このブログを検索

2009年12月8日火曜日

ふっー ---eataly







賞与も渡し終わり、妻とEataliyです。お気に入りのアルネサスのワインを買い込んで、テラスでプロシュートとプロセッコです。カフェストーブに暖かいブランケットが心地よいです。

sパパとSママより大笑いのメールです。妻がゲラゲラ笑っています。

代官山アドレスの大丸に丸々したイワシがあったので、イワシのガレットを作ります。昨日から煮込んである豚の角煮の仕上げとともに、昨日絶食の息子に作ります。

今日のガレットは最高です。オットット赤を開けてしまいました。赤はしまいます。白のカリフォルニアにしました。ヴィオニエです。このレシピはジローラモさんのレシピからです。旨いです。変えているのは以下のところです。
イワシのガレット 限りなくシチリアに近いレシピより

★イワシを手開きにして中骨を取り除き、塩こょうする
★生パン粉、パルミジャーノ、イタリアンパセリ、バジル、塩コショウ、オリーブオイル、白バルサミコ酢を混ぜる
★イワシの間にパン粉を詰め、上にも振りかける
★オリーブオイル、白ワインをふりかけオープンにいれる
★オープンを200度で15分焼き上げる
★仕上げにレモンをふりかけ食す
***************
ポイント  私流にアレンジしたところです
◎トマトソースを下にひく
◎バジルを加える
◎オーブンで焼く(ひっくり返すときに失敗しません)
角煮をつくるときには一度下ゆでしたあと、さらに葱、生姜、くず野菜で煮込み、少し冷まして表面のラードをとってからさらに煮込むとしつこくなくなります。豚は皮に近いところに臭みがあります。
試してみて下さい。











老境の心得

艾年を迎えたばかりで老境の心得などとんでもないと元気な諸先輩方の非難の声が聞こえてきそうですが、このところ年を取るとは薄皮を一枚一枚剥がされていくようなものだと感じるようになったのです。

好きだったスポーツも体の痛みには抗えず、一つ置き忘れし、大好きだった読書も老眼により短時間しか出来なくなり、音楽を聴く耳も遠くなり・・・・・・・・・・

ということは一杯ポケットを持っていなければならないということです。友人もしかり、趣味もしかりです。一杯のポケットがないと数枚薄皮を剥がされただけで単なる無趣味の老人になってしまいます。

暖かくなったら自転車も再開しましょう。油彩も再開しましょう。車もしかり、旅行もしかりです。
多趣味のすすめであります。

虎に化けた狐

既出は丸山眞男氏だったと思うんですが、内田 樹氏の著作「辺境論」にもこのことが取り上げられていました。

虎は自分が何者であるか分かるが、虎に化けた狐は「虎」が何者であるか分からないというくだりです。

いいえて妙、日本人論を考えると溜飲が下がる思いです。

****************
****************


長銀問題で最高裁無罪の判決が出たことは周知のことですが日債銀問題でも最高裁は差し戻しを命じたようです。判決文はその専門に譲りますが、一言で申しますと、企業を映す鏡はいくつかあっても宜しいということになります。私たちが会計を勉強していたころこの「唯一性」を叩き込まれました。
そして「原価主義」以外の評価基準はほとんど意味を失っていました。

IFRS(国際会計基準)との刷り合わせは全く不透明です。

会計一つをとっても日本人のオリジナリティのなさは突出に値します。否、このオリジナリティのなさこそがオリジナリティなのかも知れません。

お正月の準備 年末モード

妻がそろそろと掃除を始めました。いよいよ年末モードに突入です。

セプとさくらと一緒に寝ているので畳は毎年変えなければなりません。今年は建具の経師も変えることにしました。セプが寝ながら夢の中で走り回るので経師の下の部分が擦れてしまいます。

障子は妻が張り替えたようです。

3日には会社のスタッフ家族と親戚一同も集まるので今から食材の手配です。

恒例の鴨は大人気のSママレシピです。今年は京鴨を仕入れてあるので食べ比べられます。

激辛鍋の他に、しゃぶしゃぶも用意します。折角なので、黒毛和牛で地産地消でもある葉山を4キロオーダーします。

あとは大振りの牡蠣を仕入れて、軽く炙ります。生も美味しいですが、冬は焼き牡蠣が最高です。

賞与

賞与の時期が一番嫌いだと言っている経営者がいましたが私はそうは思いません。

とても多くは出来ませんが、長い目で少しずつ増えていくことが出来ればありがたいことだと感謝しています。これもひとえに縁のあった多くの人のおかげです。

賞与は支給するのではなく受け取ってもらうのです。


ねぎらいとは漢字で「労い」と書きます。今では体を使った労働から、頭脳労働に変わりつつありますが、それでも労いの気持ちがなければいけません。賞与はその気持ちです。

今年1年の反省を各自が行い、また来年の目標に向って牛歩で進みましょう。一歩一歩確実にです。

vulnerability

IT業界ではコンピューターの脆弱性をさす言葉としてよく使われます。いわゆる「やられやすさ」です。

この意味において「やられやすさ」=攻撃誘発ということになります。

Emmanuel Levinasは著書「全体と無限」の中において、他者が負う傷や苦しみに対して、自分が傷つくことをこのバーナビリティとい言葉で定義しています。

結局、他者との関係の中でしか自己を構築できないのはインターネットも同じことです。