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2010年2月22日月曜日

消費税  一考  トリックスター 外添要一氏

消費税についての議論がかなり以前より交わされていますが、私にはまだ分からないことがあります。消費税は所得の多寡に関係なく、一律課税されるので低所得者に不利な金持ち優遇税制だとする理論です。100円のキャベツは100円のキャベツという理論です。

これっておかしくありませんか?所得が違えば消費額も違うはずです。確かにエンゲル係数は低くなりますが、その余に使う金額は低所得者と格差が存在しそこで消費が生まれている訳です。

私は、食料品や一部の生活必需品は出来るだけ税率を維持し、以前の物品税のように細目に分けて税率を掛けることが良いように思われます。以前ゴルフクラブは10%近い物品税が掛っていました。でも今どうでしょう?安くなりましたか?結局色々な機能が付加されて、税率が減少しても価格は変わらず逆に上がっています。

結局はこれを再配分するのでそうではないと消費税肯定論者は言っていますが、問題なのはこの再配分が不透明なことです。道路建設やダム工事に使われれば、片務的分配となってしまいます。そこは将来の国民に必ず還付する年金や医療費に限定して使われるべきだと思います。

外添議員が反小沢氏の民主党と手を組むと公言しました。もしかすると彼あたりが政界再編のトリックスターになるかもしれません。それにしても我が国の鳩は赤い色になってきたようです。

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