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2009年10月31日土曜日

性格  いろいろ


犬の可愛さは言葉を発しないからでしょうか?
しかし性格は色々です。私やさくらやセプにはこんなに従順なラスタですが知らない人や犬には物凄い形相で吠えかかるようです。
しかししかしです。やはりなついてくれるこの子は可愛いです。
さくらのボールが欲しくても決して上位ではありません。さくらの顔を舐めながらご機嫌を伺っています。これ以上興奮させるとやはりいざこざの原因にもなります。ちょうど良いところで休憩しましょう。


ドッグランから自宅まで246で5分です。空いていると早いことこの上なし!

2009年10月30日金曜日

DARIOUSH Indian Summer




映画「サイドウェイズ」の項でも少し書きましたが、この「ダリオッシュ」というワインは凄いです。コングスガードのジャッジ以来の感動ものです。


このワイナリーのオーナーダリオッシュ氏はイランからアメリカに移住し、スーパーで一財をなし念願のワイナリーを開いたそうです。ナパにあるテイスティングルームでは美味しいワインを皆と楽しみたいとい目的でこのダリオッシュとともにシャトー・オー・ブリオンも供されるようです。
このカベルネ・ソーヴィニオンのほかにも上位グレードのシグネチャーモデルダリウスⅡ(写真上段)なるものも存在します。
とにかくこれはカルト級です。なくなる前に外商の人に頼んでおきましょう!!リーチ!!
それにしても小春日和です。小春日和をインディアンサマーということはご存知だと思いますが、何故インディアンなのか?それは厳しい冬に向けて冬支度をするインディアンのために、自然の神様がたばこをくゆらせた煙で暖くしているのだそうです。


白州次郎考 ロバート・オーエン

学生のときAORの好きだった友人とパット・メセニーのコンサートに中野サンプラザに行ったことを思い出しながら、コーンスープを飲みながら「Sanlolenzo」聞いています。

ところでNHKでもやったぐらいですから白州次郎氏のことはご存知だと思います。白州次郎を演じた伊勢谷友介さんや正子の中谷美紀さんの好演は言うまでもありません。

しかし、ここで問題なのは白州次郎氏が戦争に行かなかったことです。ある評論家に言わせればそんな男が良くのうのうと戦後で活躍できたと痛烈に批判してます。確かに一理あります。

ローバート・オーエンとい社会科学者がいます。空想社会主義者とも呼ばれています。彼のした行為はたぶんにブルジョワジー的であると、こんなことで資本主義の本質は変化しないとマルクスやレーニンに一刀両断されています。

しかしそうでしょうか?その動機がどうあれ、ほんの少ししか変わらないとしても、だから何もしないでいいという理論は成り立ちません。私には白州次郎氏とこのロバート・オーエンが重なります。

そんなことを考えた朝であります。

スカイラーク閉店 アマゾン


スカイラーク1号店は1970年7月に国立でオープンしました。そして昨日その幕を下ろしました。スーパーを経営していた横川兄弟が当時の西海岸をイメージして、明るく家族が一緒に食事が出来る店として開店させたお店でした。
評論家のコメントでは消費者のニーズの多様化が原因といっている人もいました。


同様に日本人の本離れが叫ばれています。私など活字中毒なので本なしの生活は考えられません。年間100万円分購入した年もあるぐらいです。
アマゾンで提供している電子書籍を「キンドル」といいます。キンドル=燃えるの意味です?これは私のスタイルに合っていません。行ったりきたりできないのです。私は気になるところに印をつけて読み返します。特に小説以外はほとんどこの読書法です。


昨日アマゾンで注文した上記の書籍がその日のうちに届きました。玉高の紀伊国屋さんには同様の著者の作品8冊のうち1冊しかありませんでした。これでは本離れではなく、本屋離れになってしまいます。


経済学で需要と供給のみで片付けるのと同様にマーケティングでこのニーズのみで論ずるのは大変危険でありますが、いささか新しいスタイルの本屋が出てきても良さそうなものです。利便性で劣るならもっと専門性を生かしたら如何でしょうか?要するに本好きが集まる店を作ればいいのです。それには売る側も本が好きでなくてはなりません。

半休さん 秋谷海岸




秋谷海岸です。雨上がりのせい砂が湿って雨の匂いがします。秋の海岸は夏と違って静かです。
妻がセプのリードしてくるの忘れました。トホホ・・・・・・・オオボケでした。
鴨の家族が河口で遊んでいます。妻はこんなに可愛い生き物を大晦日10枚も焼いてしまうのです。そして私達は喜んで食べるのです。人間とは残酷です。

2009年10月29日木曜日

SPANDAU BALLET


スパンダー・バレエの20年ぶりのニューアルバム「ONCE MORE」が10月18日にUKでリリースされました。高校の友人と再会するのも20年ぶりなので購入します。


インクスポットでの「TRUE」が想起されますが、ニューアルバム結構良いできになっていました。


新星堂で調べてもらったら日本発売は未定とのこと、ここはやはり世界のネットワークを持つamazonさんで注文です。以前、4か月掛かりましたがどこにもない、デレク・トラックス・バンドのCDも見つけ出してくれましたから。

シミュレーションとシミュラークル

ジャン・ボード・リヤールのこの言葉有名ですが、映画マトリックスの監督もいたくこのリヤールに傾注していたようです。映画の中でもこのハードカバー本が使われたらしいので今度DVDでチェックしましょう。

シミュレーションは実際にないものを仮構することで、シミュラークルは過去にあったものを模倣するコピーのことです。彼は大量消費社会において物は単に事物ではなく記号化されるともいっています。

しかし、日本はバルトがいっているように「記号の国」です。シミュラークルの代表選手はTDLです。私が行かないのはそれにかこつけてただ混んでいるのがいやなんですけどね。

バルトの日本論ももちろん「暗喩的」です。「シニフィアン シニィエ」です。

貪瞋癡の三毒(とんじんちのさんどく)

貪=どこまでも所有をもって我を満たしていくこと、瞋=我の所有を奪おうとするものものへの怒り、癡=その状態に気づかないことです。仏教でいうところの3毒です。

いつもこうならないように、「身の丈を知り、慎ましやかに生きることが良い」と思ってはいるのですが、あまりにこの事の追求もいけません。

全く欲のない人間というのは自己実現をしようとしません。かえって自己を矮小化する傾向にあります。するとそれまで存在していた自己と矮小化された自己との間に空白が生じ=不安、深層心理下の自己が統一できなくなるのです。これはいけません。

ようするに自己実現追求すぎるのも行けませんが全くしないのも良くありません。

勉強になります。

サイドウェイズ 映画


日本版のリメイク「サイドウェイズ」が10月31日より公開されます。写真はそのHPよりお借りしました。
小日向さんや、生瀬さん、鈴木京香さんなど大好きな俳優陣です。

ハリウッド版はアカデミー賞最有力脚本賞にノミネートされています。
あくまで「サイドウェイ」ではなく「サイドウェイズ」です。サイドウェイでは「歩道」になってしまいます。あくまで「人生の寄り道」なのですから。

この映画にはカリフォルニアのワイン生産地が舞台となっています。ワイン好きにはたまらない映画です。ハリウッド版では「フォクサン」「サンフォード」「タンタラ」なんかが出てきますが、リメイク版では「フロッグスリープ」「ニュートン」「ダリオッシュ」が出てくるようです
カリフォルニアもカルトが多くなりました。「ハーラン」「コングスガード」など店頭にも並ばないほどだそうです。私は個人的に「キスラー」が好きです。このキスラーに娘の名前を冠したものがあるのですが、今だ飲んだことがありません。
私の場合、寄り道は毎日なので特別なことはありません。しかし、何かを始めようとすると小さなアクシデントが起こるのです。インクを始めるときにもムンプスで2週間入院しましたし、いつも何かしら起こります。しかし、この微妙なシンコペーションが事物に影響しあうようです。

笑う犬




人間もそうですけど産まれたときからの性格ってありますよね。

セプは絶対こうやって寝なかったのですが、さくらは家に来たその日からご覧の通り「へそ天」です。


夜中に遊びたくて布団に入ってきたかと思うと、こうやってソファでひっくり返っています。


夢でも見ているのでしょうか?時折「笑って」います。

2009年10月28日水曜日

ジビエのフォン




北海道のマタギより蝦夷鹿が届きました。週末に向かってフォンを作ります。
素晴らしい骨が入っていました。これなら良い出しが出ます。
まず骨と野菜をオーブンで色づくまで調理します。


その後寸銅でじっくり煮だします。市販のフォンドボーを加え、フォンドジベリニィの出来上がりです。


灰汁をとり澄んだスープに仕上げます。


作っている間にローヌの赤が空になっていました。




サイドウェイという映画が始まります。この映画に出てくるワインのうち愛飲のニュートンとスタッグスリープ以外のワイン「ダリオツシュ」を試飲できました。


濃くてカルトです。これは買いでしょう。ソムリエの知識も素晴らしくもっと話していたいと思いました。これはよいよーです。


スウェードのバックスキン







玉高で待ち合わせです。茶はあるので黒のスウェードの靴を山陽山長で物色です。

今年からビプラムになり皮も「スーパーバックスキン」というスウエードです。あくまでスウエードです。

妻は25周年のバック゛をオーダーしました。7年前にパリの本店で「買ったら」といったのに買わなかったことを悔いていたようです。私も茜色のネックタイを注文しました。

ランチは地下のイートインです。ここ「星福」の限定20食はお勧めです。高菜チャーハンに薬膳スープとショーロンポウがついています。ショーロンポウは肉汁が溢れんばかりです。

八識

アーラヤ識とマナ識を前出したので「八識」について簡単に説明いたします。

八識とは眼識、耳識、鼻識、舌識、身識の身体で感じられる5識(5感)と意識、末那識阿頼耶識とからなります。意識は想起可能な意識領域の理解と解釈、末那識は意識不可能な深層心理下における自我の範囲に限定されたものであり、阿頼耶識はさらにその奥にある一切諸法の種子(シュウジ)であるとされています。

この阿頼耶識は「貯蔵する蔵の識」という意味が本来で、あの「ヒマラヤ」は「雪を貯蔵する蔵」という意味です。

唯心論との違いは、この阿頼朝那識が時空概念も超越した壮大な存在であるのに対して、唯心論は心の領域にとどまります。

本当の結婚記念日 


結婚25年の祝賀行事はは日曜日に前倒しでお寿司屋さんで執り行いましたが、本日がまっとうな結婚記念日です。


25年前芝にある「クレッセントハウス」で結婚した日であります。支配人は変わっていません。今度家族で訪れたいです。


結婚とは多少の勇気とヤケッパチが必要(妻のほうが そのコトバアタシだよと遠くから聞こえてきそうですが)です。


そもそもこの人がどんな性格でどんな環境で育ち、どんな風に将来なるのかなんてわかりっこありません。おしなべて今の人はそれを鋳型に嵌めようとする傾向が強いようです。


持論ですが、人間は意識下において種を存続させようとする能力を持っています。自分の欠けているところを補い、自らの仮構を正当化してくれるような潜在的能力を持った人を探しているのです。


ということで今仮構が成立しているのです。


お昼に高島屋でデートです。(仮構の我が身の目的は黒のスェードの靴を購入するためですけど)

一水四見

大井玄氏の著作にも登場しますが仏教用語のこの「一水四見」とは水は人間にとって飲むもの、魚には棲家、天人には宝石の床、地獄の餓鬼にとっては燃える血膿という意味です。

つまり自らが認識する水こそが真実なのだと信じるわけです。

一方、南太平洋のある地域には「怒り」の感情が存在しないともいいます。感情表現はそれぞれの文化において受容され継承されてきたスクリプトを演じるのであって文化を超えた普遍性は存在しないとも書かれています。エクスキュルの言葉「ただ主観的事実のみ存在し、そして環境世界のみが主観的事実である」と。

我々は情報伝達としての言葉を多用しすぎているのではと思いました。そこには自らが作り上げた仮構を正当化するべく無意識の作用が存在します。ゲラダヒヒのように情動による言葉ではないのです。

もう直らない病気を宣告されたとき「ポッカリ心に穴があいた」気持ちは、自分以外の近しい配偶者や子供のときとはまた違う感覚です。それこそ仮構の自己に対する基礎がポッカリなくなったのです。

仏教の「唯識」にあるアーラヤ識マナ識もこれに従います。

深いイイ話です。

ドッグラン 帯に短し襷に長し


台風で運動不足のさくらは家の中で元気一杯です。ということでドッグランにきました。


貸切状態だったのでさくらとセプは十分に運動しました。


それにしてもここのスタッフのピットブル「ラスタ」は小さい頃遊んだことを忘れないで、私たちが通るだけで分かるようです。顔を見ようものなら、子犬のように膝にのって顔中ぺろぺろです。いやはや可愛いです。


家に帰ってから、我が家ではちょくちょく「ウィンドシァ」が起こるので、ゴミ箱に救命ロープを取り付けるべく、コンクリートにアンカーをうったら1ミリ合いません。まさに「帯に短し襷に長し」です。丁度良いアンカーとオスとドリルの歯が必要です。エッサンにいきましょう。

2009年10月27日火曜日

鮭の話




「鮭児」の握りを食べたとき大将がこれは種類が違うんだと言っていたのが気にかかり調べてみました。


もともと日本人の大切な蛋白源として魚は親しまれてきた訳ですが、殊にこの鮭は古くから食されています。この鮭図は近代絵画のさきがけである高橋由一氏の作品で、一度は目にしたこともあろうかと思います。

鮭の種類は
☆シロザケ
☆カラフトマス
☆さくらマス
☆べにさけ
☆ヒメマス
☆ギンザケ
☆マスノスケ
☆ニジマス
☆タイセイヨウサケ
以上になります。


輸入されるキングサーモンはこのマスノスケですが一部ではアトランティックサーモンもキングサーモンと呼ぶらしいです。

では鮭児はどれなのでしょうか?実はシロザケなのです。トキシラズも同じくシロザケで春から初夏に取れるものです。秋口になるとこれをメジカと呼びます。そして河口沿岸の定置網で取れる秋ざけ、秋あじ、ギンケなどと呼ばれます。鮭児はこのシロザケの中で性腺が未発達のいうならば突然変異種の鮭のことです。見分け方はこの性腺の数によります。というわけで結論が出ました。


写真はマルハニチロさんの運営するサーモンミュージアムよりお借りしました。そちらも是非覗いてみてください。






ながめ遊園地

何十年もボヤーとしていた記憶が一気に甦るそんなことありませんか?

おそらく入学前に父に連れられて見た菊人形とその横にあったお化け屋敷がどこだったのかぼんやりした記憶の淀みにありました。

それがつい最近テレビでこのながめ遊園が復活したということを知り記憶が甦りました。最終公演は梅澤登美夫さんだったようです。

父は足尾に陶芸用の登り窯を持っていましたが、住まいに近いところにということで大間々の近くに土地を購入したことを覚えています。確かにながめ遊園は近くです。

そうここだったんですね。オーバーの毛糸と菊の匂いが思い出されます。

台風一過 

雲ひとつない今朝の空です。台風20号がすぎてまさに「台風一過」です。

昨晩もよく眠れました。少し前までの体調不良はなんだったのかと疑うばかりです。

人間の肉体と精神というものは持ちつ持たれつ互いに干渉しあっています。何分、自律神経はこうしたいとか、こう動かしたいという能動的行動が生み出せません。不眠、寝汗、夢ならまだしも手足の筋肉の硬直、めまいなどが起こるのですからやっかいです。

しかし、そこには精神を介在した色々なことが干渉しあっているわけですから、その一つ一つを分析し、剥がしていけば良いということになります。ある意味の認知行動療法です。それと驚くほどマッサージが効果ありました。筋肉をほぐしながら、ツボを押すのです。これは効き目あります。

このところの私はアースする力が弱かったのかもしれません。これをしないと身体は持ちませんから・・・・・

脊椎管狭窄症と診断された叔父が結局手術はしないで良いということになりました。叔父は昭和15年生まれの69歳です。一般に脊柱管狭窄症と診断されて15年程度で悪化すると言われています。これは患者の年齢や環境も合わせた先生の賢明な判断だと思われます。

生まれたときから人間どんどん古くなっていくのです。50歳も過ぎれば尚更です。そんなこんなで多少の故障や不具合とうまくつきあいしか方法はないでしよう。

寿がきや オリエンタリズム


三和楼で買ってきた折角のショウロンポウをレンジで加熱しすぎて干物になってしまったため食べられません。急遽朝食は「寿がきやのとろろうどん」です。これは生めんですが真空パックなのでまわりをよく洗い落とす必要がありますが、昆布だしが効いて美味しいです。
23年前赴任していた岐阜の駅前のSCには色々なテナントが入っていました。特にB1にはこの寿がきやさんやカレーのお店が入っていて地元の若者には人気でした。


あの当時は、東京の文化が一番だとどこへ行っても押し付けていました。そう「オリエンタリズム」そのものです。今なら違うものが見えているのですが、あの当時は見えませんでした。まさに若気のいたりです。

秋の恵み きのこ


例年この時期にお世話になる宮城県の大崎市の「ちいくろ」さんよりきのこが届きました。


今年は「ひらたけ」「くりたけ」「ぬめりすぎたけ」「はたけしめじ」「なめこ」です。
以前ならここにいかなければ食べられなかったものをインターネットで取り寄せることができます。
地元の人に感謝です。


少量ですが会社のスタッフに分けて皆で秋の恵みです。


まず塩水に唐辛子を入れて虫だしです。
夕餉はこのきのこを使った「きのこ汁」と「なめこおろし」です。こうした季節の食べ物が効いたのか風邪も良くなっています。睡眠も十分に取れるようになり、寝汗もありません。この前までの体調不良はなんだったのかと思えます。不思議なものです。

2009年10月26日月曜日

お気に入り コールハーンのルームシューズ

この季節になると足元が寒いんです! 予算がなくてコンクリートの上に直に塗装しているものてすから、この歳になるとキツイものがあります。

そんなときこのコールハーンのルームシューズです。3.4年前にアラモアナで買った(なんでハワイに売っていたのか?)ものですがお気に入りです。

底もきちんとついていますし、軽くて暖かです。お気に入りの一足であります。

In her shoes 贈与論


今週末BSでキャメロンディアスとトニー・コレットそしてシャリーマクレーンの演じる「イン ハー シューズ」を放映します。

番宣で山本監督が言っていた、目の見えない大学教授が施設のヘルパーてあるキャメロンに本を読んで欲しいと頼むシーンが印象的です。勉強をしてこなかった自由奔放なキャメロンはなんと読めないのです。しかし、そのたどたどしい語りを聞いた老人がキャメロンに向って「+A」というのです。
ここは涙もんです。
教育の本質とは見返りを求めずまず贈与することから始まります。そのことがスマートに感動的に描写されています。そして勉強の出来なかったキャメロンは一度だってこんなこと言ってもらえたことはなかったでしょうから、少しずつ学ぶことに興味をもっていくのです。

当年75歳のシャリー・マクレーン(奥様は魔女に出ていた人)も孫のキャメロンが現金をタンスから探しているときに、チラリとみせた演技は貫禄ものです。

そんなこんなで「イン ハー シューズ」お気に入りの映画です。ちなみにインハーシューズとは「彼女の立場」でというような意味があります。キャメロンはやっぱり良いですよ!!
中学のとき私をかばって他の先生の矢面にたってくれた体育S先生、高校のときに浪人できない経済
状況を見かねて田舎に留まろうとしていたところ背中をポンと押してくれた化学のA先生、みんなこの老
人のように私に大切なもの与えてくれた人たちです。

CP スノー 2つの文化

仕事で知り合った優秀な若いポスドクが言っていました。「今の給料じゃとても結婚して、子供を持とうなんて思えません」「夢はあったんですが、どんどんしぼんでいきます」

昨日偶然テレビでiPS細胞で有名な山中教授の特番をやっていました。

日本の基礎科学研究者の環境と彼が教授を勤めているUCLAサンフランシスコグラッドストーン研究所の環境があれほど違うのかとはっきりと驚かされました。そして彼が文部科学大臣に陳情する姿も写っていました。

これじゃ中々日本に基礎科学の研究をしたいという有能な人材は育ちません。頭脳流出するのは当たり前です。

CPスノーハンティントンがいうように「文化には2つの文化がある」と、まさに科学のことなど全く興味のない政治家をトップとする官僚社会と研究に没頭し人付き合いの苦手な科学者たちとの溝は増すばかりです。何とかしなければなりません。イノベーションの原動力は効率でも経済でもありません。こうしたいという強い欲求なのです。

逸喜優 25th 


我が家のとある会話



毎年結婚記念日は何もしてないけど今年は25周年だから何か食べに行こうか?

息子

「日曜なら空いているけど」


「じゃ折角だから日曜にしよう」


「娘は?」


「ちょっと無理かも」


「この前の韓国料理にする?参鶏湯もいいし」

妻・息子

「無言」


「お寿司にするから行くっていっているけど」


「いつお寿司に決めたの?」「まあいいかじゃそうしよう」



ということで25年目の結婚記念日は自宅からほど近い「逸喜優」さんです。

写真は他のお客様のご迷惑になるので遠慮しましたが、つまみからお願いして、松茸の土瓶蒸しも戴きました。まずは高級魚になってしまったのどぐろの炙りではじまり、真冬のぶり以上の美味しいブリの握り、さらに中々お目にかかれないケイジの握りも戴けました。おおトロより旨いかもしれません。アナゴもふっくらして塩とつめの両方で楽しめます。もう満腹です。


妻が隣のご家族が限定30セットのおせちを頼んでいるところを羨ましそうに見ているので「じゃあうちも頼んだらと」というと嬉々としてお願いしていました。毎年年末は大掃除とこの御節作りで頑張っているので今年は手を抜いても良いよと息子が横で申しております。ただし、10枚以上焼く鴨と黒豆とお刺身は必要とのことです。熱燗も効いて風邪気味の体も温かくなりました。31日に息子と墓参りを済ませてから私が取りに行くことになっています。思えば人生の半分を妻と一緒に過ごしたことになります。夫婦は空気のような存在が良いといいます。(どうでもいいってことじゃないですよ!)いるかどうか分からないけどないと生きてゆけないそんな存在のことです。まだそれには序の口です。


2009年10月25日日曜日

Jazzy Night

NYの友人より教え子の2人の女性を紹介され昨晩はバーボンを片手にJazzy Nightです。
ひとりはRoberta Gambariniそしてもう一人は30歳の新人Hilary Koleです。透き通るような歌声です。
そして2人とも飛び切り美人です。


いささか飲みすぎました。2人も寝込んでしまいました。その迎えにCheryl Bentyneが来ました・・・・・・・・ムニャ・ムニャ・・・・・・


ロバータのアルバムは「Lush Life」です。もちろんピアノとデュオはベテラン、ハンク・ジョーンズです。
このLush の意味は「酔っ払い」といったスラングだそうです。そう失恋の自棄酒といっところでしょうか。
もう一人のヒラリー・コールは12歳の史上最年少でライブデビューした人の30歳での初アルバムです。
シェリル・ベンティーンはあのマンハッタントランスフォーのVoの人です。

才能豊かでも万事順調という訳にはいかないものです。若い人には分からないかもしれませんが、恋愛もその時は自分と似た人を選んでいると思っていても、結局、長い年月で統括してみると、自分と反対の人を選んでいるなんてことがあります。この逆もまた真なりですけどね  

<閑話休題>
朝方に突然素晴らしいアイデアが閃きました。小さな会社というのは売上も大切ですが、如何にストックを増やしていけるかが肝要となります。国民の義務として一杯税金も払いたいのですが、節税できるものは節税したいものです。あくまで節税ですよ。早々に会社にいってこアイデアを書きとめておくことにします。

2009年10月24日土曜日

風邪気味の土曜日







肌寒い土曜日です。自転車も乗る気がしません。仕方なく、買い忘れていたこの時期のウールのパンツとアウターを買いにバーニーズNY横浜です。
早く着いてしまったので新しくなったマリンタワーの展望台に行こうかと思ったのですが、景色がスモーキーなので諦めました。
2つボタンで綺麗なシルエットのブルー系とグレー系のロロピアーナのスーツとグレーのパンツ2本とヴェストが取り外せるベルスタッフ風のハーフコートもチョイスです。
お昼は中華街で「上海蟹」でも食べたいとブラブラ歩いて入った「三和楼」というお店が大正解でした。このお店そういえば以前「上海蟹」の名物店として出ていました。
上海蟹のオス、メス1杯ずつ、排骨麺、上海やきそば、酔鶏とビールです。

上海蟹は確かに今まで食べたどこよりも一番美味しいかもしれません。蒸し加減が抜群です。何せオリジナルのフォークまで作ってしまう店主の凝り様です。この時期のオスはねっとりしていて、白子が抜群です。
店主は「オスが好きとか、メスが好きとか、季節によってどっちという人もいるけれど、私はオスが好き」
と一言。納得です。
排骨麺はこれも絶品です。排骨はこれでなければなりません。骨が入っているのです。香りが素晴しい。そして上湯の味が格別です。まさに渋谷チャーリーの原点の味です。
常連さんらしき人が、隣に座るや否やこの排骨麺を注文していました。やはり名物のようです。
それにしても寒いです。七分の短パンとパーカーのせいか寒すぎます。なんで短パン?自分でも分かりません!






2009年10月23日金曜日

教育=贈与

またまた内田樹先生のブログにて感銘しました。

20代の頃、人事部で新卒の採用をしていた時「大学で何を学んだのですか」との一般的な問いに、いとも簡単に「××を学びました」とすっぱり答える人を見て、「ナンカツマンネエ」と感じていたその答えの一助が見つかりました。

等価交換であってはならないのです、見返りを求めてもいけないのです。臨終の際に私は幸せだったと言えることが教育の本質やも知れません。

私は幸いなことに学校を通じて、そして社会に出て出会った多くの人との交わりとその経験と知識により、今は幸福であると思っています。だからこそ何か贈与しなければなりません。そして、また贈与されるのです。

内田樹先生のブログ
http://blog.tatsuru.com/

良書 大井玄 「痴呆老人は何を見ているのか」

今、朝食を終えラヴェルの「亡き王女のためのパヴェーヌ」を聞きながら日本茶を飲んでいます。

南田洋子さんが亡くなられました。好きな女優だっただけに惜しまれます。ご冥福をお祈りいたします。
とひろでその南田さんの過去の映像を見ていて、その「目」に興味が起こりました。

痴呆の状態であるときのその「目」は、末期癌で自宅療養していた祖母がモルヒネのため意識障害が起きていたその時の「目」とさらに精神分裂患者のその「目」と同じだと思いました。

大井玄氏の「痴呆老人は何を見ているのか」にその答えはありました。この本は良書です。現代の医学が踏み込まない社会性の領域まで踏み込み病理としての「痴呆」よりその背景の社会に鋭い視線を送っています。

そうかもしれません。人は死ぬときに必ず社会性は失われるのです。普通と普通でないかの違いはこの社会性を持っているかないかです。まさに「痴呆」とはこの社会性を失うことなのだと。さらにうつも自らこの社会性を断ち切りたい心の叫びでもあると論じています。

アボリジニの画家、エミール・ウングワレーの作品を見たとき、「死とは混沌である」と思ったのですが、
混沌にもその生成過程でいくつもの種類があるのだなと痛感した次第です。

週末には頼んでいたCDが届く予定です。楽しみです。

2009年10月22日木曜日

蝦夷鹿解禁!!


蝦夷鹿の解禁が間近のようです。Mちゃんパパは鹿撃ちに行くそうです。


以前もお肉をお裾分け頂き料理いたしました。


鹿の料理で悩むのが、オーブンで焼いてソテーにするか、煮込むかです。


煮込む場合にもヒト手間掛けます。写真は以前作った赤ワイン煮です。

フラッシュがたけず暗くなってしまいましたが中々のお味でした(自画自賛)ポイントはジェネパーベリー(ねずの実)と新鮮なベリー類、ローヌの強い赤ワインです。今年も頂いたら挑戦します。
エッ!Mちゃんパパ風邪ひいていけない!
大丈夫です。こんなときのために上川郡新得町に住むワイン好きのマタギの友達にお願いしておきます。


ううれしい 発見!!

渋谷の「チャーリーハウス」の閉店でがっかりしていた私でありますが、嬉しい発見が2つあります。

1つは渋谷の頃よく通っていた「魚河岸福ちゃん」が2008年12月に渋谷マークシテイ付近の再開発で閉店していたのが復活です。嬉しい知らせです。お魚を食べたいときには絶対にお勧めです。でも確か制限時間1時間だったような記憶があります。

そしてもうひとつ8年ご無沙汰していた三軒茶屋の「天里」が現在も営業しているようです。丁度昨日、リッツで話していたお店です。春には「ぎんぽう」も食べられます。ここは人に教えたくないお店の一つです。是非少人数でお出掛け下さい。

アンチエイジングに・・・・・・・小さくもの申す

私の通っている眼科の先生もこの「抗加齢学会」に入っているので大きな声では言えませんが、アンチエイジングってどうなんでしょうね。

人工的に刺青を入れて二重にするアイプチとかいうやつや、接着剤でまつげを増量するエクステとかいうのが流行っているらしいのですがどうなんでしょうね。

本人が満足ならそれでいいのですが、若い子ならまだしも結構年を行ってからするのってどうですかね。

細胞というのは、その構造の中で何十回分裂したら、はいそれでおしまいといコードが入っている訳です。もちろん多少遅らせることはできるでしょうが限界があります。すべての細胞は自己死に向うのです。唯一そうならないのが癌細胞です。

そういう人に限って「あの人の頭はヅラだからすぐ分かる」なんていいます。でもそれも同じですよ。

細胞全体がその歳にあった状態なのに、睫だけふさふさなんですから。

本人がいいならいいんですけど、でもトラブルも急増しているらしいです。

皺一つなく引っ張っている人の納棺の姿見たくないでしょ?

あくまで小さく小さく物申すでアリマス・・・・・・・・

The Beetles 1Q84




今ビートルズのオブラディ・オブラダを聴いています。シンフォニーを入れるか入れないかでポールとレノンの仲たがい決定的になった「ロング・アンド・ワインディングロード」など今でも涙物です。


今の若い人もビートルズを聞いているとマスコミなどで聞くと「やっぱりオレのセンス間違ってなかったんだな」などと露とも思ってはいけません。
今の若い人は今の時代で聞いているのです。
よくテレビで「再放送は見ていました」とふられたアナウンサーが答える場合があります。これは違うのです。初回の放送と再放送ではその時代が変わっているのです。


これは村上春樹氏の1Q84でもその原作といわれているオーウェルズの1984でも使われたパラレルワールドなのです。時間の変化は可逆的です。もう一度、1984年を体感したくても所詮20世紀少年よろしくバーチュアルワールドです。


今は今のビードル、昔は昔のビートルズということです。

地方の再生

事務所でいつもの時間の朝食を終え、日経新聞を読みながら数年前にみた「ヨーゼフ・ボイス」の展覧会が水戸芸術館で開催されていることを知りながら。いきたいとはいえ「少し遠いな」と思いながら、デキャフェのコーヒーを入れてゆっくりしているところです。

都市と地方の格差が問題だと民主党はいっていますが「格差論」そのものに懐疑的な私としては滑稽であります。

少年期を北関東の街で生活していた身としても確かに中心部にシャッター通りが増えたことは事実です。私の育った街は写真家の武田花さんにも「眠たい街」として紹介されています。

しかし、都市と地方という2項対立的な考えではこの問題は解決しません。

東ドイツで500円のものが、西ドイツに行けば3000円になり、有名人がサインすれば10万円になるのが経済だと前述のヨーゼフも言っています。つまり本質は同じなのに価値が変わってくるといことです。

問題は対立項としてではなく、内包されたところにあることです。

地方は都市と同じようなことを考えてはいけません。

以前、某大学都市デザイン研究室にオブザーバーとして参加させて頂いた折「格差をなくすためにはどうしたら良いのでしょう」と問われたことがあります。

私は「格差は自由主義経済である以上存在します。格差を論じても埒があきません。個々の人間が経済的価値とは別の価値を見出す社会を創造することこそ必要なのではないでしょうか。」

「さらに行政がその価値創造とは反対に郊外のインフラを整備するのを止めて、私たちの予算はこれたけしかありません。そのためには、今ある現状を良くする為に使うと明言するべきだと思います」

と答えた記憶が甦りました。青森市で代表される「コンパクトシティ構想」そのものです。

100円しかなかったら100円で生活する知恵を考えるべきです。となりの水は甘いぞなのですから。

絵こころの必要なわけ!!




息子がこのところ毎日12時近くまで大学で勉強しているので、「何で?」と問いかけたらこんな本が返ってきました。


「標準組織学総論」という授業のためのようです。この講義の最初に「絵が下手な人は良い成績は無理だと思ってください」と言われたそうです。


息子が絵を描いている姿は小さい頃よりとんとお見かけしていませんでしたから、そのレベルは自分でも承知の輔なのです。


しかし、理Ⅱから転部してきた永遠のライバル(こっちがそう思っているだけ?)K君がいるので彼としては無理だからあきらめるなんて出来ないのでしょう。結果はどうあれ、やれるだけやるのも必要です。

Secretary Day


いつも良くやってくれる会社のスタッフを連れてSパパを真似てSecretary Day のランチです。


このところT氏もT女史もよく物事を洞察しています。自分だったらどうなんだろう、相手だったらどうなんだろうと、複眼を持って仕事に対峙してくれています。これこそスタッフワーキングの大切な部分です。
今日はキチンとホテルに近い駐車場に停められました。
ということで場所もSパパにご馳走していただいたリッツカールトン東京の「ひのきざか」です。


当日まで自分の体調を心配していたのですが、ここの天麩羅は他と違ってベニバナの一番絞りの油を使うのでしつこくありません。3人とも見事完食です。
彼らがいなかったら到底、シルバーウィークも休めませんでした。ということでThank Youの食事会でした。

2009年10月21日水曜日

映画 バンディダス


久々に面白い映画観ました。2006年制作なのに知りませんでした。日本未公開だから知る由もなしかな?
実に面白いラブコメディのB級映画です。AやCでなくこのBが面白いんです。


内容は女2人の復讐劇のガールズウェスタンといったところですが、ウェスタンにウルサイ私がいうのだから間違いありません。(なにせ小学2年生の夏休みに映画に連れていってと父に頼んだらC・イーストウッドの「夕陽のガンマン」に連れて行かれたこの身です)
ペネロペ・クルスは旧知の女優ですが、もう一人のサルマ・ハエックは66年生まれのレバノン人とメキシコ人の母を持つ女優で、あるフリーダ・カーロを描いた「フリーダ」の主役でもこなしペネロペとは親友の間柄だそうです。私にはこっちの方が彼女が魅力的に見えました。彼女は現在43歳ですからこのとき40歳ということです。40歳にはとても見えません!!!女優は怖いものです。
少し元気を出したい時に是非ご覧ください。笑えます!!


2009年10月20日火曜日

頑張っている人

政治の話と宗教の話は家訓でご法度なのですが(ウソです)、国土交通大臣の前原誠司氏は頑張っていると思います。

年間数回海外に出掛ける身としても成田は遠すぎます。さらに、国内線と国際線の住み分けは両者にメリットがありません。羽田のハブ化大いに結構です。

日本の政治家は国家の方針(国家にとっての大義名分)よりも地方の実情を訴えます。これでは国家は尻すぼみになってしまいます。石橋湛山を見習って欲しいものです。

1都5県の知事がダム工事の実行を求めていますが、地元の人たちのこれまでの苦労や補償は別ですが、国民の大半はやらないほうが良いと思っていると思います。さらに付け加えれば高速道路の無料化は時代に逆行しています。高速道路を無料にしても経済が上向かない以上、家庭の収入は増えません。事実、シルバーウィーク翌週の土曜日曜日など高速はガラガラでした。

彼は京大の出身なのですが、東大での講演会ではいいことを言っていました。あの信念で貫き通して欲しいものです。それに引き換え厚生大臣の長妻氏はどうしたのでしょう?まあ、トリックスターの亀井さんよりはましでしょうが、元気がありません。国民は入れ替えを望んだ訳ですから、そのあたり頑張って欲しいものです。

白い貴婦人 絶好調


カイエンかX5か911かと迷っていたのに衝動買いしてしまった白い貴婦人です。


高速が速い訳でも、燃費が良い訳でもありませんが、あのドアを閉める音、エンジンのうなり声、その形ともまさに「車」な訳です。大きなトラブルもなく絶好調です。


レクサスのハイブリッドを試乗したときに「アレ コレチガ ナンカ チガウ」と感じたのでした。


おそらく10年先には電気自動車が全盛期となり、燃費の悪い私の車など非国民として石を投げられるでしょうが、それまではなんとか付き合っていきたいと思っています。

COLNAGO 移転

事務所の近くはNUKAYAさんのお店が数件集まっており、東京でもこの中目黒は自転車天国なのですが、BALSに入っていたコルナゴが近くの路面店に移転してきます。ここも経営はNUKAYAさんのようですが、レースをやっている店長が好人物です。(同じように鎖骨を痛めたもの同士?相憐れむ?)

BALSもその母体であるフラン・フランの立ち上げのときより同級生でもあり、同期でもあったU氏の尽力であそこまで大きくなったのに、今は役員にさえ名前を連ねていません。月日の流れには逆らえないということかもしれませんが、個人的には贔屓はしないことにしています。

コルナゴの店長の話ではSMAPのI氏がフェラーリと共同開発したコルナゴの100周年モデルを買ったそうです。乗っているかどうかは不明とのことでした。

11月1日より移転場所で再オープンとのことです。

ダイナマイト作り


今日の朝焼けは綺麗です。数日前にも撮りましたが、一度たりと同じ朝焼けはありません。
昨日は体に合わなかった薬も服用せず発疹も消えました。よく眠れます。やはり睡眠はとても大切なようです。
「ダイナマイト」といっても私はテロリストでも過激派でもありませんので、オアフ島にある「イマナス亭」の名物料理の「ダイナマイト」の再現です。


写真は撮りそこねましたが、簡単に言えば新鮮な貝類を使ったマヨネーズ味のグラタンといったところです。本物はもっとマヨネーズが多くパチパチしていましたが、カロリーを押さえ味噌と貝のスープで味を調えました。最後に葱を散らして出来上がりです。


今日の朝食はうってかわってあっさりです。ハラミのお握り1個と蜆のお味噌汁です。メールの返信をして、ニュースを読み、しばしゆっくりの時間です。



2009年10月19日月曜日

配偶者の条件 友人の条件

私の好きなプログに内田樹先生のブログがあるとお話しましたが、その中での面白い話を一つ。

友人を選ぶときの条件は「友を選ばば書を読みて、六分の侠気、四分の熱」つまり知性、気づかい、向上心というようなものが友人を選ぶときの条件であるよということであるとあります。そう完全なる客観的要素です。

では配偶者を選ぶ条件とはなんであろうかと、与謝野鉄幹のこの「人を恋ふる歌」は広く人口に膾炙した「妻をめとらば才たけて、みめうるわしく、情けある」で始まる(男性配偶者の条件については言及していないが、同列に論じてよい)。はたしてこれは「条件」と言えるか。とあります。

これは才能、美貌、情愛全て主観的価値であるというのです。それなのに今の人は配偶者の条件にこの客観性を求めているのではと危惧もしているのです。

そう結婚はそもそも、「蓼食う虫も好きずき」でよいのだと。納得です。

しかし、私には友を選ぶ基準も完全なる客観性だけではない選択要因があるような気がします。

例えば私の場合には旧友以上、戦友未満という基準が存在しています。基準だからやはり客観的なのかもしれませんが、広く人口に膾炙しているわけではありません。

320i


黒い貴公子こと525iが事故修理のため工場です。かわりにレンタカーの320iです。
つくづく違うもんだなーと思ってしまいます。フワフワのサスペンション、スムースさに欠けるエンジン、しっとりとしないハンドリング・・・・・・・・3シリーズに乗っている人には申し訳ありませんが、全然違う乗り味です。こっちが良いという人もいるでしょうが、私には例え6万キロを過ぎて細かい傷も増えたとしても525iに愛着があります。


早く帰って来ないかな?切望しきりです。

未来アル 赤ちゃん




甥夫婦の第一子が誕生しました。聖路加病院に入院しているので午前中お見舞いです。母子ともに元気でした。赤ちゃんは「莉子」ちゃんと名付けられていました。




小さな手をしっかり握って、ぐっすり眠っています。この子にはあと20年たったらどんな風に世の中が変わっているのかと思うと不思議です。




12月にNYに行くそうです。それまでパパはさぞ寂しいものです。小さな明るい未来に今日と同じような美しい朝焼けが訪れることを強く思います。

2009年10月16日金曜日

個を持った人

私の好きな人は男性でも女性でも個を持った人です。年齢には関係なく、個を持った人が好きです。好きというより尊敬します。

今の若い人はなどと夢にも思いません。年配でもダメなひとは駄目です。あのアインシュタインでさえ老境に入ると若い人の意見は聞けなかったようです。

日々好日です。

シチリア料理

ベルガモで育った私としてはシチリアは第二の故郷です。

シチリアワインと合わせるのはズバリ(マル子のおじいちゃん風)イワシの香草重ね焼きです。これが旨いんです。

レシピは次のとおりです

用意するもの

☆イワシ8匹
☆生パン粉
☆卵黄
☆EXVオリーブオイル
☆パルミジャーノレッジーナ
☆塩、胡椒
☆イタリアンパセリ
☆バルサミコ酢
☆松の実
☆にんにく 2かけ

1 イワシを手開きして、包丁で切れ目をいれ、軽く塩胡椒する
2 生パン粉、卵黄、イタリアンパセリ(半分)、パルミジャーノ、オリーブオイル、バルサミコを合わせる
3 イワシの間に2の材料を挟み、イワシを押し付け成形する
4 フライパンにオリーブオイルを入れ、つぶしたにんにくで香りづけする
5 にんにくを取り出しイワシを焼き、両面に焦げ目をつける
6 盛り付けるときイタリアンパセリをたっぷりとかけ松の実をかける
7 オリーブオイルを軽くふる

合わせるワインはシチリアです。

オリエンタリズム


エドワード・W・サイードが西洋が東洋に後進性、官能性、受動性、神秘性を押し付けた西欧の自己中心的な考え方を「オリエンタリズム」と称したことは広く知られていることですが、昨日久々に「ウォーラーステインの著書 世界経済システム」を読み返して、???と感じたのであります。
結局、システムや構造とした社会現象を捉えるということは、知の矮小化なのではと?ようするに「和菓子の箱を用意して、この中に好きな和菓子を作りなさい」ということと同じような気がするのです。
そんなこんなで、ぼやぼやしていたら今週末からオペラシテイでベルナール・パントン展が開催されます。N氏の常設展示も終盤を迎えたので、ロンドンより帰国したCちゃん(ちゃんは失礼)をN氏をご紹介したいと思っています。
今見てもパントンのポスターは良いです。女性の写し方もこれ以上ないように魅力度をアップさせます。

パントン展は必見です。


免許の更新




運転免許の更新は今まで一回も警察署で更新した記憶がありません。

そう・・・・・・つまりです。しかし、1回だけ本当は警察署で更新のはずがチト残念ではあります。
免許の更新が誕生月の前後1か月になったので助かります。
9’2と9’8は持っているので、ブルーの9’4が欲しくなりました。今乗っているジョエルチューダーの9’2はスムーズです。面ツルなら楽にアップ ダウンできます。今度はインディゴのように濃いブルーか薄いブルーまたはイエローと思っています。ドナルドタカヤマもいいのですがノーズが少し広すぎます。ノーズライドには好成績ですが、やや動きが鈍いかもしれません。

ロアジーナ


午前中、我が社のスタッフT氏と奥様と一緒にテーブルのオーダーに南青山まで来ました。


我が家のテーブルも15年前にここで作りました。100kgの息子が英語の弁論大会の真似事をこのテーブルの真ん中に立って行ったり、決してデザイン性が高いわけでも高級でもありませんが、質実剛健です。地震のときはこの下に隠れます。

ということで、大方のオーダーを済ませ。近くに「ロアジーナ」というオーガニックにこだわったレストランがあるのでそこでランチです。このお店は塩川原温泉にある「渓山荘」という宿が経営母体らしくラブラドールを買っているカメラマンのO氏より素敵な宿と聞いていました。


2009年10月15日木曜日

ナルホド アイデアル

昔、植木等さんがナンデアル、アイデアルという宣伝をしていたのを知っている方はシジイです。

そんなことはどうでもいいのですが、人間の脳について考えていました。

私のように自律神経もストレスや感情によって支配を受けるのだとすると、心の持ちようによってこの自律神経さえもある程度コントロールできるということになります。

視床下部といところがこの情操を司っているようですが、ここだってリモートコントロール出来るということになります。何だ出来るんだとい気持ちがスット心を軽くします。ナンデアル、アイデアル!!!

early winter DIVA


初冬の女性ボーカルCDです。どれも甲乙つけがたくヨイヨイのめっけもんです。


中でもキハラ龍太郎さんのCDはBei Xuさんも参加しているようで、心に染入ります。
この方、元オリジナルラブの人です。


季節は秋から初冬に向っています。

2009年10月14日水曜日

おめでとう

妻方の甥夫婦に第一子が誕生しました。3080グラムの元気な女の子のようです。ちなみに甥、姪は孫と同じ3親等です。

本人はNYに単身で赴任していましたがこの出産で戻っているようです。奥様と赤ちゃんは12月に渡航予定だそうです。寒いNYですが部屋の中は暖房が効いて東京より暖かいとも聞きます。

これから十数年の子育て、大変ですがやりがいがあります。新しい一家の旅たちに幸多かれ!!!

日曜日に大學の1年先輩とわたし達代の同期会があるので、その前にでも会いに行きたいものです。

夕日のような朝日




今日の朝日はオレンジ色に真ん丸く、夕日のような太陽でした。今は雲間に隠れてしまいました。

太陽もときどきこういう間違いを犯すようです。


間違いつながりでもう一つ、昨日購入した三浦展氏の「マックスウェーバーの職業としての学問 現代訳」はかなり好きな部類に入る姜尚中氏が帯評で賛辞していたので購入したのですがこれは駄作でした。
彼の本は前にも書いたように玉石混さいなのですが、訳にはセンスが必要です。言葉の意味は変化します。例えば精神医学では多くの人前に出ることへの病的恐怖症を広場恐怖症といいます。これはギリシャ語の「アゴラ」をそののまま訳したわけで、これでは体をなしません。
寄り道のおかげて、心配してきてくれたSご夫妻にも会えず、益々憎たらしくなってきました。というわけで、帯評にはだまされないようにみなさん致しましょう。




2009年10月13日火曜日

突然の訪問


「黒のBMの運転されている方おりませんか?」と突然若い警官2人が訪問してきました。



何だろうと思ったら、停車中の我が愛しきBMのパンパーが傷つきナンバーが取れていました。



ぶつけた人が警察に通報しナンバーより私の住所が分かったようです。



物損事故ですから治れば良いです。しかし、1週間近く掛かるようなので代車と交通手段が必要となります。



白のカイエンを狭い駐車場に前から駐車して、バックしてぶつけたようです。運転は若い女の人でした。やはりX5やカイエンは都会ではチト大きすぎます。法人の所有ですが、あのEX**ゃアロハ天国にも登場する彼女も所属の芸能事務所のようです。


なんにせよ、起きたことは仕方ありません。

それにしてもナンバーがないと悪そうな顔です。

穏やかな休日




三連休の最終日だというのに道路が空いているようです。2匹のシャンプーもそろそろなので湘南に向けて出発です。日はかなり高い位置まできています。

東名横浜町田までスイスイです。保土ヶ谷パイパスも順調です。ついもならそのまま真っ直ぐ逗子インターをめざすのですが、今日は鵠沼に急遽行きたくなって横浜新道におりそこねたので、国道1号で進みました。戸塚区役所を過ぎたあたりで、信号機が多いので横浜新道に乗り換えました。

しばらく走っていると渋滞で有名な原宿はトンネル化を進めておりそんなひどい渋滞ではありません。
しかし、それなのに急に冷や汗が出てきて、手に力がはいりません。あのときと同じです。妻に運転を代わってもらい事なきを得ました。安心は禁物です。しばらくすると手も落ち着いてきました。

鵠沼海岸は広いので、犬同士がぶつかることもなく遊べます。しばし遊んだ後、ドッグデプトでソーセージとシュリンプーコーンをツマミナガラ喉を潤しました。犬たちもお水を飲みます。体は元に戻りました。
帰りは134号線を回って帰ります。運転は妻です。佐島まで足を延ばして新鮮な魚介類でも仕入れようと思ったのですが、疲れてきたので逗子より帰宅しました。

帰ってから、2匹のシャンプーを済ませ、お風呂でのんびりしたあと、また同じような症状になりました。
どうも交感神経と副交感神経のやりとりがうまく出来ていないのでしょう。

夕食後、薬を服用したら、夢も見ず大分楽になり、睡眠も取れました。私の場合、複数のストレスが存在し、何かが導火線となり、さらに閉所や人混みでその症状が出やすいのだと思います。しかし、かならずしも閉所だけではないというのがやっかいです。とにかく体温調節がうまくできず筋肉が硬直して硬くなります。ひどいときにはろれつが回らなくなったり、失神する場合もあるのでやばいなと思ったらその状態を回避する方が賢明です。ストレスの出方は人それぞれです。妻が心配するのですが、どうしようもありません。治るのを待つしかありません。
サラリーマンだったら私のように回避するように自分の行動時間帯をずらすことは難しいでしょうし、頻繁に発生するようだったら仕事にも影響します。ストレスが皆無な社会など存在しません。あとはどうこの事と向き合うか、折り合いをつけていくかだと思います。薬を全否定するのも、全肯定するのも良くありません。その時々の必要性に応じて使っていくことにします。私の場合、リラックスできるのでマッサージはかなり有効のようです。しかし、何が起こるか分かりません。緊急用に薬は携行することにします。