刃傷沙汰のため右手中指が使えず読書ぐらいしかできません。以前購入して軽く一読した「ダーウィンのジレンマを解く みすず書房」を読み返しました。
ダーウィンのジレンマとは、端的にいえば「小さくてランダムな遺伝子変異の蓄積がどうして統合的な新規形質に結び付くかという問」のことです。
本書ではその解として「促進表現型変異論」であり、「生物には変化に対する適応力がありそれが制約の中での自由度となり、促進される」というものです。
確か以前池田清彦さんの本でも同じようなことが書かれていた事を思い出しました。
やはり和訳にやや難ありのためページが重たい訳です。
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