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2010年3月1日月曜日

村田良平回想録 上下巻


本を知るきっかけは書評であったり、インターネットである場合もありますが、私の場合には友人のアドヴァイスも多々あります。前回もSパパのお勧めで読んだ「バルジブラケット」は「これ小説?」
と思えるほど実話に近い内容でした。銀座のホテルの国土流二氏に買収する*******ホテルにかんする資料を届けた現場の描写など私が実際遭遇していたのですから間違いありません・・・・・・・・


お酒を飲んでの会話はすぐ忘れてしまいます。今回もSパパが勧めてくれた著者の「良」だけ覚えていたので外務官僚出身ということで某コミッショナーの人かなと思っていましたが、間違っていました。

あの人はそんな気骨のあるような事は言わないでしょう。ということでがってん承知の助であります。

早速、アマゾンに発注しました。明日には手元に届きます。このスピードが便利です。

そうこの人は次官のときに密約があったことを公言した人です。公言についての賛否はあろうかと存じますが、この人の考えの中心には「公僕とは国民のためにあるという」が座っています。

密約が国家のためであっても、国民のためにならなければならないというヒューマニズムです。
さらにそのヒューマニズムは村山談話さえあってはならないとしています。自らの保身のための謝罪など戦争で命をなくした国民のためにするべきでないともしています。

独立国であり、独立国でない我が国への警鐘でもあります。

情報の有料化 無料化



既に私たちはインターネットを通して膨大な無料の情報に囲まれています。

以前より、マスコミの凋落として大手新聞社の記事内容が陳腐でまるでゴシップ週刊誌のように読者に媚びているといいましたが、日経新聞がそのウェブ上の記事を有料化するというのです。

これには驚きました。日経新聞は他の新聞と違い、自分たちの情報の質が有料化されるべきと判断したのでしようか?まるで時代を理解していません。グーグルやウィキペディアが無償にしているのは質が低いからではありません。その情報の対間性を唱えているのです。

日経の発想はマスから抜け切れていないのです。

一方、私は有料でも取り入れたい情報があります。書店では購入できない「選択」という雑誌です。

情報は氾濫しています。しかし、道しるべとなる指標は大変少なくなってきています。我々は多くの情報は共有できるものの、その一つ一つを連結させ発展させる道具が必要なのです。

情報が多くなればなるほど、その書架は効率的で、細分化されていなければなれませんし、時代遅れになった情報は更新されるべきです。

日経もこれじゃダメですね。

ロビンソン・クルーソー(Robinson Crusoe)島  津波

昨日の津波は怖かったですね。地球の反対側で起きた地震が収斂されて日本に集まってくるようです。

ニュースでロビンソンクルーソー島が津波の被害にあったとありました。確かあの島はマス・ア・ティエラ島と言っていたものを改名したものです。

その後もロビンソンクルーソーのモデルとなったスコットランドの航海長アレキサンダー・セルカーク(Alexander Selkirk) の痕跡をたどる発掘がなされていたのですが、その跡が発見されたのは21世紀になったからでした。発見者は高橋大輔氏という日本の冒険家です。

そんなことを思いながらニュースの映像にくぎづけになってしまいました。

2010 ロードバイクパーツカタログ


枻出版より発刊されたばかりのロードバイクパーツカタログ2010です。

ロードバイク愛好者には自らのバイクを一日中いじっくっていたい人も多いと思います。私もそんな一人です。このカタログを見るとその時々のブームやパーツの進化する方向が見えてきます。

大きなムーブメントでは、やはりカーボン化が進んでいます。さらにハイエンドでしか手に入らなかった超高級機材も、形はそのままでダウングレードしたセカンドグレードが見られるようになりました。(カンパのポーラやハイペロンなど)

気になったのはカーボンホイールが手に入りやすい価格帯になってきたことです。これは良い傾向です。さらに個人的にはタイムの新しいペダルに興味があります。今までのペダルより踏面が大きくなりました。しかし、かっこがイマイチです。それよりスピードプレイのペダルにスニーカーでも踏めるパーツがアッセンブリーされました。これは興味あります。でもとてもバイクをそのまま駐輪はできないのでやっぱり私には意味無さそうであります。

白洲家の夕餉  鯛の黒寿司

白洲次郎・正子の実娘の牧山桂子さんが出版した「白洲次郎・正子の夕餉」を読んで、我が家で好評だった鯛の黒寿司です。私は鯛を昆布で〆て少し昆布のねっとり感が移った鯛でこしらえるのが好みです。

木の芽は残念ながら手に入りませんでしたので、白ゴマをつぶして軽く振りかけます。

これは簡単でとても美味しいです。鯛のお刺身が手に入ったら試してください。

☆鯛のさく身を1晩昆布で〆る(塩をふって生臭みをとる)
☆少し固めに炊いたご飯で酢飯を作る
☆煮切り酒と醤油を寿司飯の上の鯛の表面に塗る
☆木の芽または白ゴマを軽くフル

定期点検 シャトー・ワンゴー



BMWの定期点検が終わったので引き取りついでに南町田のグランベリーモールです。

セブとさくらにおやつをジョーカーで買いました。さくらは大勢が集まるとスーッと2階に逃げあがってしまうのですが昨日は大丈夫でした。さくらに少しご褒美です。


それにしてもK家のチワワのくるみちゃんは大物です。

なにせさくらのおトイレで用事は済ませるし、ご飯も小鯛入りのセブとさくらのやつをしっかり食べ終えました。さすが大物です。

この玩具はシャトー・ワンゴーと書いてありました。さくらはボルドーが好きなようです(笑)

Sous Vide メカジキのポワレ カンテサンス 岸田周三風



低温調理器のお披露目を兼ねてシドニーより一時帰国しているK家のRちゃんを招いてホームパーティです。メンバーはいつもの犬友です。

本日の目玉は三ツ星連続獲得のレストラン「カンテサンス岸田周三風のメカジキのポワレです。

以前、チャレンジしたときには魚に火が入りすぎてパサパサになってしまいました。さらに食用ホウズキが手に入らずミニトマトで代用したのですが、味は似て非なるものでした。

食用ホウズキはまだ走りで、沖縄から取り寄せました。取り寄せはこのお店です。皆さんにご紹介いたします。

オキモールhttp://1oki.com/

今回はアメリカから取り寄せた家庭用低温調理器「Sous Vide」で岸田氏の絶妙の火加減を助けてもらいます。56度で30分、あとは余熱で30分です。仕上げにバターを表面に塗りパリッと仕上げます。

ソースは秋刀魚が旬ではないので、アンチョビで代用です。

食用ホウズキもまだ時期が早く何とか沖縄より取り寄せが間に合いました。調理開始30分前に到着です。

付け合わせには素揚げした茄子とズッキーニです。

いや、我ながら大成功です。メカジキの身は固くならず、ソースと付け合わせも絶妙です。

もう1回は作れないかもしれません。そこが素人の所以であります。