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2011年11月21日月曜日

Honolua Bay LINE UP

11月12日のホノルアベイのラインナップです。

反対側のホオキパはサイズが上がっていました(ピアヒも何となく盛り上がり始めた)が、反対側のホノルアは風が遮られてサイズは上がっていません。

それでもしばしホノルアをご覧あれ・・・・

ECAILLE 牡蠣のお話

日曜日の日経新聞の料理のコーナーに牡蠣剥職人=エカイユ(ECAILLE)の話が掲載されていましたが、元々はフランスの地方からパリなどに出稼ぎに来る人達がこのエカイユになっていたそうですが、今ではアラブ人が多いと聞きます。

そこに写っていた写真は見まごうことなかれ日本産のマガキそのものです。

私はパリに年に2度ほど行っていた時にブルターニュで捕れたフラッターという扁平で丸い牡蠣を食べていました。

これも数年前に病気が発生し、ほとんど死滅してしまったと聞きます。その後、この宮城県のマガキが種牡蠣として出荷され定着したと聞きます。つまりは日本から行ったものなのです。



もう一つは熊本で開発され地元では作られなくなってしまった「クマモト」オイスターです。

西海岸で生産され、今や大変貴重になってしまったオリンピック牡蠣の代わりに食卓に上ります。

我が社のT氏は牡蠣に目が無いので是非食べさせてあげたいと思います。小さいながら濃厚でそれでいてフルーツのような口当たりと食感・・・・最高です。

私は生牡蠣にはタバスコ、レモン、ほんの一滴のリーペインソースが好みです。

是非試してみて下さい。我が家のエカイユはそう申しております。(笑)

ちなみにホノルルのトランプタワーのBLTはこの手の牡蠣がいつもあります。ステーキでなくてもこんなおつまみと白ワインで十分楽しめます。

ウォークインで予約なくても入店できます。お薦めです!!!

Whale Breathing

今回17年も通い続けて初めて鯨を見ました。

この時期の最初の鯨のようです。

モロカイ島とラナイ島の水道の岸近くで見られました。


FaceBook 情報の非対称性

マイケル・スペンス博士は「情報の非対称性」についての功績でノーベル経済学賞を受賞した訳ですが、FaceBookはその非対称性の隙間を埋めるツールかもしれません。

FaceBookについてその起源がハーバード大の女学生ランキングでかつハーバードの優位性を利用して広がって行った事などを考えると個人的には好きではないし、日本人には似合わないと高をくくっていました。

ところがO氏も実際にやっていて、匿名性とは異なり実名で行うために信憑性のある情報が寄せられ、ネットワークが知らない間に広がっているというのです。

私がブログを始めたきっかけはまさに情報の非対称性を埋める作業です。中学や高校の友人と会った時に感じた「相手の知らないこと」を共有できればもっと話題が豊かになり、親密感が増すだろうと・・・ならばこのFaceBookとて同じではないかと・・・・

新しい事を始めようと思っています。今の仕事は今のまま自分が本当に何が好きでそれは具体的に何なのかそれをビジネスにしようと思っているのです。

それにはHP、BLOG、FacsBookなど様々なツールを関連付けして訴求する必要があります。

何せ”Speed””Flexibilty”が来年のテーマですから・・・・

飛行機の話

段々で犬の散歩の時に某航空会社の機長であるアル君のパパに飛行機は大きい飛行機と小さい飛行機ではどちらが揺れるのか聞いてみました。(カパルアへの飛行があまりに揺れたので・・)

やはり大きい飛行機の方が相対的には揺れないそうです。ただし、新しい飛行機は揺れや急激な姿勢の変化を察知してコンピューターがその反対方向に作用するような、コンパーションシステム(どこかで聞いた単語ですが)が用意されているようです。

まだ乗ったことの無いA380などは大きくてハイテクな訳ですから揺れにくいということになります。

それと乱気流を避けるのは周辺の飛行機からの情報と積乱雲にドップラー効果(蝙蝠のレーダーのようなもの)を利用して積乱雲の水分を調べるのだそうで。水分の多い所は赤くなるそうです。

そのレーダーも任意に範囲を変えられるのだそうです。近ければより精度の高い情報となる訳ですが、事前の危機回避には時間がありません。

さらに飛行空路が短かったり、制限域が設けられている時などその中を飛ばなければならないこともあり、中々難しいようです。

機長でも今は長く滞在する事はなく、唯一NY便のみ2日間だと言っていました。だからこの航空会社は健全なのでしょうね・・・・

ちなみに総務部長はT氏です。

Economic Power

17年間通い続けたハワイでこれほどまでに日本の元気を感じなかったのは初めてです。

リーマンショック後も確かに金融危機の震源地であるアメリカ人よりも日本人の方が委縮していた以上に今回は日本がどんどんと相対的に弱くなっていると感じました。

タイムシェアを案内している日本人向けのデスクは既になく、視察しているのは中国人でした。

飛行機もホノルル~成田便にもかかわらず日本語字幕より中国語の方が多く、その事をさらに実感です。

一緒に行ったO氏はニュージャージーや上海に赴任経験があり、アメリカは日本以上に格差社会であり、ハワイに行ったことの無い人は多く居るけれど、日本人は社会的地位とは関係なく誰でも訪れているために極端に出るのではないかと言っていました。

確かにやっとこさハワイに行くことのできたアメリカ人にとっては景気なんて関係ないのでしょうね。

丁度、ホノルルからマウイに発つときに、APECのため各国の首脳が一番集中して降り立つ日でしたが、テレビでは我が国の首相の話題はほとんどなく、オバマ大統領、クリントン国務長官、温家宝首相がテレビに映っただけです。

大王製紙の問題に始まりオリンパスと日本の企業経営の脆弱性が指摘されていましたが、すでにそんな事は織り込み済みといった感じで、半ばあきらめムードの論調が気になりました。

ユーロ危機に対してもエコノミスト紙の特集ではもはや難破船は逃れられぬ宿命で、各国が救命艇に乗りその船から逃れようとしている風刺絵が掲載されていました。

物作り立国とか輸出主導の国だとか今までの古い慣習や歴史に囚われることなく、まずこの国の向かう先をきちんと灯りを照らして国民に説明しなければなりません。

トーマス・フリードマンがいうように世界はグローバリズムで繋がりました。ただ、それはフラットてはなかったのです。さらにアルピン・トフラーがいうように「富の未来」は決して公平なものではなく、政治、国際関係など様々な要素が重なり合い、互いに振動しながら、時には大きく爆発し、そうまさにConvergence=収斂していくのです。ただその結果がどのようになるのかまだ誰も予想する事が出来ないという事だけが分かっています。

経営者として注意しなければならないことは以前よりさらにスピードと変化に対する柔軟性が求められるということです。日本の税法のような古い考え方はそぐわなくなっています。減価償却制度などその典型で、長すぎる償却期間はその会社の足腰を弱くします。ほとんどのコストに対してサンクコストの意識を持つことか肝要てありましょう。

来年は"Speed""Flexibilty"が重要になりそうです。