時々夢を見る。そんなときは必ず良く眠れず、寝汗を書いている。
昨日の夢は亡くなった祖母が出てきた。台所に立って物凄い量の胡瓜の漬けものらしき物を作っていた。
やや怒ったような表情でもちろん一言もしゃべらない。
そのうちにどこかへ行ってしまった。
木製の白いペンキの剥がれたみすぼらしいドアや窓は開け放たれていた。
季節は夏なのか湿気が体にまとわりつく。
ドアを閉めようとするが中々閉まらない。
そうこうするうちに無数の虫が室内に入ってくる。魑魅魍魎たちは私の足にまとわりつく。
大きな雀蜂が小さな蟻に食べられていた。死んだはずのその蜂は急に活き返り、私のスポンの中には入ってくる。
スポンから蜂を出そうとするが上手く出せない。
そのうちに目が覚めた。布団は寝汗でびっしょりだった。