このブログを検索

2009年9月2日水曜日

コンコルドの誤謬




民主党が圧勝し政権交代が確実のようです。民主党は無駄な公共事業を縮小すると言っています。


私は少し前に群馬県の吾妻川上流域にある八ん場ダムに沈む予定の河原湯温泉に行きました。
風光明媚で温泉も柔らかく、息子も初めての雀丸焼きをむしゃむしゃ食べていました。

この土地の人のことを考えると複雑です。先祖代代の土地を追われて、やっと買収交渉が終えたばかりのときに、今度は作らないではすまされないでしょう。(写真は温泉のHPよりお借りしました)
日本の公共事業は今の三分の一の期間に立案から完成までを短縮しないとこういう事態が起こるでしょう。
しかし、経済学では公共事業のように多大な投資をした場合、結果がマイナスとわかっていても続けてしまう心理が働くのです。これを「コンコルドの誤謬」または「コンコルドの錯誤」といいます。


公共工事に依存した日本の体質そのものは変化しています。構造変化した場合にはいつまでのその構造にすがっていても向上はしません。投資にもサンクコストの思考が必要な時代が来るかもしれません。いや来ています。

欲しいもの 欲しくない物




私はこうみえても物が欲しいと思うと相当な時間を掛けて考えます。そして、それでも欲しい気持ちがあるとき購入に踏み切ります。その時がドキドキして幸せなんですけどねー

私が迷いに迷って購入したGさんもその一つです。見れば見るほど私には輝きがましてきます。

その時迷っていたのが911です。50歳になったらハンドルを握ると決心していた熱病は嘘のように、今はまったくもって欲しくありません。昨日もポルシェの4ドア パナメーラ発表会のご招待の書類が届きましたが、VWになってしかも4ドアを発表しても私の気持ちは高揚しません。(写真はポルシェのHPより)
ある部分には徹底して拘り、どうでも良い部分はどうでも良い、世の男性諸氏は多かれすくなからず、子供の心を持っていると思います・・・・・・愛しのGさんです。元サッカー日本代表のH氏が色もモデルも全く同じ車に乗っています。家は段々のすぐ近くです。

免許の更新の書類が届きました。今度こそは警察署と思いきや、二俣川です。1回は納車してすぐ小田原厚木で速度超過したので覚えていますが、あと1回はアゥディのときです。5年以上経ったと思っていたのですがそうではなかったようです。こんなですからやはりDr.F氏がいうように911にしなくて良かったかもしれません・・・・・・・

タイムシェア




私がウェスティン・カアナパリ・オーシャンビィラ(タイムェア)を購入したのは今から4年前です。
何故購入しようと思ったかというと




①マウイ島が好きで年間2回近く来ている
②2部屋を別々でも、くっつけても使える
②アメリカ人の所有率が高いので日本の混み合う祝祭日でも比較的予約が楽
④会社の福利厚生にも使える
⑤キッチンとランドリーがついているので便利


上記のような理由と当時のお客様で別荘を日本中各地に持っていたのですが、ことごとく老朽化とメンテナンスにお金が掛かり引き取り手がないなど、リゾート=オフバランスも良いのかもと思っていたことも手伝いました。


そして、その後(私のマウイ島でのベストロケーションと思う所=カパルアベイホテル跡)リッツカールトンのレジデンスがこれも同じく2週間で私の購入価格の6倍で売りに出されたのです。これは見送るしかありませんでした。

当初の思惑では、5年で元が取れる計算ですのであと少しです。4年間の思惑と外れたことを列記します。


①為替差損や為替損益がリアルに判って面白い
  →オペレーションの会社に色々と理由を付けられ、ほぼ一定額の管理費を請求された

②実際の経費、購入価格以外に年間19万円の管理費が必要となります。つまり使わなければ無駄に なります。使うことが前提です。

③他のリゾート(アスペン、ハバマ、ロスカボスなど)や系列のホテルにも振り返られるが、実際には使わない。


この経験から申上げると、タイムシェアを購入される方はまず①毎年使うことが出来る人そのホームリゾートが気に入っている人ということになります。それと子供大きくなります。子供はあてにしてはいけません。