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2011年6月15日水曜日

ドナルド・キーン  最終講義

震災を見て日本に永住を決めたコロンビア大学の日本研究者ドナルド・キーン博士が最終講義を行ったと新聞にありました。

確か、青山の某美術館のこけら落しの時に来日の講演がありました(その時は聞いていない)設計者が嫌いなので行きませんでしたが、博士の講演は聞きたかったです・・・

氏の著作はどれも大好きです。

氏の三島由紀夫の翻訳は特に有名ですが、三島はこんな言葉も残しているのです。

日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目のない、或る経済大国が極東の一角に残るであろう・・・」

富裕でも、経済大国でもない以外は当たっています・・・・





氏の日本への眼差しは単に日本をほめちぎるのではなく、本質的に日本を捉えているので厳しい目でもあります。

ジョン・ダワー氏にしてもこのキーン氏にしても、日本人より日本の心が分かる欧米人が増えているのは嬉しい限りです。

菊と刀」で初めて日本文化を世間に広めたルース・ベネディクトも天国からキーン氏の行動を笑顔で賞賛を持って見ていることでしょう・・・・

光麺 恵比寿

中目黒ではなく恵比寿に所用が出来たので昼食は中目黒でなく、恵比寿です。

新しいメニューが増えたと聞いていましたので、数回来た事のある「光麺」さんです。

辛いものが食べたかったので焦がし坦々麺を注文しました。





ボリュームは丁度ですが、焦がしのはずが香ばしさがありません。ただ黒い油が浮いているだけです。

メニューの選択間違いでした。熟成光麺の方が私には好みです。

反省のランチでした・・・・(写真はお店のHPより)

TOR ルチアーナ シャルドネ

私は色々なところでワインを仕入れるのですが、カリフォルニアワイン、ニュージーランドワインについてはYanagiyaさんが良質なワインを揃えていると思います。

白好きの私としてはもちろんブルゴーニュの白ことマダム・ルロワのワインなど垂涎ものもたまりませんが、カルフォルニアもこれに勝るとも劣らない白を産出しています。

今まで飲んだ白ではキスラーのシャルドネ・キャスリーンが圧倒的に美味しかったのですが、今回、値段は3分の一で、かの有名インポーターN氏のところでは、これがあればキスラーは要らないとまで言わしめたワインがこの"TOR"です。その中でもこのルチアーナはトアー氏のお母様の名前だとか・・・

このトアー氏はベリンジャー帝国でその凄腕を発揮し、引退後、自分の好きなものを少量作ろうと始めたワインなのです。ですから年間わずか160箱しか出来ません。

楽しみが一つまた増えました・・・・


マイルには参る!!  UAの場合

8月に予定したマウイですが震災と計画停電の動向が分からず一端はキャンセルしたのですが、どうしても11月に行かねばなりません。

8月のビジネスはなんと60万円以上です。正規航空運賃と変わりません。アホくさ!!

今まではフライトスケジュールの関係でJALかDELTAしかホノルルの午後便がなく仕方なくこれらを使っていたのですが、UAが同じ時間帯の便になりました。

ということで10万マイル以上貯まっているUAのマイルでアップグレード可能な航空券を聞いて見ると、今年からANAとコンチネンタルと共同運航となったことを機に運賃を統一したとのことです。

この変更によりアップグレード可能な航空運賃は10万円そこそこですが、これでアップグレードすると別に1000ドル掛ります。さらにマイルは5万マイル引かれます。

ビジネスの確約もなく、この値段はマイルを使わないビジネスの航空券と値段が逆転しています。全然使えないマイルです。

UAに聞いて見るとANAと提携しているので近場(アジア・国内)は比較的取りやすいし、ホテルのポイントに替えることも出来るとのことですが結局、利益のでる路線はブラックアウトしているようなものです。

西武流通グループにいたこともあり、ずっと前からセゾンカードに加入していましたが、このマイレージプラスは年会費も倍以上で、マイルが使えないなら意味ありません。

来年の更新の時にはカットします。

それにしてもこのところお世話になっているクオリタさんでは11月の航空運賃がまだ出ていないとのことちと遅すぎませんか・・・・ポーターサービスなくてもいいのでUAで取ります・・・・・

マイルはお金と同じです。相手の都合で使えないようになるのならマイルの利便性はお金とは呼べません。これはゆゆしき問題です。消費者法に抵触するからです。

B級グルメ 中目黒 三ツ矢堂製麺

お昼は滅多に外出しない私ですが、ここ事務所のある中目黒はB級グルメが数多く存在します。

B級グルメなどというと失礼かもしれませんが、あえてB=BESTの意味で使わせていただきます。

先日、ご紹介したかすうどん田中は文字通りかすうどんのお店ですが、ここ三ツ矢堂製麺はツケ麺のお店です。

開店したての頃は確か違う名前だったような気がしますが、屋号を変えたのかもしれません。

つけ麺はあまり食さない私ですが、今日あたり外出の機会があれば、ちょっと足を延ばして食してきましょうか・・・・・

写真はお店のHPよりお借りしました


クレブスキュール  Isabella Antena

イザベル・アンテナやクレモンティーヌはお店のBGMに欠かせないものでした。

何分、パリの雰囲気がぴったりマッチのミュージシャンですから。

当時のアンテナが所属していたレーベルは確かベルギーのクレブスキュールという名前だったと記憶していますが、このアルバム"French Riviera"はGATEレコードから出されていました。

クレブスキュールの意味は「黄昏」です。

午後の人生は寂しいのかなと思っていましたが、どうしてどうして楽しいことが目白押しです。

黄昏も同様でしょう。

キラキラした波に反射する午後の光を浴びながら、シャルドネを飲みながらこんな曲を聞きながら目をつぶる・・・・・そんな豊かな時間を楽しみたいものです・・・・・・・

週末はリビエラです・・・・日本のですけど・・・・・