このブログを検索

2009年12月14日月曜日

笠井一男 水彩画展  東京描写 







表参道で開催されていた笠井一男さんの水彩画展 東京描写を観てきました。
1つ先輩でもある笠井さんが、広告部長からあっさり画塾の塾長として絵筆を持ったのは知っていましたが、実際に作品を見るのは初めてでした。糸井重里さんも「これはあり」といっていましたがその通りだと思いました。

水彩画といってもまるで動画のように動きがあるんです。加えて色彩の美しさとデッサンのうまさが舌をまきました。
絵に金額が小さく付けられていました。フレンチブルの絵には財布を覗き込みくぐっときましたが、これをお金で買うというのは何か失礼な気がして、ポストカードにとどめました。本当は欲しかったのですが・・・・・・・
横浜画塾のHPはここです。是非、ご覧になってください。
笠井さんは昔から教授こと坂本龍一さんに似ていました。今もかっこいいです。


************************



*************************


夜は再開されたイルミネーションで混雑しているようです。師走の表参道です。



Paul A.Samuelson 哀悼




13日ノーベル経済学賞をアメリカ人で始めて受賞したポール・サミュエルソン氏が自宅で逝去されました。94歳でした。ご冥福をお祈りします。

既知のとおり、彼は新古典派経済学にケインズのマクロ経済学を融合させた新古典派総合として近代経済学の父とも呼ばれていました。
現在オバマ政権でNECの委員長を務めているローレンス・サマーズは甥にあたります。
MITで長らく教鞭をとられていたようですが、私が学生の頃、始めて彼の著作「乗敷理論と加速原理」を読んだときに数学の必要性を十分すぎるほど考えさせられました。経済学を専攻するには数Ⅲまで俯瞰する必要があると私は考えます。

彼の代表作「経済学」はまさにその集大成でもあります。晩年の彼は数々の批判を受けておりましたが、やはり知の巨人として経済学会に君臨していたことは紛れも無い事実です。

ご冥福お祈りいたします。
**********

**********

写真はウィキペディアよりお借りしました。