このブログを検索

2011年9月2日金曜日

洋食好きの理由

少し前のブログで私の生まれ育った北関東のK市の実家の隣には「ことぶきや」さんという食堂があり、ここの味が私の味憶になったと申しました。(今は実家もこの店もありません)

考えてみると上京して下宿していた阿佐が谷のアパートの隣も「きっちん すもり」さんという洋食屋さんがあり、随分とお世話になったものです。ここはまだあるようです。

暫くして引っ越した笹塚のボロアパート(家賃1万3千円 トイレ・台所共同)の近くにも「日の出食堂」さんがありました(今はアパートも食堂もない)

あの頃の食事は朝と夕方兼用のC&Cのスタンドカレー、夕食はコンパの時はホッケに白飯(私だけ頼んで顰蹙ものでしたが)コンパの無い時は日の出食堂のハムエッグ定食でした。この食堂は終いの時間が早いのが玉にきずで、そういう日は夕食なしでした。

ここまで来ると幼い頃の味の記憶(味憶)というより、生まれてから22年近く洋食に類した食事をずっと続けてきたことが分かります。

やっとのこと洋食と別離したのは沼部に引っ越してからからです。これ以来、赴任した岐阜でも、戻ってきた目黒でも洋食屋さんとは縁がありませんでした。

横浜に移っては、市が尾に「レモン」という洋食屋さんがありましたが、昔のように無性に食べたくなることはありませんでした。

しかしここにきて、俄然美味しい洋食が食べたくなりました。

恵比寿と広尾の間にあるコ**という洋食屋さんはナポリタンは美味しいのてすが、目玉焼きは焼き過ぎで、ハンバーグもあまりぱっとしません。そこへいくと東陽町にある「小古食堂」さんの目玉焼きは秀逸です。ここ以上の目玉焼きはまだ食したことがありません。


ただオムライスはなかったのです。(私が知らなかっただけかもしれませんが)


「小木食堂」さんの近くですが、牡丹にある「きっちんまつむら」さんも外せません。悔しいですが、門前仲町周辺にはこうした良店が多いのでしょう。ここのほうが少しお得感がありますが、オムライスはないのです(たぶん)


いくら美味しくてもオムライスに1千円以上の値段を付けるところには行きません。だから近くの「キッチンパンチ」は大切に大切にしたいお店なのです。

今日の夕餉は決まりました。ビーフハンバーグ、目玉焼き、ナポリタン、ポテトサラダ、味噌汁です。

頑張って、最高に美味しい洋食を作ってみます。テレビのキッチンマカロニ好きだったな・・・・・

世界遺産 鎌倉

鎌倉が世界遺産に立候補することになったようですが、はっきりいってかなり難しいと思います。

何故なら、世界遺産はその遺産そのものの(コア)とその周辺の緩衝地帯(バッファーゾーン)から構成されるのですが、都心に近く住宅地として人気の鎌倉はすでにこの緩衝地帯に大掛かりな手が加えられてしまっているからです。

景観条例で規制していてもマンションの開発や宅地化は既に相当進んでいます。

もし鎌倉を世界遺産に本気でするつもりならば、鎌倉市だけでは無理です。例えば遺跡の発掘された土地を国や自治体が買い上げて公園にするなどしないと個人や一企業ではこの負担には耐えられないと思います。

これが信州の田舎町ならば可能かもしれませんが、東京都土地の価格のさほど変わらない鎌倉では難しいのです。これが鎌倉を世界遺産にすることのハードルをあげている理由です。

言いまつがい さくらと圭

ニュースで「圭とさくら結婚!!妊娠5か月」とあった。

うちに二人ともいるけど、さくらは犬、圭は息子、不思議???

それはそうと昨日の言いまつがい。本当の話。

「料理で写真とってもいいですか?」

・・・・・・・・・・・・・・・

ひとりで笑いだしてしまいました。洋食屋のおかみさんもゲラゲラ笑っていました。

横浜 うなぎ 八十八 わかな

鎌倉の古書店で山口瞳「行きつけの店」という本を買って読んだ。

山口氏は1925年生まれ、開高氏は確か1930年生まれ。なのに開高氏はこぶきや(サントリーの前身)に、山口氏はサントリーに入社したと書いてあった。あきらかに年齢的に逆じゃないのかと思っていたら、何と山口氏はいくつかの職を渡り歩いたのち開高氏に紹介されてサントリーに入社したようだった。

私自身、国立には縁があった。父が戦前住んでいたこともあり、我が家のお墓は近くの多磨霊園にしたようだ。幼馴染の女の子がバイオリン専攻で国立の音楽大学に通っていた(その後N響に)ことも多少関係ある。

国立に谷保という地名がある。今でもお客様のひとりはこのすぐ近く。ここに谷保天神がある。一度、立ち寄ったことがある。山口氏もここがお気に入りだったと聞く。近くに山口氏お気に入りの文蔵もあった。(今はない)ここは居酒屋兆治の舞台となったお店だ。

横浜にも山口氏のお気に入りの店がある。ホテルグランドのローストビーフとうなぎの八十八だ。八十八は辛口だっただけに無くなってしまったことか惜しまれる。

山口氏の本にはのっていないが、横浜にもう一店有名なうなぎのお店がある。「わかな」だ。ただ、やや甘めのタレが私向きではないのだが。

山口氏は赤貧の時代を川崎で過ごしたという。サントリーの寮があったからではない。その以前の話です。

うなぎの話でもう一つ。ミシュランで星をとった鰻屋は、石ばし、竹葉亭、野田岩、山の茶屋(千代田区)、秋本(千代田区)、尾花、麻布野田岩(横浜)、しま村、つるやである。

山の茶屋と秋本は食べたことが無いが鎌倉のつるやを除いてどの店も3000円オーバーである。つまり超高級店なのだ。

何で柴又の河千家が入らないのか不思議でなりません。私の基準はうなぎは2000円台なのです。(上は5000円でも6000円でもいいの、最低が2000円台ということ)目が節穴じゃなくて、舌がオンチなの??と疑いたくなります。

写真はつるやのうな重2500円なり。



REINCARNATION  華麗なるギャッビー

子供の頃より「こんな場面を観た事があった」と思うことが多かった。

でも大抵の場合はどこがでその景色を実際に見ていて、忘れてしまっているが潜在下に仕舞われているものの覚醒だったりする。

初めてNYに行った時、ブルックリンブリッジを渡って対岸に行った時に、建物に無数のペイントと絵が描かれていた。街は「物見の塔」のそれだ。

それを見て、妻に観たことがあると伝えると、初めてなんだから写真かテレビじゃないのと軽くあしらわれた。

ところが昨日、ひょんなことから解明できたのだ。

アマゾンより送られてきた、映画「ザ・グレートギャッビー」を見ていて、例の「神様は全部お見通し」という看板が映し出された。これだったのだ。

私は映画の中でこの看板を観て、表面上はすっかり忘れてしまっているのに、意識下にしっかりと植え続けられていたのだ。

REINCARNATIONとは霊魂の生まれ変わりとか、輪廻転生とも言われる。そう信じようとする心が作りだす個人の神なのかもしれない。

それにしてもロバート・レッドフォードのピンクの麻のスーツカッコ良かった・・・・

ホームドクター G500 BMW

人間の話ではありません。車のお話。

私には二人の車のホームドクターがいます。MB東名横浜のT氏とBMW東名横浜のM氏です。

MB東名横浜のサービスフロントのT氏とは波乗りの話題でしばし盛り上がります。昨日もランプ切れで急遽持ち込んでもさっと作業を済ませてくれました。彼もまた今回の台風のスウェルを辻堂で享受してきたようです。

切れている左だけでなく右も代えておきますとの気配りです。

ここにきて目の前のBMWを素通りする訳にはいきません。とりたてて用事はなかったのですが、我が社のミニクーパーの電動ウインドウが異音がするのでその交換の話もあり、BMW東名横浜に立ち寄りました。

M氏は接客中、さらにM氏を名指しで訪ねてくるお客様多し、近頃、ショールームに訪ねてくるお客が減って、知識はネットで調べてくると言われます。

確かに私の場合も営業の人よりこうしたサービスフロントの人と話す機会が多いのが実情です。営業はどちらかといえば売ってしまえばオシマイ、サービスフロントはそうは行きません。その後の付き合いが継続します。

M氏は忙しそうだったので、また来るといい。帰りがけに展示してあった白のBMWヨットキャップがすこぶるカッコ良かったので欲しいと言うと、彼がツケときますといって代金を受け取ろうとしません。悪いよといっても固辞して、いつもお世話になっているのでと聞きません。参りました。

でもこういうサービス嬉しいし、弱いですよね。やっぱりBMW買いたくなります。

来年から5シリーズの523と528は共に4気筒になるとのこと、535は6気筒のまま。M氏曰く、Sさんは4気筒は買わないですよね、でも535はストレート6なので大丈夫。全部お見通しのようです。

週末は鎌倉に居る機会が多いので近くに来たら電話をしてと、私の携帯の番号を教えて家路につきました。

車のホームドクター皆さんも如何ですか??気持ちいいですよ!!!