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2010年2月22日月曜日

豪雨災害 マディラ島


ニュースでマディラ島の豪雨災害の画像が流れていました。ここはアフリカの西にあるカナリア諸島より北に位置し、ヨーロッパの避寒地として有名です。

私にはあまりかかわりがない? いやいやあるのです。ここでは昔からブドウの栽培が盛んで、強壮したマディラ酒の産地でもあるのです。このお酒料理には欠かせません。(写真はウィキペデアよりお借りしました)


それにしてもポルトガルの大統領がカヴァコ・シルバという名前で、首相がソクラテスとは知りませんでした。2人とも緊急援助の必要性を世界に求めています。日の出国もいち早く救援に向かうべきです。ポルトガルとは深い歴史的繋がりもあるのですか。

http://www.youtube.com/watch?v=YEatSh_DJ2I

月に囚われた男

月に土地を購入した我が家としては月にまつわる映画は欠かせません。

4月より公開の「月に囚われた男」楽しみです。監督・脚本はデビット・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズです。



因みに我が家はルナエンバシー社から購入しました。まだあるのかしらん?
その当時の説明にはなんでも月は国や団体が優先的に使うことは禁止されているらしいのですが、個人は含まれていないようなのです。ならば固定新税が必要なのにまだ払っていません。(笑)これはパラドクスですね・・・・・



訃報 アレグサンダー・ヘイグ

フォード、ニクソンで首席補佐官を務め、レーガン政権では国務長官を務めたアレグサンダー・ヘイグ氏が死去されました。(写真はウィキペディアよりお借りしました)

私たちにはレーガン大統領が狙撃された際「ホワイトハウスは私の指揮下にある」という発言で物議を醸したしたことを覚えています。

昨年のケネディ政権のマクナマラ氏と続き、戦後の退役軍人上がりの国務長官及び補佐官の大物が亡くなっています。彼は若き頃ダグラス・マッカーサーにも仕えていた軍人の一人です。

文化依存症候群 Culture-bound syndorome

テレビでオリンピック女子フィギュア代表に選ばれた鈴木明子選手が以前摂食障害であったことが紹介されていたら、息子が「珍しいね、摂食障害は文化依存症候群とも呼ばれていて、欧米特有の疾患なんだよ」とのこと。

妻「何 それ」

息子「読んで字のごとく」

だそうです。

文化依存症候群とは地域、民族、文化環境によって発生しやすい精神疾患のことです。
このような欧米に多い「摂食障害」日本の「対人恐怖症」韓国の「火病」マレーシアの「アモック」などです。

「火病」とは極度に怒りを抑える事によって強いストレス性の障害を起こし、胸が重苦しくなり、不眠症や拒食症・性機能障害などを併発する事が多い。大韓民国(韓国)では鬱火病(ウラビョン)ともいう。鬱火病の鬱は鬱病とは関係なく、鬱血や鬱憤の鬱と同じ、「その場に溜まってゆく」といった意味でのようです。若者の火病の初期症状として、強い怒りと共に八つ当たりの行動を伴うとあります。

「アモック」は悲しい事や侮辱を受けた後、部族の人との接触を避け、引きこもり、物思いにふけっているような状態になる。そして、突然、遭遇した人を殺傷してしまう。殺戮は本人が自殺、または、殺されるか、取り押さえられるまで続き、後で正常に戻った時には、人を殺傷していた時の記憶を失っているとのことです。

しかしこの説明を聞く限りでは、これらの文化依存症候群はグローバル化とともに既に限定的症例ではなく、地球規模に広まっている感じがします。

男子回転 皆川賢太郎

28日に開催される男子回転は見ものです。

日本の皆川賢太郎選手には頑張ってほしいと思います。回転にはここ一発という技術以外の勝負勘がついてまわります。彼が言っていた「80%の滑りでなく200%の滑りを行う」が必要です。

彼のブログでは雪質がかなり厳しく、とても難しいコンディションのようです。だからこそ誰にでもチャンスはあるはずです。

小さなころ、竹のポールを1本1本さして、歩いて登り、スラロームの練習をしていたころが思い出されます。志賀高原の一之瀬ダイヤモンド、草津の天狗山でもやりました。夏には月山や乗鞍に行ったこともあります。今では年1スキーヤーと化してしまいましたが嘘のようです。

それにしても滑降では惜しくも2位になったスピンダル選手のスーパーGでの強さ、負傷で出場も危ぶまれていたポン選手の強さは驚きです。彼らは本当に板の真上に重心があります。強靭な肉体があのスピードに耐えているのでしょう。

消費税  一考  トリックスター 外添要一氏

消費税についての議論がかなり以前より交わされていますが、私にはまだ分からないことがあります。消費税は所得の多寡に関係なく、一律課税されるので低所得者に不利な金持ち優遇税制だとする理論です。100円のキャベツは100円のキャベツという理論です。

これっておかしくありませんか?所得が違えば消費額も違うはずです。確かにエンゲル係数は低くなりますが、その余に使う金額は低所得者と格差が存在しそこで消費が生まれている訳です。

私は、食料品や一部の生活必需品は出来るだけ税率を維持し、以前の物品税のように細目に分けて税率を掛けることが良いように思われます。以前ゴルフクラブは10%近い物品税が掛っていました。でも今どうでしょう?安くなりましたか?結局色々な機能が付加されて、税率が減少しても価格は変わらず逆に上がっています。

結局はこれを再配分するのでそうではないと消費税肯定論者は言っていますが、問題なのはこの再配分が不透明なことです。道路建設やダム工事に使われれば、片務的分配となってしまいます。そこは将来の国民に必ず還付する年金や医療費に限定して使われるべきだと思います。

外添議員が反小沢氏の民主党と手を組むと公言しました。もしかすると彼あたりが政界再編のトリックスターになるかもしれません。それにしても我が国の鳩は赤い色になってきたようです。

刃傷沙汰のため右手中指が使えず読書ぐらいしかできません。以前購入して軽く一読した「ダーウィンのジレンマを解く みすず書房」を読み返しました。

ダーウィンのジレンマとは、端的にいえば「小さくてランダムな遺伝子変異の蓄積がどうして統合的な新規形質に結び付くかという問」のことです。

本書ではその解として「促進表現型変異論」であり、「生物には変化に対する適応力がありそれが制約の中での自由度となり、促進される」というものです。

確か以前池田清彦さんの本でも同じようなことが書かれていた事を思い出しました。

やはり和訳にやや難ありのためページが重たい訳です。


伏高  平成22年2月22日


今日は平成22年2月22日と22222と2が5つ並ぶ日です。ただそれだけです。

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築地の鰹節の問屋さんより商品が届きました。ここでは今は滅多に手に入らなくなった「薩摩本枯節」を扱っています。以前一度取り寄せて、その上品なおいしさにノックアウトされたのですが、しばらく手に入らない時期がありやっと入荷しました。

改良型は鰹節がカギのようになっていますが、古来の薩摩本枯節はなっていません。今回は腹身と背身を2つ購入しました。

そしてなんといっても今回の目玉はこの「鯛節」です。節といっても小鯛がそのまま入っています。
フランス料理でも日本料理でもその食材を使い切ることが最高のうま味を引き出します。

鯛茶漬けも本来鯛1匹手に入れば、骨と頭を軽く炙り一番だしに加えれば良いのですが、切り身だとそうはいきません。そこでこの鯛節を使えばかなり美味しいと思います。

伏高さんのHPです。

そういうわけで取り寄せました。たまたま2袋しかなく、犬友には週末のランチでこの鯛節を使った鯛茶漬けを食べさせましょう。もう一袋は富岡銀行の利子として本日着金させます。(笑)

空き地  お友達



世に空き地が少なくなってから久しく、我が家の周りでも空き地は確実に減っています。

空き地というのは確実に文化や人間関係の構築に重要な教育的役割を担っていたと思うのです。

だから、なんとか大企業の皆さま、大目に見て解放していただければ有難いのですが、昨今の人間どもは(私は人間ではないので・・・・ベムです)はすぐ責任を取れ、管理者の責任だとぼやく輩が多いので私の具見はとどくはずもなく、本日も空き地難民と化した集団が彷徨っています。

背中のポンキッキマークのフレンチブルのアンジュちゃんさくらの使っているボール命の子です。

お母さんが新しいボールを出して他の犬が一斉に振り向いてもこの子はさくらの口元を狙っています。おかしくてお母さんも大笑いです。

ロッワイラーのリク君も顔をペロッと嘗めて挨拶してくれます。帰り際にバーニーズのロイ君が挨拶に駆け寄ってくれました。皆長生きしてほしい仲間です。

グズネッツの波

大学の初期に習った景気循環で主に企業在庫に起因する40カ月の「キチンの波」、設備投資が起因する10年の「ジュグラーの波」、人口変化や住宅建築が起因する20年の「グズネッツの波」、さらに長期的変動が50年の「コンドラチェフの波」です。

何を今さらとお思いでしょうが、我が家では息子がなんと自分の部屋を整理し始めました、まさに「グズネッツの波」です。

二十歳の息子が、すでに収まりきれなくなって本や楽譜の散乱する(変換を間違えたら産卵?!こっちのほうが適しているかも)ベッドやPCまわり、入りきれなくなった本棚とCDの整理です。

3月より忙しくなるから今のうちにやっておくということらしいです。

さっぱりついでに髪も伸びたので切ってほしいと息子がいうのでパリカンです。息子のさっぱりした頭を見ていたら、ジョニーデップのように伸ばそうと思っていた私までつられてパリカンです。
どうもこの途中がいけません!我慢出来ないのです。ジョニーデップ一変瀬戸内寂聴さんです。

それにしても15年、美容室や床屋に行かずパリカンです。その間にパリカンは4台交換しました。
1台5000円としても2万円、もし2人で床屋に行っていたら、一人4000円として月2回行くとすると
1年で19万2千円、15年で288万です。バリカン代を差し引いても283万円の節約です。積もり積もれば大きな金額になると映画「マルサの女」は教えてくれたのであります。