このブログを検索

2010年3月2日火曜日

ロンハーマン  サザビー

3月13日に二子玉川高島屋SCに「ロンハーマン」がオープンします。ロンハーマンはLAのMerlose、Bevelyhills、Brentwood、Malibそして千駄ヶ谷にお店をもつセレブご用達のセレクトショップです。日本でもよくスマップのT・Kさんなんかがチョイスしています。

どこかの企業が絶対に引いてくるだろうなと思っていました。案の定です。

日本でのオペレーションはサザビーさんが行っているようです。


高島屋との相性はチヨットという気がしますがこうご期待です。写真はロンハーマンのHPよりお借りした、メルローズのお店です。

悲惨な事故 Sea Wolrd

http://www.youtube.com/watch?v=qz_SHumjgPQ

悲惨なニュースです。Sea Wolrdは全米で3か所あり、サンディエゴでは盛大なスプラッシュを浴びた記憶もあります。残りはオーランドとサンアントニオです。

今回はこのオーランドで調教の女性が死亡してしまいました。ご冥福をお祈りします。

シャチは大変利口な動物で芸覚えも早く、見ている方も迫力満点です。しかし、過去に事故がなかった訳ではありません。カナダや他の水族館で事故は起きてはいます。

シャチが人間を餌として見ている訳ではなさそうですが、あの巨体と鋭い口です。一撃されたら一巻の終わりです。よく、アザラシを加えて、空中に放り投げる様子があります。あれは子供に楽に食べさせてやるためのデモンストレーションと浅瀬に近づきすぎないようにしているとも言われています。

とにかく海の中でというよりこの地球上の頂点にいる動物です。武器を使った人間を除けばこのシャチに対抗できる動物はいません。やはりそのことを胆に銘じる必要がありそうです。

日本では逆叉(=サカマタ)ともいわれています。アイヌではこれをレブンカムイ=沖の神といいます。

労働人口の意味  大人の幼児化

人口動態調査に基づき確実に少子化は進み、人口減の社会は到来します。

だからとってそれに比例して労働人口が減少する訳ではありませんよ。

将来に対する希望は景気に左右されます。それは就労意思と反比例します。

女性の晩婚化は経済の鏡です。高度経済成長を支えてきた団塊の世代に生まれ、社会に出て行った多くは、親のようになれるんだろうかという不安と親の様でいいんだろうかという疑問を持つことになります。

大人の幼児化が進んでいるともいわれます。オタクと呼ばれる現象もこのひとつです。電車に乗っているとイイ年をした大人が漫画を読んでいます。漫画がいけないなんていいません。ただその本を網棚に置いていってしまうのです。まさに自分中心、まわりはどうでもよいのです。

こんな大人が親だったら子供は指標を失います。親は子供と大人の第一の指標なのです。子供はそこで相対的に子供であること、大人とは何であるかということを学ぶ訳です。

今、廃墟や工場を見学するツアーが盛んだと言っていました。これもオタクに繋がる関係です。

津波の警報について、気象庁は謝罪をしていました。何故あんなことをいうのでしょう。保身なのか、言い訳なのか分かりません。次の避難指示はオオカミ少年になってしまいます。ミスター円といわれたどこかの大蔵官僚のように自分のやった金融緩和政策は間違いであったと弁明した人のように、この手の人からは行動に信念を感じられません。お手軽官僚とはこのことです。日本の将来はどこに向かうのでしょう。

もはや泥船なのでしょうか・・・・・・・・・・・・・

グローバル化 テロリズム

大統領がブッシュ氏からオバマ氏にかわりテロに対する米国民の怒りは変わらないものの、幾分落ち着きを取り戻した感はありますが、米国のいう「テロはダメ、拒絶します」の方針は変わらないし、世界的にもそのことに異を唱えることはできないでしょう。もちろん、テロ=無差別攻撃は平和社会に存在してほしくはありません。

一方このテロとは言わば自分たちが進めてきたグローバリゼーション化という大きな球面に出来た無数の小さな亀裂のような気がします。いくら取り除こうとしても、自発的に穴が生じ空気が漏れ出しているそんな感じです。

著名な学者が武力による屈服をテロに試みても絶対に繕うことはできない、それよりも「共感」こそがこの溝を埋める唯一の方法だと。

グローバリゼーションによって大きく格差が生じ、持つものとして自由を謳歌した日本を含めた西欧諸国に貧困と悲惨な生活を強いることができない以上、その「共感」さえも虚ろに感じます。

Haggis

イングランド人が、スコットランドを揶揄するとき「バクパイプとバーンズの詩とハギスが困りもの」とわれる料理です。

内臓を調味料で味付けした料理で、内臓の種類は様々のようです。一度、スコッチパブで試したことがありますが、黒ビールとは意外に相性が良かったと記憶しています。

そのお店の料理法が良かっただけんもしれません。何分、各国の首脳がイギリスでサミットをするときにはお願いだから出さないでくれと懇願するという話です。

ちなみに詩人バーンズは『ハギスに捧げる詩』(Address to a Haggis)を作っています。

日本の潮流  ビル・エモット「日はまたのぼる」??

1993年に初版が出されたPHP出版の本です。数名の著者が日本の潮流について語っています。

アメリカの大統領はクリントンです。93年の時点で日本の将来について警鐘をならしており、事実大枠はそのとおりになっています。ちなみに民主党は「ロバ」共和党は「ゾウ」がシンボルです。

日本は構造改革規制緩和を行い、一時的に経済は持ち直しました。一方、既得権益を放棄したくない政治家はリーマンショック以降の困窮は構造改革、規制緩和にあると先の小泉・竹中改革を糾弾しました。保守主義者のやる2枚舌戦術です。

何もせぬまま、国民の期待だけが薄らいでいったのです。

現在の消費マインドの落ち込みはバブル崩壊という一大タームを経て、日本の将来に希望が持てないことが最大の問題なのです。本書では2日酔いでもうお酒はいらないという気持ちに似ていると書かれています。健康ならまた飲みたくなりますが、体調不良なら長引きます。まさに言いえて妙です。

それにくらビル・エモット氏の「日はまた昇る」は論旨が不明です。旧体然とした経済システムを前提に日本は失われた10年を取り戻せると言っています。取り戻せたのでしょうか?

はじけないバブルはありません。今のところ唯一はじけていないのが宇宙膨張ぐらいなもので、どんなバブルもはじけます。バブルとは人間の欲が生み出す産物なのです。

バブルは悪者なのでしょうか?まったく膨らまない風船に魅力はありません。今の日本はこの風船のようです。