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2010年3月9日火曜日

Cotriade "コトリアッド" ブルターニュ風ブイヤベース

塩で有名なブルターニュ地方のブイヤベースです。サフランは使いません。

ブイヤベースのルイユの代わりにあっさりのドレッシングです。

レシピ
☆海老は背ワタをとり、貝は洗って鍋に入れ、白ワインをいれて中火で蒸す
☆別の鍋でバーターを熱し、タマネギ、ジャガイモを炒める
☆上の鍋に白ワインを加えさらに煮込む
☆魚を入れ、火がとおったら海老、貝をいれて塩、コショウで味を調える
☆ドレッシングをかけながら食べる

ドレッシング
赤ワインビネガー、マスタード、塩、こしょう、パセリ(みじんぎり)を混ぜ合わせる


週末の一皿です。富士ガーデンの魚屋さんで良い鮮魚を仕入れましょう!!!!

雪の降る町を



「雪の降る町を  思い出だけが通り過ぎてく・・・」「雪が  降る あなたはこない」「雨は夜更けすぎに雪へと変わるだろ」

どれでも良いのです。今夜は雪交じりの天気です。我が家の前には吹き溜まりが出来つつあります。明日は雪休み決定です。会社のみんな宜しく!!!

大失敗?!いや大成功です。フランフランで視聴してから買ったCDが間違っていました。

ディスコソングを軽快に英語で子供が歌います。これはダンスをならっているルアちゃんにプレゼントです。

黄色いトースター  "SMILE"



妻が息子の部屋のカーテンが壊れたので作りに行くと港北東急です。残念ながらそのお店は退店していました。かわりにフランフランでカーテンを見つけました。娘も変える?と聞くと「ウン」だそうです。

遮光カーテンは生活リズムによくないのですが、遮光でないほうが少ないのは?????です。

妻が面白いものを見つけました。家のトースターが壊れていて、ガムテープで補修していたので、白、黄色、ピンクのトースターです。

我が家は黄色を選びました。これ文字が浮き出るんです。ちなみに黄色はご覧のように「SMILE」です。白は「NICE」ピンクは「LOVE」です。

息子が「LOVE」のトーストを研究室に持っていったらどうなのでしょう?

まだスマイルが足りません!!スマイルが薄いです!!!

夕餉  煮込みハンバーグ 群馬の野菜

今日の夕餉は妻の十八番煮込みハンバーグです。今日は和風です。妻のハンバーグはそとカリッで中ふわふわです。煮込みハンバーグではこれ以上のものは食べたことがありません。ハンバーグと決まると誰も文句はありません。妻に聞くと少し強めにフライパンで焼くことがコツのようです。鎌倉でハンバーグの専門店やらない?といったらランチだけならといっています。いいかも、メニューは二つだけ和風と洋風です。後はお味噌汁とご飯にたくわんの漬物です。しめて650円。どうでしょう?

アイスプランツは冷水で洗って、塩を軽くもんだ赤大根とおひたし風です。山葵醤油で食します。

付け合わせに、赤大根をバターでソテーして、塩こしょうです。

最後に娘が作ったジャガイモのニョッキです。マスカルポーネと生クリームが良い感じです。グリーンピースも春らしくてグッドです。

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食後に腕立て伏せと腹筋をしていたら、息子がたたみかかってきました。100キロの息子を足で持ち上げて高い高いです。1回が限界です。もうペドロじゃないでしょうに・・・・・・・・

明日は雪模様です。雪籠りの予定です。午後にはイッツコムさんが来訪予定です。
今日はこれからのんびりの予定です。



群馬の野菜


広尾の裏通りで、群馬の野菜とイチゴの販売です。聞くところによるとこの近くの著名な料理研究家の女性のところに届けた帰りのようです。販売していた女の人の手はまぎれもなく農家の貴重な手でした。

この苺は群馬の品種で「やよいひめ」と言います。我が家の「いちごひめ」にお土産です。
もうひとつは赤大根です。以前、イタリアンでサラダに出てきた時にその食感に参ったことがあったので迷わず購入です。それとこの緑のものは「アイスプランツ」です。新しい野菜で、かすかな塩気を持っています。

大根の葉は小海老とネギと一緒に炒めて、甘辛く味付けしてお弁当のおかずにします。

アイスプランツはそのまま水で洗って、軽く塩をした赤大根のうすぎりと山葵醤油でおひたし風にして食べます。

夕餉のメインは妻の十八番の和風ハンバーグの予定なのでこれで十分でしょう。

大切に全て使い切ります。

変化・不変  一風堂  

明治通りお客様のところに出掛けたので、帰りに隣の一風堂を覗いてみると昼時なのに珍しく行列がありません。ラーメン専門家のスタッフT氏を誘いいざ入店です。

店内の空いています。うそみたいです。

いつものように赤マルランチを注文すると、赤マルは当店ではないとのこと。似ているもので本店かさね味があるとのことでこれを注文です。
タマプラーザの新店の器はいただけません。あのカフェ風のものはボウルですもん。

丼は昔と変わりませんが、タマプラーザ店がのみが値段が上がっていると思っていたら、こちらも全て100円アップです。餃子とご飯は替わりませんが、丼の中にキャベツが入っています。味も従来とは違います。

なるほどこの寒い日に行列が出来ていない理由が少し分かりました。15年前からいたベテランの店員さんもみかけません。

変化に対応するために変化する。確かにこれも必要です。しかし、時代が変化しても変化させない方が好まれる場合もあります。

変化した恵比寿の駒澤通りの相変わらず満席の山田ラーメンを横に見ながら車を走らせました。

今は中身が(しくみが)分かってしまうとすぐお客様が離れていきます。これは私の小売に対する教訓でもあります。

東名川崎IC  死亡事故


昨日の帰りがけに東名高速川崎の料金所を横浜方面に向けて走っていたら、上り車線にクラッシュした車の残骸を見つけました。写真は当日ではありません。右側のほうです。

あの様子から運転手はどうなってしまったのだろうと心配していたら、夕方のニュースで放映されました。運転者、助手席の人も即死だったようです。

原因はわかりませんが、ブレーキの跡もなく、分離帯のコンクリートにぶつかったようです。二人とも高齢者だったようです。

先日も、相当な高齢者が信号無視でものすごいスピードで走って行きました。当の本人はハンドルにしかみつき前しか見ていません。もし、と考えたらぞっとします。

人間はこの「もし」を考えないようです。「もし」と考えたらタクシーやバスの方が絶対に良いと判断できるのに良しとしない傾向があります。

社会全体で自由と責任について討論する必要がありそうです。私は70歳で免許を返します。約束します。

日本酒

料理には合う酒というのがあります。チーズやジビエにはワインです。

エイヒレやアタリメには、日本酒です。焼酎も合うよという向きもありましょうが、やはのここはひとつ日本酒です。先日もメイちゃんパパが美味しい日本酒を持ってきてくれました。もちろん私はお休みモードで夢の中飲むことは叶いませんでしたが・・・・・・・

私が恵比寿で居酒家(屋ではなく家)をやっていたころ、多くの地酒を取りそろえて、片口に入れて好きなお猪口を選ばせる方式をとっていました。今では当たり前ですが、当時は革新的でした。

そんなこんなで日本酒はそれこそ何百種類も飲んだと思います。しかし、ブームになるや酒蔵も販売店もセット販売という狡いやり方をしてきます。そうです。越乃寒梅1本に他2本とかいうやり方です。へそまがりの私はこうなるともう嫌です。人気が出ていなくても美味しいお酒を探しまわりました。

酔鯨、磯自慢、神亀、満寿泉、出羽桜、八海山などいつも揃えていたラインナップですが、残念ながら今では中々手に入らないものも出てきました。あの頃は2足のわらじではなく、3足のわらじで休みなんて本当にありませんでした。休日は汚れてしまったメニューの作り直しや、新しいメニューの考案などです。今思えば大変でしたが懐かしさが蘇ります。



そんな哀愁も手伝い、今週は「神亀」を晩酌のお供としております。

藤原保信著作集

私は残念ながら都の西北ではありませんでしたので、藤原保信先生に直接教えを受けた訳ではありませんが、後に故人の思想の一端を垣間見たく「藤原保信著作集」を購入し、既読しました。
そういえば自宅近くのノースポートの店長をしている私の同期のT氏は政経学部出身のようだった気がします。



書の中に

「個人は、特定の社会関係から無関係に存在しうるものではないことに注意すべきであろう。むしろその生き方や価値観、行為選択そのものが、意識的、無意識的にその社会によって色付けられ方向付けられている。たとえば今日の高度資本主義社会においては、たんに人びとがみずからの欲望にしたがって生きるのみか、欲望が刺激され、駆り立てられ、その結果もたらされる大量消費が大量生産を支えるという循環のなかに巻き込まれているのである。そのような状況を考慮に入れたとき、善悪への問いを回避し、それを個人の選択にゆだねることは、そのような状況の支配にそのまま身を委ねることにならないであろうか。むしろそのような状況によってもたらされる一定の生の選択をも反省の俎上にのせ、そのなか最善き生き方を問うことが必要とならないであろう・・・・・・あらゆる社会と同じく今日の社会においても、さまざまな不平等も存在し特権も存在する。にもかかわらずそのような社会で、価値相対主義を唱えることは、結局のところ、既存の不平等や特権を放任し、時には隠蔽し、結果的にそれを擁護することにならないであろうか。そのようなばあいには、まずもってみずからの価値前提とそれをしからしめている社会への反省が責任ある生き方と責任ある理論の大前提をなすといえる。」



今の政治家や有権者に強く問いたい含蓄のある示唆に富んだ内容です。

Paul Auster




ポール・オースターは現代アメリカを代表する詩人・小説家です。年齢は私と同時代の人です。

ニューヨーク三部作」「リヴアイアサン」「幻影の書」などつとに有名です。すべて読みました。

その彼が「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」なるのをやっています。

これはどういうものかと、つまりアメリカのいろいろな普通の人たちに寄稿してもらったショート・ストーリーの中から佳作をラジオでポール・オースターが朗読するという、それだけのものです。

ポール・オースター曰く

物語を求めているのですと、私は聴取者に呼びかけた。物語は事実でなければならず、短くないといけませんが、内容やスタイルに関しては何ら制限はありません。私が何より惹かれるのは、世界とはこういうものだという私たちの予想をくつがえす物語であり、私たちの家族の歴史のなか、私たちの心や体、私たちの魂のなかで働いている神秘にしてはかりがたいさまざまな力を明かしてくれる逸話なのです。言いかえれば、作り話のように聞こえる実話。大きな事柄でもいいし小さな事柄でもいいし、悲劇的な話、喜劇的な話、とにかく紙に書きつけたいという気になるほど大切に思えた体験なら何でもいいのです。いままで物語なんか一度も書いたことがなくても心配は要りません。人はみな、面白い話をいくつか知っているものなのですから。」(『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』、ポール・オースター編、柴田元幸他訳、新潮社)



確かに面白い試みです。私にとっての普通でも、あなたにとっては普通でない。逆にあなたにとっては普通でも私にとっては普通でない、そんなことが世の中には多く存在するのですから。

日本でもU・T先生がこの試みにチャレンジされるようです。面白い企画だと思います。「世界は自分という小さな宇宙によってまとめられ、きわめて排他的存在である」という私の哲学にも通じます。

なだ万流 いわしのつみれ汁 香り揚げ  

ブログで無いと言うと入りました。真イワシです。

これを使っていつもつくる我が家のイワシのつみれ汁に対抗して、なだ万の料理長直伝のレシピです。

そういえばずっーと昔、日本一になったら何がほしいのと息子に聞いた時、美味しい日本料理という答えが返ってきて、迷わず赤坂のスーパーなだ万を予約したことがありました変な家族です。今は名前が変わっているようですが・・・・・・ちなみに本店はニューオータニにある山茶花寮です。この茶室は村野東吾氏の設計とのことです。


レシピ
☆イワシの半分は細かく、半分は食感が残るように包丁でたたく
☆信州みそ、片栗粉、小口ねぎ、塩、黄卵を加える
☆鍋に昆布出しをとったものに、つみれにして火を軽く通す
☆いちどつみれを取り出し、追いガツオと塩、少量の醤油で味を調える
☆つみれを戻し、白髪ねぎを散らす

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美味しいです。息子のサムアップをもらいました。半量のつみれにデンプと片栗粉少々を加えて。大葉ではさみます。香り揚げならぬ香り炒めです。
フライパンに油をひいて、両面カリッとなるまで炒めます。食べるときに、大根おろしに梅肉をあえたものにからめて戴きます。確かに外では中々美味しいものに出会えません。丁寧に作れば身近な食材でもこんなに美味しく戴けます。ちなみに「つみれ」は「摘みいれる」から「つみれ」といわれるようになったとか、ならないとかということです。

一つ改良点があるとすれば、やはり皮は剥いた方が食感が良いように感じました。それとネギが硬かったので包丁の背でたたき繊維を切ったら美味しくなりました。次回の課題を見つけました。