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2014年1月30日木曜日

夢とうつつ

私はよく夢を見る。一時期、2年程見た夢を記録しておいたことがある。自分の行動の中で夢の要素はある程度理解できるが、中には遠い昔の事で記憶にもないような残滓のようなものが夢となって現れることもある。こうした時には驚く。そんな夢を見ると如何に自分が狭量で聖人とはかけ離れた胡散臭い人間なのか再確認させられる
私たちは毎日、自分の意思、意思でないに拘らず様々な選択をしている。もしあのとき自分がこうしていたらと思うとこの今ある現実が現実なのか夢なのか不安になることがある。
人間死ぬときに何を考えるのだろう。十返舎一九は絶世の句としてこんなものを残している「の世をば どりゃおいとまに 線香の煙とともに はい左様なら 」。ここまで軽妙に洒脱にはいかないだろうが、上方の芸人の言っていたように「いい夢みさせてもらいました。ほな、さいなら