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2011年6月16日木曜日

価値創造型ビジネス 時間消費型ビジネス

ビジネスの種類は大きく分けてこの2種類になります。

昨日も、福祉介護の会社の運営についてある代表者の方が利益や売り上げはあまり多く見込めないと漏らしていたことが印象的でありました。

高齢者や障害者の福祉それ自体は大変必要なことでもあり、社会的要請のあるものです。

しかし、経営者が自ら時間消費的サービスをしなければならないようでは、そのビジネスはパートやアルバイトと大して変わらない性格になってしまうのです。

経営者に必要なのは価値創造です。何から価値を創造するのかは別としてそのスタンスを忘れてはいけません。

労働をしているだけでは実は価値創造にならないのです。労働の中に新しい流れを作ることが必要なのです。

日本のとある会社は日本人の入居者のないような古く、共同炊事場、共同風呂のアパートメントを借り上げ、外国人に2.3週間単位で貸出しています。

さらにアメリカのアイビーリーグにも名を連ねる某有名大学の日本研究所のHPにリンクさせ、日本に興味のある人にターゲッティングしています。

オペレーションと言えば、外国語大学のネットワークを利用して、中々海外には行けないけど英語を使ってみたいという学生を集めて上手くやっています。

これだって立派な価値創造なのです。

経営者はいつも眼鏡のレンズが曇らないようにしておかなければならないのです。

これは私も含めた戒めでもあります。

有斐閣 

この名前を聞いてアレルギー症状を起こす人は間違いなく法学部出身者です(笑)

さりとて人文科学系の学部の人ならこの書店名は知らないことはないでしょう。

私の大学も東大や京大とは一般教養の厚さは比較にはなりませんが、他の大学と比べると選択できる科目は多く、法学関係では直接関係する商法はもちろん、教職科目の選択もしていたので憲法、労働法も取りました。社会学では当時人気のあった「縦社会の人間関係」を著した女性初の東大教授こと中根千枝さんではなく(笑)そのご主人の授業を取りました。実は私も中根千枝さんだと勘違いしていたのですけど・・・授業は奥様の話がほとんどで楽しいものでした。

こういった多くはこの有斐閣より発刊されていたのです。

明治10年に神田一橋で産声をあげた同社はも有史閣と称していました。すぐに現在の有斐閣に名前を変えます。そして戦後間もなく、戦時中、天皇機関説事件で発刊禁止を受けていた美濃部達吉著「憲法撮要」を発刊し、現在に至っているとても稀有な出版社なのです。



ところで何で急にこの会社のことを書き出したのかと言うと、実はテーブルの上にこの本が置いてあったからです。パラパラめくると以外と面白いのです。それも私の好きなコンメンタール形式を取っていてとても実践的です。

これから医療行為に携わる人間が最低限知っていなければならない内容なのでしょうが、実は我々の世界でもよくあることを指摘しているのです。

閑話休題

先日、お客様より医療行為に対する訴訟の相談を受けました。弊社の顧問の先生もおりますが、知り合いにも医療訴訟を専門とする先生もいます。

私の住んでいる横浜のとある大学病院にて末期がんの手術後の塞栓症で亡くなったとのことです。相手は非を認めているとのことですが、一般的に考えて手術を行う場合そのリスクは必ず説明されるはずですし、同意書も書いているはずです。非といってもどこまでなのか・・・

いくらでもご紹介することは出来ますが、訴訟費用はただとはいきません。きちんとご説明してそれでも必要ならご紹介するとお伝えしました。

こんな実例も身近にあるので整理して考えると医療訴訟のそのほとんどが患者や家族に情報がきちんと伝わらないことがトラブルの原因のようです。いくら勉強が出来てもこのコミニケーション能力のないドクターでは困ります。巣鴨で長年、整形外科と内科を開業している先生が言っていました。
「私の仕事は患者の話を聞くことそれが99%、残り1%は治療・・・」なるほどそうかもしれませんね

まあこんな本を読んでいるところを見ると息子は競走馬のように周りが見えない訳ではなさそうです。

週末から大ボスと一緒に大阪の学会出席とのことです。週明けのテストのために寝る暇を惜しんで勉強しています。万博講演では梅棹忠夫展やっているはずですが・・・・・・蛇足でした・・・

丸の内 Jhon Lobb BEAMS HOUSE

ジョン・ロブ丸の内の2回目の来店です。昨年念願のフィリップを購入したのでその修理です。

中々丸の内まで来る機会はありません。丸の内は地下の駐車場を全て提携して、間違って入れてもサービスは受けられます。

5万円以上の買い物で24時間OKなのだそうです。都内に住んでいたら日帰りの出張には使えるかもしれません。

このところ買い足すことのなかったシャツを見に行きます。このあたりで一番あるのはビームスハウス丸の内でしょう。この丸の内にビームスは3軒ありますが、他の2店はもっとカジュアルです。

トモローランドもありますが、もっと品数は少ないです。

そういえばビームスの社長には親戚の紹介でお会いしたことがあります。そのときはメンズファッションの第一人者のKK氏も一緒でした。その後結婚式でも一度お会いしたことがありました。

ビームスの創生期から知るものとしてはこんなに大きくなったビームスには感慨深いものがあります。

シャツ売場にはフライ、アルモの生地で仕立てたビームスオリジナル別注品、オリアン、バルバ、そしてルイジ・ボレッリです。残念ながらイザイアはありません。このイザイアは服地の会社だけに生地が飛びぬけて良いのですが少量しか日本に入っていません。価格もバルバやオリアンより高く、下手するとフライ以上ですがこれも無ければしかたありません・・・・

ボレッリのみ別の所にコーナーが作ってありました。

私のシャツ選びのポイントは胴周りがだぶついていないもので、首周りがジャスト、袖口がスマートなものです。だぶついているとズボンの治まりが悪いのです。さらにアームホールが如何にすっきりしていてそれで動きやすいかです。

ところが私が持っているボレッリとはシェイプが変わってしまいました。アームはより細く、肩は小さくなっています。ですからこのシャツは肩幅がある人はいまいちなのです。

フライは私には首周りで合わせると窮屈すぎます。取り敢えず新しいシェイプのボレッリを1枚購入してチャレンジしてみることにします。

なんでもここビームスハウスでは、オーナーのボレッリ氏が来店し、採寸の上、ナポリで作ってくれるオーダーフェア―もやっていたようです。担当の方もオーダーできずに残念がっていました。まあ私はオーダー嫌いなのでいいのですが・・・・

このところゲレンデで移動しているので車高が気になります。地下の駐車場も大半が1.75以下のスペースなので心配していましたが、親切なガードマンが丁寧に誘導してくれました。さすが三菱そのあたりの質も良いなあと思わず感じてしまいました。

渋谷や新宿はもともと雑然としていてあまり好きではありません。銀座もコンサバすぎて駄目です。
やはり休日は横浜が多くなってしまうのですが、平日は丸の内でショッピングも悪くありませね・・