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2009年1月6日火曜日

カンテサンス 再撃沈!!

皆様お詫び申し上げます。「カンテサンス」の予約、本日9時29分45秒より会社のスタッフにお願いして2台の携帯電話と1台の固定電話で掛け捲りましたが、すでに掛かりません。カンテサンスに撃沈されました。もう少し暇になってから少人数でしか無理のようです。私たちが行けたのは「奇跡的」だったのかもしれません。期待させて申し訳ありません。くやしいのでHPでも覗いてみます。

仕事 見積

今日ゼネコン3社の方が我が社スタッフのTビル見積参加のため来社されます。青葉台プロジェクトはもう少し先になります。どの会社も我が社よりずっと大きくしっかりしていますので、私の意見など憚られるのですが、敢えてお願いするとすれば以下の事をつとにご依頼するばかりです。

①丁寧な見積を作って戴きたい
②「縁」あって取引がなされたならば、出来る限りその「縁」の続くような仕事をして戴きたい

①については文字通り図面に指定された仕様や工法などを理解した内容の見積という事もありますが、それ以上の意味として、お互い知恵を絞り、今後の市況を見据えた仕入方法、工程など全てに熟考した、きちんと利益が出てかつリーズナブルな見積という意味合いでもあります。利益の出ない工事はいただけません。かといって適正でない過大な利益も良くありません。

②は言葉通り、取引とは信頼関係です。信頼関係の崩れるような仕事はお互いしたくないという意味合いです。

仕事は「縁」です。良い「縁」を手に入れるにはこちらも身を清めて努力しなければなりません。建物を創って戴くのですから。

芥川賞 直木賞







読書の7割はノンフィクションなので、小説の読破量はそれほどでもないのですが、この時期にはやはりこの2賞が気になります。芥川賞ではふざけたペンネームの山崎ナオコーラさんの「指先からソーダ」「カツラ美容室」など題名でも目を引く数冊しか読んでいません。今回3回目の直木賞ノミネートとなる恩田陸さんのものは、息子がファンであることもあり、ほとんど全て読んでいます。中でも初期の作品「六番目の小夜子」はテレビにもなったので印象深く覚えています。

誰というわけではないのですが、このところの芥川賞の作品の多くは、その受賞理由が「なるほど」と分かるものが多い気がします。つまりどんな思想哲学の上に作風されたかという、検証可能なものが多いように感じます。私見ながら小説の醍醐味は、読後のなんともいえぬ興奮に他ならないのではないでしょうか。その思想哲学を理解してしまうと、小説の中味が蛻の殻になってしまうのです。山崎ナオコーラさんの「自分と世界はくっついてない気がする」という言葉を借りるまでもなく、その作風には共通するものがあります。批評する訳ではないのですが、小説とはもっと感覚的であってほしいと思います。
ついでながら、恩田陸さんは卒業後生命保険会社のOLをやっていたことはあまり知られていません。「アクサ生命」だっと記憶しています。