよほど熟知しているでしょうし、昨日初めてスマホに替えた私よりヴェテランであります。

私が今までスマホにしなかったのは簡単な理由です。必要なかったからです。

まず第一に車で移動するので、メールが見られません。事務所か自宅かでしか見ることが出来ないのです。(車の移動といっても大企業の運転手付きではありませんので自分で運転しているので・・・笑)

もう一つは事務所や自宅で見るのなら、老眼の進行も相成って、大きな画面の方が良いということであります。

そんな私も一時、オバマ大統領を真似てブラックベリーを所有した事がありますが、あの使い勝手の悪さは酷かった、すぐに普通の携帯に戻しました。


そもそも私は携帯電話が広まる前、自動車電話を使っていました。そうですトランクに無粋な黒いアンテナを付けなければならなかったあれです。

当時は私は車で日本中飛びまわっていましたので重宝しました。

しかし、そう思って使っていましたが、運転中に相手から掛けられる電話を困りものです。簡単な用件ならまだしもメモを取る必要のある内容や長時間に及ぶ質問など運転中では危険を伴うことも多かったのです。

よくよく考えてみると一分一秒を争うような切迫した大切な電話なんてほとんどありません。

それ以来、自宅か事務所に電話を掛けてもらうことにしています。そこでスタッフが緊急性を感じたら私に連絡を取ることにしています。一種のフィルターです。


昨日のニュースでドコモの凋落とソフトバンクとAuの躍進が対比されて報道されていましたが、もしドコモがi phoneを扱っていたら状況は大きく変わっていたでしょう。

dinosaursという単語があります。文字通りの意味は恐竜ですが、もうひとつ時代遅れという意味もあります。

私はアップル製品をi pod、i padと持っています。i podに至っては事務所用、車用と3個もあります。

ところがこのところ音楽を聞く方法が変わってきました。そうですbluetoothの機器が充実し、本体側にこの機能があればどこでも自由に聞くことが出来るのです。

そうなると私の持っているi podでは聞くことが出来ません。もはやそれらの機器の前でdinosaursな訳です。

さらにFacebookやブログ、twitterをやっているとアップルの製品はそれらの利用に対してユーザー目線で作られていると実感します。

例えばFacebookをやっている人ならおわかりと思いますが、写真を掲載する場合、カメラの画素数やスペックとは別に上手く映るカメラというのがあります。例えばコンデジと比較してもiphone5のカメラは色の再現性がこのSN的な写真の利用には最適化しているのです。


因みに私はライカと一眼とこのカメラで一風堂のラーメンを撮りましたが、一番美味しそうに見えるのはi phone5でした。

日本企業の製品は確かに性能やスペックでは優れていますが、つまりはこのinterfaceが弱い。

さらにi padやi pod touchで使い方に慣れている私にとって使いやすいのです。

アップルが数種類の似たような製品を出しているもしかしたらわれわれ人間のこの「馴化」という特質を見抜いて戦略を立てているのかと思ってしまうほど使いやすいのです。

もうひとつの理由は飛行機の中でWi-Fiが使えるようになったことです。短距離の移動ならまだしも、10時間以上のフライトでは現地情報やメールの確認もしたいものです。

ラップトップやipadを持ち込めばそれでいいのですが、空港の検疫や重くなるので出来ればこれひとつで済ませたいといのが本音です。

今までコンデジを使っていましたが、もはや私にはこのi phone5と一眼があれば良いのかなと思ってしまいます。

えっ??ライカX2は??ちゃんと使いますよ。ただし、ライカは独特のカラーのため被写体を選ぶのです。パリやロンドン、ニューヨーク、京都、鎌倉あたりなら本領発揮でしょう。ようするに渋い写真なのです。

この写真はi phone5じゃありません。コンデジです・・当たり前??