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2009年8月29日土曜日

ダイエットの話 脂肪細胞

我々が太るのはこの脂肪細胞に余剰の摂取エネルギーがとりこまれていくことで肥満が起こるわけです。我々人間は太古の昔より飢餓にさらされてきたために、進化の過程で、いっぱい食べたものを非常食として蓄えるように変化したようです。

では脂肪細胞の数が肥満を決めるのでしょうか?実はこの細胞には栄養を蓄える貯蔵庫と栄養を取り込むホースの格納場所があり、中央より指令を受けるとこのホースが格納庫より伸びて栄養を摂取するわけです。
つまり、ホースが少なかったり、出なかったりすれば脂肪細胞に栄養は取り込まれにくくなるわけです。

この中央の司令塔こそが腎臓なのです。脳ではありません。そうカンジンカナメ=肝腎要の腎臓です。腎臓には世界で一番小さい島ランゲルハンス島があります。その伝達役がインシュリンなのです。

何故糖尿病の人が存在するのでしょう?一般にインシュリンが放出され、脂肪細胞へ栄養分が取り込まれると眠くなります。こんなとき襲われたらひとたまりもありません。しかし、恒常的に血糖が高ければ臨戦態勢もとれます。もしかしたら、こんな非常事態を想定しているのだとしたら、本当に生物の多様性には驚かされます。


朝刊に京大の教授が脂肪合成する親玉遺伝子を抑制し、太りにくくする化合物を発見し、この物質を「ファトスチタン」というそうです。しかし、肥満になったあとに効果があるかはこれからの研究のようです。

エール N・Y転勤


親戚の家族がNY転勤になり、今日、出発すると妻の携帯にメールが入っていました。
奥様は身重なので日本で出産してから行くようです。
唐辛子を鼻に詰めて驚いて泣いていた子が、父になり、大手会計事務所の公認会計士としてNYで仕事をする、私たちも年をとるはずです。
金融の本場に行ってしっかりと経験を積んで下さい。功はあすらずともついて来ます、人との出会いを喜びと思い仕事をすればその糧は大きく育ちます。楽しんできて下さい。
落ち着いた頃、Sパパを誘って行こうかな?(笑)
この所時間がなかったので、昨日、今日とまとめて読み返したい本のページをめくっていました。そのvひとつ「量子のからみあう宇宙」(アミール・D・アグセル著)の中でこんなことを言っていました。
量子の絡み合いとはひとことで説明すれば
「ボストンにボブとアンジーという夫婦がいました。ボブはニューヨークの出張中に隠れて元彼女のリンゼイと密会していました。このとき、アンジーは見ず知らずのリンゼイと関係性を持つことになる訳です。」ということです。
そうわれわれは絶えずこの不可逆的関係性の上に存在しているのです。民主党が政権をとったら、新型インフルエンザが感染爆発を起こしたら、様々なシステムはどう変化するのでしょう?もちろんビジネス上のフラクタル分析も含めてです・・・・・そう考えると今やれることをやる、ハイゼルベルク不確定性の原理よろしく将来は正確には見通せないということなのです。
今、土曜のオフィスで心配していた仕事を済ませ、朝食とコーヒーを済ませながらブログを書いています。それにしても5時代でも首都高は渋滞です。一度、横浜に戻って身づくろいをして午後のコンサートに向かいます。