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2009年10月7日水曜日

勉強の疲れは勉強で取る

毎日6時代には家を出る息子に、火曜日ぐらい休んだらというと、「フランス語やトルコ語は楽しくて、楽しくて、本郷の講義ばかりでは脳がリフレッシュされないから、これは脳の休養」なのだそうです。

「今日もフランス語会話中級、楽しかった」というのです。「勉強の疲れは勉強で取る」彼らしい物言いです。

そういえば大学1年の春に家族で京都にいったときも、蕎麦屋で同席したフランス人ご夫婦の手にしていた日本の古い狂言の台本のことを詳しく説明していました。この時は英語でした。

是非ともパリかイスタンブールにでも同行させて見たいと思います。

高橋源一郎氏 1Q84 

高橋源一郎氏(室井佑月さんの元ご主人)が面白いことを言っていました。1Q84を読み終えた方も多いと思うのでここで少し説明。

今回の政権交代では200Q年の2つの月が見えなかった古い人達が自民党を引っ張っていて、気づくともう一つの世界があって多数はそちらになっていたと。さらに政権交代劇は熟年離婚に似ていると、「何十年連れ添ってきて離婚などしないと高をくくっていた夫に、いきなり判子を押して出て行った妻であると」そう自民党が夫で、妻が国民というわけです。同時に自立した以上妻は自分で責任を持って行動しなければならないということです。



いや、難しい政治の説明より分かりやすく、的を射ていると思います。彼の著作「さよならギャングたち」しか読んでいませんが、あの本は好きです。「ヘンリー4世」そう猫の名前でした。

家族の関係

日本は欧米と違い戸籍という「家」を単位に社会を形成しています。戦前の民法典はさらにその傾向が強かったことは既知のとおりです。

しかし、社会が変わった今、1年間の結婚数75万件に対して25万件の離婚が生じている現在、この民法ではカバー仕切れないことが起こっています。急遽付け加えられた離婚後300日ルールの改正などそのほんの1例です。また、血縁主義を用いている日本に対して、出生地主義を用いている欧米とはかけ離れているのです。詳しくは中根千絵著「縦社会の人間関係」等ご参考下さい。

これは家族のかかわり方が変わったからだと思います。核家族化が進めば家族の関係は変わります。1つの屋根で暮らしていた家族は双方において第一義的家族の価値を共有しますが、出て行ってしまうと変化します。新たに婚姻関係を結んだ配偶者とそこに生じる子供との関係が第一義的家族に摩り替わっていくのです。この関係はかなり複雑ですが、セントラルドグマのようにある程度規則性があります。

変わり行く家族関係は日本の行く末も決定していきます。

個人的嗜好

食べ物の話ではありません。私の個人的に好きなブログです。有名人のブログは自己宣伝で上っ面だけで面白くないのですが、ここにあげるブログは個人の思考が垣間見えます。友人達のブログは入っていません。

     http://www.chomsky.info/ ノーム・チョムスキー氏 社会学者

     http://blog.tatsuru.com/  内田 樹氏   哲学者 経済学者

     http://blog.livedoor.jp/easter1916/  田島正樹氏 哲学者

http://www.1101.com/index.html   糸井重里氏

昨日のNHKでパテント・トロールの話題を取り上げていました。防衛する企業側も結局同じことをしている訳です。結局同じ穴のむじなな訳です。儲かればなんでもしていいのでしょうか?

剣先 黒 シルクニットタイ


探していたものが伊勢丹に1本だけありました。剣先の黒のシルクニットタイです。


ヘリンボーンのジャケットにはこのタイです。幅は6センチ丁度良い幅です。このタイはオールオケージョンタイとも呼ばれ場所を選びません。


シャツはバルバを探したのですがなくて、ルイジ・ボレッリのボタンダウンにしました。袖がバルバより5ミリ長いようです。

この冬のヘビーローテーションアイテムです。
下から夕餉の準備が出来たそうです。今日は、スコママレシピの松茸ごはんです。香りも食感もこのレシピだと数段上になります。生産国がカナダなのはご愛嬌です。中国産を買わなかったのは賢明な判断です。