このブログを検索

2009年12月1日火曜日

星のや京都 那珂川 逍遥

12月12日に「星のや京都」がオープンします。社長の星野佳路氏はSパパのお嬢さんと同じくコーネルのホテル専門の学科の出身です。

嵐山吉兆とのコラボもあり楽しい趣向です。

考えれば以前依頼された造り酒屋さんの企画で、那珂川の古い蔵をギャラリーとパブリックスペースにして和風旅館を併設して、対岸から那珂川の渡しでお客を運ぶという提案したのはまんざら間違った感性ではなかったようです。

流れに身を任せながら、旅館の玄関に付く風情は日本人の感性に訴えるはずです。

早々に実現した夢の構想に思いをはせます。

作家の愛した 宿


散歩の途中ハゼの木の紅葉がまぶしく目に留まりました。
探していた太田治子さんの太宰論の集大成「明るい方へ」読み始めました。
素直な感情が客観的に太宰治を見つめなおします。

伊集院 静氏のホテル書ではありませんが、私にはどうしても行きたい宿があります。

越前福井の「こばぜ」という旅館です。食通の開口 健が絶賛した越前かにの旅館です。氏のエッセイには食への愛情がたわわです。まあ彼の体を考えれば、スマートな伊丹十三氏の清冽さとは対極に位置されるでしょう。


毛蟹、たらば蟹、上海蟹と美味しい蟹は多々ありますが、近海の浅瀬で取れた越前の上手さは別格です。メスのせこ蟹はずっと前の岐阜では100円でした。とにかく蟹はピンキリなのです。

辺境論」読み終わりました。一気読みでした。誰かがプチインテリといいますが、大いに結構ではありませんか。確認作業が必要なのです。丸山眞男を確認しなければなりません。


日本人の「ずるずる」「場の空気」良くわかります。その根源となる思想の潮流も大いに
興味です。

*******************

K家のRちゃんが彼を連れて家の前に来てくれました。人柄のよさそうな男の子です。海鼠仲間の娘の父親として応援します。Rちゃん綺麗になったね!!!

水彩画展


先輩のお葬式のときにお会いして以来ですが前の会社の尊敬する先輩の水彩画展のご案内状を戴きました。主催されている「横浜画塾」には近いのに中々行けないのですが・・・・・
12月10日より16日まで表参道ギャラリーコンセプトで開催される「笠井一男 水彩画展 東京描写」です。


広告部長からの大変身ですが、先輩らしいです。表参道の風景とともに時代も素描されているような素晴らしい作品です。水彩を始めたSパパお時間あったら覗きに行きませんか?とても参考になると思います。

自己反省 確認

毎年年度の終わるこの時期になると私も一応経営者のはしくれなので、去年の目標や指針を確認し、点数を付けています。

点数の方は満点もあり、赤点もありといった玉石混淆の内容でありますが、数年前よりこのような景気を有る程度予測したのかどうか定かではありませんが、物品販売や飲食から、企画中心の小さな台所に変えたことが今では大きく影響しています。

これもひとえに縁あって出会った色々な人達から教えて戴いた様々な経験とご教示のおかげであります。銀行との付き合い方、キャッシュフロー経営の大切さ、そして自己責任の大切さ、真贋を判断し、相手に伝えるリテラシーの大切さを、そして今自分がしていることは一回限りで、次があると思わないという運命の受け入れと時間の不可逆性を意識すること、本当に大切なことばかりです。

***********

小さな会社はいわば運命共同体です。皆が幸せにならなければ決して会社は良くなりません。
幸福の方程式を思い出して下さい。

幸福=√健康×(人間関係+価値共有の時間)です。

係数の健康でなければ幸福は大きくダウンします。体はもとより心もです。そして価値共有とは仕事をしているその仲間です。美味しいと思ったものは皆で食べ、楽しいと思ったことは皆でする、これこそが幸福の実践に他なりません。

この秋には私も体調不良に見舞われました。今は本当に大分よくなりました。つくづく無意識のうちに我々の体と精神は繋がっていると痛感した経験でした。健康はなにせ係数なのですから。

そうスタッフの全員がふかふかのふとんになりましょう。ふかふかのふとんは人を惹きつけ癒します。
みんなが幸せになれるはずです。

翼よあれがパリの灯だ!!


マウイ島ハナに眠るリンドバーグの有名な言葉です。パリの灯が見えたときどんなに彼は感動したことでしょう。
国民にはこの「パリの灯なる希望」が必要です。25%の排出量削減、観光立国とお題目は唱えても実際に道筋が見えません。その間にどんどん不景気になってしまいます。


昨年のリーマンショック以降、日本経済は「脳震盪」の状態でした。夏以降徐々に回復してきた(回復したいってもデフレ状態)ものがここにきてバカな政策のため世界中から嫌われています。


観光立国とは立派な目標です。しかしそれとは裏腹に世界中のマネーが逃げています。円が高いのは日本が魅力的だからではありません。逃避マネーに他なりません。


11月も終わりました。私の会社は今日から新しい期に入ります。こんなときこそ知恵と努力、友愛の精神で乗り切る必要があります。政治に任せられないのですから国民が一人ひとり頑張るしかないのです。


写真は夜明けのすぐ前の東の空です。この夜明け前が一番綺麗です。今日の日のでは6時30分でした。