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2009年1月30日金曜日

知らなくて危なかったもの 「やまかかし」


小学4年生のM少年は裕福ではなかったものの、母の努力で破れた半ズボンは履かなくても登校することはできましたが、ほとほとこんな地方都市の金満権力至上主義に嫌気がさしており、夏休みの束の間の「はらむこう」の休日がなによりでした。ここには着てきた服をうるさくいう奴も、強い奴にへつらう奴もいません。年上の優しい「イサチャン」と今でこそ自閉症という言葉がありますが、当時の私には「あーうーのターボー」のこの2人しかいませんでした。
当時の山荘は村の人が誰も使わないような場所(まむし沢)にありました。もちろん、この浅い沢が私の初泳ぎの場所でもあり、泳げたと自身を付けた場所でもありましたが、確かに蛇は多かったです。
岩魚が蛇を飲み込んで肛門から出ている姿(仮死状態)のものまで見ました。
3人でホームの石垣の穴に花火を入れて白蛇を燻り出したり、かえるを餌に雷魚を釣ったり、線路に5円玉を置いたり(いまだから話します)、やまかかしを枝で遊んだりしました。(映画スタンバイミーのようでした)
当時、この「やまかかし」は無毒と言っていましたが、昨日のテレビではマムシ以上の毒を持っており、皮膚からもイボガエルのような毒液を出すらしいです。くわばらくわばらです。
イサチャンが持って来てくれた美味しい白桃は今も食べる事が出来ますが、ターボーは数年後に亡くなったと聞いています。人の善い面、悪い面両方を見ることができた9歳の夏でした。

アンドリュー・ワイエス 逝去

ノーマンロック・ウェル共々アメリカの原風景を描いた画家として有名だったアンドリュー・ワイエスが1月16日に逝去しました。91歳だそうです。ロックウェルも1970年代に亡くなっており当時84歳ですからいずれも長命な画家という訳です。彼の展覧会は世田谷美術館に観にいったことがあります。創作の場所としては、ペンシルバニア州とメーン州東部にて作られていたようですが、ロックウェルの軽い画風とは違いヨーロッパの宗教画に近いような、弱い光の神々しさを感じました。

アメリカの原風景かと思われる場所が少なくなってきています。日本も同じです。

インフルエンザ おさらい

私の場合にはインフルエンザ検査薬を使わなかったのですが尤も理由があるようです。

この検査薬はウィルスの一番増殖している時に検査しないと反応が出にくいそうです。それと逆にタミフルなどは罹患後できる限り早い処方が有効的なようでチェック薬の反応が出ている場合では遅すぎる場合もあるようです。

昨日、全てのインフルエンザに有効なワクチンが開発されたというニュースが出ていました。国立感染症予防センターと日油などが開発したと言っていました。そうそう日油のソリューションセンターは恵比寿にあります。株価も上がっていました。1日も早い実用化を期待します。

私が通っているこの某クリニックは「エバステル」の扱いもなく、周りでは「昼行灯!!???」みたいなことを揶揄されていますが、いやいやどうして隠れた名医なのかもしれません!!
いや違うって検査薬がただないだけ!!そうかもしれません!!

帯に短したすきに長し


I PhoneとVAIO typeP見て来ました。どちらも私の場合「帯に短し、たすきに長しです」


会社のPCの利用が圧倒的なので、このPCのスペックはかなり欲しいところです。海外での利用はケーブルTVのサーバーを利用して確認したり、返信したりするわけなので、どうしてもI Phoneのようなタッチセンサーでないキィボードが欲しいところです。(指が太くて旨く打てません)

typePはこの種なのですが、ディスクがついていないのにこの大きさです。各種のソフトをインストールするにも手間が掛かります。ホテルに固定設置するのであれば別にここまでの大きさに固執する必要はありません。
というわけで、NTTドコモ、KDDIで今春発売予定の「アンドロイド」期待します。日本の携帯専門家は「この製品を品質がうんぬんとか顧客満足が・・・」ちがうと思います。そうでない携帯の使い方をしたい人にどうかです。私など月1000円しか携帯電話は使っていないので、メールの海外専用機としての位置付けていいのです。

2009年1月29日木曜日

ダウン!!

一昨日の晩より熱でダウンです。

今日やっと37度まで下がりました。人間は弱いものですね。

それにしても横に寝ている「さくら」には移らないのが不思議です。

これも何かのおぼしめし、ゆっくり養生しましょう!!

2009年1月27日火曜日

気になるもの  I Phone VAIO typeP




友人のもろ文系だった地銀に勤めているK氏が持っていた「I フォン」興味があります。あの時はお酒を飲んでいたので、詳しくは聞いていなかったのですが、今益々興味があります。

私の場合は、携帯電話では用が済みません。相手の法律家の多くがメールを好むのは別としても、その状況を的確に伝えるためにはメールは有用です。しかし、内容、センテンス、使う単語は検討に値します。私の場合、前日にメールの草案を作って翌日再確認して出す事も多いです。このような訳で、メール、インターネットは必需品です。

という訳で電話対PCが10対90くらいの比率です。日本の携帯電話メーカーの商品で欲しいと思うものはありません。何故なら、電話の切り口から脱していないのです。

さらに、事務所の季節ごとの音楽も全てPCで管理しています。「I POD」これまた必需品です。

この「I Phone」も後者は問題ないとしても、メールの場合、あの小ささで打ちやすいかどうかは問題です。その点ではソニーのタイプPがいいかなと思っていますが、今度は携帯電話の機能がありません。

日本はものづくりの国しかないと思います。でも大手メーカーや空港や航空会社の発想がこの程度では先が思いやられます。21世紀ですが必要は発明の母である事に変わりありません。
日本も海外もこのインターネットの整備が不十分です。某アメリカ系航空会社はビジネスの待合でも無線ランが張り巡らされておらず、差込も旧式です。結局、ホテルに着くまで利用できませんでした。ユビキタスには程遠いお役所仕事です。不便と感じない人が作っているんだろうなと思うこの頃です。

感じたこと

ミルトン・フリードマン、カルブレイス、トフラー、グルーグマンら経済学者のもの、イノベーション理論に関する理系の書籍、そして以前読みかけていた複雑系の書籍を読み返していたら何か不思議な感じがしました。

新聞紙上に書いてある誰もが知っているような大企業のリストラ、分割していた会社の再合併などの事柄が起こっている事が不思議でたまりません。

重工長大、市場占拠率などオバマがGNPは古いといわれる前に既に形骸化しています。BMWを見てドイツ車と呼ぶ事が陳腐化しているのと同じく無意味です。経済は国境を越えているのです。

金融恐慌が全ての原因のように言いますが、既に構造的な無理が生じて、臨界点を迎えていたのではないでしょうか。

コンピューターシステムで「クラウド」といものがあります。簡単に言ってしまえば大きなサーバーを使う代わりに、遊休している複数のPCを並列的に使用し、組み立てていくものです。

一方、ストロガッツの「SYNC」やカウフマンの書籍にも記載されている一般に「複雑系」と呼ばれる、これらの学者の中には、人体は「選択と淘汰の偶然だけではない」と説いています。細胞はそれぞれ中央司令室のコントロールとは別に動き出す役目をもっており、それらが共調し仕事をしているというのです。(心臓のリズムを一定にする細胞の例)

実際カウフマンはこれらの現象理論を経済にあてはめ、「単純化する理論」だけでは読み取れないと言っています。同感です。だからと言って彼がケプラー、ニュートン、アインシュタインを無駄とは言っていません。経済学でも古典と呼ばれるマルクス、ケインズ、ミルなどを学ぶ事が不要ではありません。しかし、現在の経済学会は古典派、新古典派と呼ばれる2者択一的思考方法から抜け出しきれていないような気がします。

こんな時期です。「カオスから構築」なる青臭い事も考えてみることも楽しいのでは考えます。

美味しい冬野菜




友人O氏に戴いた冬野菜で本日の我が家の夕餉です。久々に早い時間に家族4人が揃いました一緒の食卓です。


☆水菜とマグロのサラダ 
材料 水菜、マグロのぶつ(残ってしまったあまり物です)、さらし玉葱、パン粉、チーズ(あればパルミジャーノ)、溶き卵、塩コショウ
①玉葱を薄切りにし、水菜と玉葱を別々のボールで水にさらし、水気を切っておきます
②マグロを熱湯で表面のみ湯引きします
③マグロの水分をよくとり、塩コショウした後、溶き卵にくぐらせて、パン粉とチーズを付けます
④180°の油でキツネ色になるように揚げます
あとは、水菜、玉葱、マグロフライを並べ食べるときにお好きなドレッシングで食べます。今回はピエトロと明太マヨネーズでしたが、和風でも合うと思います。とにかく市販の水菜と違いシャッキシャキです。
息子が「口の中でいうことを聞かないよ」その通りです。食感が全然違います。




☆葱味噌のふろふき大根
材料 大根、昆布、かつお節、白醤油、味噌(赤と麹を合わせました)、酒、みりん、葱
①大根を下茹でします
②出し汁をつくります(沸騰したら少し冷まして大根を投入します)
③大根の煮え具合を見ながら、火を止め味を沁みこませていきます
④酒とみりんで味噌を伸ばして、葱を加えます
あとは大根の上にこの味噌をぬって出来上がりです。Sママのところで戴いた大根が美味しかったので作ってみました。味噌は残念ながらあんなに美味しい味噌がないので、葱と白味噌を使って誤魔化しました。とにかく大根自体が美味しい!!下茹でしているときから柔らかさが違います。箸を入れても表面が水々しいです。


☆ターツァイと鶏肉の炒め煮
材料 ターツァイ、とりささみ、筍、しいたけ、ねぎ、残り野菜(ピーマン、たまねぎ)、赤唐辛子、しょうが、塩コショウ、胡麻油、醤油、オイスターソース(お好みで)、水溶き片栗粉(少々)
①とりささみを塩コショウして片栗粉を付けて、180度の油でカリッとするまで炒めます
②中華鍋に油を入れて良く熱し、しょうがの千きり、赤唐辛子、葱を炒めます(焦がさないように)
③同じ鍋にシイタケ、筍(水煮)、残り野菜を炒め、ターツァイをいれます
④ターッアイが少し柔らかくなったら、鶏肉を入れ、全体をからめて水溶き片栗を入れます
⑤最後に塩コショウを強めにふり、しょうゆ、こま油で香りを付けてできあがりです
 (本当はここで醤油の代わりにオイスターソースを入れるのですが息子が弱いので塩コショウを強めにしました)
この料理四川料理の陳さん(あの陳さんのお父さん)が四川はいつも辛い豆板醤と花山椒を使った料理なので、さっぱりとしたまかないで作った料理です。炒め煮にはこの「ターサツァイ」は最適です。適度な腰と柔らかさです。ボリュームを出したいときには、厚揚げを入れても美味しいです。ササミ以外なら軽く油通しするたげで良いかもしれません。
☆鯖の文化干し(魚佐治) おろし大根
逗子の魚佐治でかった鯖の干物です。大根をたっぷりおろして食します。旨いですよ。

番外編 大根の葉の佃煮
今日の朝食です。大根の葉っぱに干しえび、かつお節などを醤油で炒めた佃煮です。
我が家ではこれが大好物です。


というわけで、戴いた野菜綺麗に本当に綺麗に使いきりました。本当美味しかった!今日は残っただし汁でおでんです。我が家の舌も口もうるさい長男が「確かに違うね」と言っていました。本当にありがとう、それと混雑している小田急線の中をわざわざ持って来てもらったことにも特段の感謝です。奥様にヨロシク!!イタリア料理習いに行かずとも、休日、是非試してみて下さい。美味しい事は幸せです!!






病院掛け持ち

いよいよ来週当たりから花粉症のシーズン突入です。というわけで「エバステル」を処方してもらいに同じ建物にあるFクリニック(内科)と肩の症状を見てもらうために「M整形外科」です。

同時に心臓の鼓動が規則正しすぎて自律神経症状を呈しているようなので「デバス」も14日分戴きました。肩のほうは、五十肩といわれてしまいつい4年前に四十肩が治ったばかりなのに・・・・寂しさひとしおです。冷やす事がいけないようです。さくらの顔が左腕の上にくるので、どうしても右腕が布団の上に出てしまいます。これが問題かもしれません。でも、可愛いのでついやってしまいます。

今日は、眼科です。網膜細胞の定期検査です。

歳を取ると、少しづつガタが出てくるようです。日頃のメンテの重要さ痛感します。

日曜日ご一緒だったK家のMちゃんインフルエンザらしいです。病気に弱いSパパには内緒にはしておきましょう。病は気からです。

2009年1月26日月曜日

気になるもの


気になるもの、この写真の「一 one」レーベルです。「日イト新聞」でも紹介されていまはした。タモリさんや数人で立ち上げたインディーズレーベルです。「音楽とは古いとか、新しいとかではなく、良い音楽か、悪い音楽かということだ」というデューク・エリントンの言葉のビジョンのもとに作られたレーベルです。

2月4日は立春です。立春より事務所で流そうと思っている新しいプレイリスト「spring」のスターターに是非入れてみたい曲達です。気に入っています。

今朝、某大手メーカーよりベンチャー企業に転身した友人のO氏が出勤前に昨日の採れたて野菜を持って来てくれました。私はいつも飲んでいる「イノダコーヒー」を入れて出社前の世間話です。
彼は「イタリア料理でも習おうかな」なんて言っていましたが、こんな立派な野菜を育てられる彼を見て植物育てのダメな我が家としては、中国人風に「あなた育てる人」「私お料理作る人」「みんな食べる人」あるね!!!!これが一番でしょう!?

初夏には帰りがけに軽くワインでもやりましょう。このテラスで!!よかったら部下も誘って下さい。
今日はこの新鮮野菜を使って美味しい料理を作ります。皆さん期待して下さい!!
あともう一つ2月5日に某ホテルで講演すると言っていたSパパの講演会のことです。なんでもマルクス・エンゲルスから始まるらしいので、さながらバック・トゥ・クラシックスの流れを考えた最新のお話ではないかと期待しております。



スコッチ君











以前もお話した威風堂々のスコッチ君です。このところ歳には勝てず(16歳!)歩けなくなってしまったとの連絡を受け3家族がS家に集合です。
K家の本妻でもあるメイちゃん(ゴールデン15歳)くるみちゃん(チワワ2歳)も一緒です。でもこの本妻は夫の体のことより食欲に夢中です。
スコッチ君は時折、起き上がって「あれ、なんでこんな大勢いるの?!少しうるさいなー」と言っていたような気がします。
居間の一番暖かく、心地良さそうなところにベッドを作ってもらっています。
人間はというとスコママとお嬢様お二人の超美味しいお料理とSパパの薦められるワインに夢中で、お腹一杯食べてしまいました。気づけば大相撲が終わっていました。本当にご馳走様です。
スコッチ君もメイちゃんも一日でも多く長生きしてください。それがみんなのねがいです。

2009年1月24日土曜日

犬の土曜日
















車の洗車が終わる頃、気温がみるみる下がってきました。現在7℃です。セプとさくらを連れてドライブに行くのか行かないのか・・・・・迷う天候です。でも行くことにしました。

場所は材木座海岸です。オフショアが強く、ブレイクが遅いです。それでも大崎で入っているサーファーがいました。

セプとさくらはここにくると喜んでいます。セプは若返ります。それにしてもさくらはぺろの後ろが見えてます!!妖怪みたい!!

「かたつむり」でとん平とねぎ焼きと焼きそば入りお好み焼きとビールです。ここのお母さんは以前ゴールデンを飼っていたので大型犬でも優しく迎えてくれます。

帰りがけに、カワセミの子供が綺麗な背中の緑色を輝かせて小魚を採っていました。

妻は「魚佐治」で鯖の文化干しとアジフライとお刺身を購入しました。

帰ってから、セプとさくらはシャンプーです。元気なうちにできる限り沢山遊んであげたいと思います。



今年の夏は逗子を少し長くお借りして会社スタッフや犬友とも逗子ミーティングを計画したいと考えています。犬はハワイに行けないので逗子で遊ばせたいと思います。如何でしょうか?

2009年1月23日金曜日

ハワイ島 結婚式











映像クリエーターの高城剛氏と女優沢尻エリカ女史の結婚式がハワイ島のドトールコーヒーが運営するマウカメドウズコーヒー園の中で行われるようです。ここはフアラライ山腹に位置しています。(去年は仕事でドートールの皆様には大変お世話になりました)
このあたりは空港からも近く、世界一のホテルアワードを獲得した「フォーシーズンズ フアラライ」やミックジャガーやベッカムもお忍びで訪れたという伝説の「コナ ビレッジ」もあります。
マウイ派とハワイ派それぞれ分かれるところでありますが、ハワイ島は大人の感じがします。マウイはもう少しカジュアルな感じがします。ハワイ島は大きくとても車だけでは回れません。ということで空港も複数あります。
Sパパのお気に入りのマウナラニサウスの15番パー3です。ジクネチャーホールです。確かにこのホールは良いですね!

グレーマネー

ノーベル経済学賞を取ったある学者が航空会社の「マイル」や家電量販店の「ポイント」をグレーマネーと言っていました。家電量販店のポイントは還元してすぐに使えますが、航空会社の「マイル」ちと困ります。だから=参る?なんちゃって!!

某航空会社の「マイル」でなんとか9月の航空券を取れないものかスタッグルしているSパパも含めて、この「マイル」には手を焼きます。購入したり、譲渡出来るようにまさに「マネー」としての性格を有しているのに、自由に使う事が出来ないのは、そもそもの約束か違う!!それでいて期限を勝手に設けているこれもどうかと思います。

こういったことは経済産業省ならぬ金融庁がしっかりと規制する方が良いんじゃないでしょうか?航空会社の好きほうだいはこのままじゃすみませんよ!!利用者は怒っています!!

ホノカアボーイ




ホノカアボーイ」・・・・・・3月12日に封切られる映画です。「キツネと私の12か月」を観た時に予告編をやっていました。絶対観たい映画です。映画は日本人の青年が現地の人たちとの交流で何かを見つけだしていくロードムービーです。
倍賞智恵子さんや松坂慶子さんが良い味だしてます。ハワイ島のホノカア村が舞台の美しい映画です。
このホノカアは写真のアパレルブランドの特別企画でロケ地として撮影されたハワイ島の北部の村です。以前よりノスタルジックさを残す場所として注目されていました。
私はハワイのこのホノカアのような古い街並みが残るところがせ好きです。マウイ島ならパイアがお薦めです。ゆるーい時間が流れています。本当に疲れや、苛立ちがすーっと消えていくのです。

虹の橋

いつも面白いタイミングで皆を和ませてくれる我が社のT女史ですが。実家で飼っていたゴールデン・レトリバーが天国に行ってしまいました。15歳といっていましたのでとても長生きですが、飼い主には何年生きても、もう少し、もう少し、生きて欲しいと思うものです。

飼い主に幸せを一杯運んでくれる愛おしい犬達はほんの少し早く虹の橋に旅立ったのです。虹の橋の向こうで、お母さんや、お父さんと再会して、病気や怪我もすることなく遊んでいます。
私たちもいつかは虹の橋を渡っていくのですから、その時までのお別れです。

私もチコ、タヌ、コロ、ジーニーが虹の橋の向こうでそうやって待ってくれています。皆で私たちの事を笑って見ているはずです。

大人になる 糸井重里

確か成人の日のテレビ番組だったと思いますが、司会者が「いつ大人になったと感じましたか?」と糸井重里さんに質問をすると、糸井さんは「大人になったなんて感じた事はありませんでした。ただ、結婚したり、子供が産まれたときにその子達に食べ物を分け与えるという瞬間に自分と他人の境界がなくなったような気がした」といっていました。同感です。自分に他人が入り込むこと・・・・大人になることかもしれません。

糸井さんにはずっと以前某雑誌の対談で末席に加えて戴いたことがあります。とても真っ直ぐな自分を持った方でした。

FYさんのブログにこの糸井さんのブログが紹介されていました。私も覗いて見ました。オバマ大統領の就任演説について冷泉氏と対談しているのですが、私もあの就任演説で「普通の人オバマ」を感じたので少し嬉しくなりました。
政治家の中には麻痺をしてしまっているのか、いつもニコニコと感情の無い人がいます。私はぞっとします。オバマ氏の真顔に返る瞬間が他の閣僚と違っていました。私は好感が持てました。

そうそう、矢沢さんもコンサートの前になると足が震えるといっていました。分かるような気がします。
娘が同じ学校だったため、運動会などでお会いしたこともあるのですが、彼はあれだけ熱狂的ファンを持つスターですが素顔の彼は子供思いの丁寧で優しい父親です。ある一面はずば抜けていても、誠実さと実直さが伴わなければ、人間として失格です。彼はそれを持っているのでしょう。
詐欺容疑で逮捕されたKT氏にもこの誠実さと実直さが備わっていればあんな事にはならなかったのではと思ってしまいます。

「ほぼ日」でリンクされているフジワラさんしばしお仕事でお付き合いあります。才能のあるとてもユニークでチャーミングな方です。「オトキノコプロジェクト」旨くいくと良いですね。陰ながら応援しています。

カーグラフィック#16







我が家のガレージに2台の白い車です。心なしか明るくなったような・・・
BMW120です。娘がこの位の大きさが丁度良いということもあり、BMW東名横浜のM澤さんより525を整備の間、しばしのお供です。

このクラスの車はほとんどFFになってしまいFRの小型車は珍しい存在です。車体が軽いのでエンジンパワーはこれで充分です。しかしながら、Mスポーツサスとアクテイブステアリングに慣れてしまった私としてはハンドルが重く、腰高の感じがします。さらに4気筒と6気筒の違いがエンジンの回転フィールに出てしまいます。妻が「値段が半分でしょ」・・・・・・確かに「半分より楽しめます」

海外で発表されたばかりのZ4気になります。クーペとオープンの良いとこどりのリトラクタブルオープントップです。エンジンは3リットルの直6です。前方のエアインテークがメッキなのが気に掛かりますがスタイリングは抜群です。少し6シリーズに似てきました。

そうそう、私の黒い525はまだ整備の時期ではなかったようです。既に手離した白の方でした。確認しなくて申し訳ありませんでした。M澤さん今日取りに伺います。車検は3月でした。






2009年1月22日木曜日

気になるDIVA







気になるDIVA(=イタリア語で歌姫)がいます。


一人はブエノスアイレス出身のGabriela Andersです。前作のwantingが良かったので、最新作belezaを購入しました。

もう一人はLeigh Jonesです。こちらはもう少しメジャーなので、知っている人も多いと思いますがこのmusic in my soulというアルバムグッドです。

そしてもう一人Jane Monheitは98年のセロニアス・モンクコンクールで優勝した実力はシンガーであります。4月には来日し、ブルーノートで歌う予定になっています。もしチケットが取れれば是非行きたいと思っています。

週末、前者二人のアルバムを聞きながら、スローな時間を過ごしたいと思います。ボッサとポップとスタンダードなんとかく交じり合った感じが結構気に入っています。



昔、ブルーノートに妻と写真のIve Mendesのライブを聞きにいったことがありますが、シースルーのドレスにTバック、焼けた背中に金粉まぶし(体はってるー!!)と最前列の私は下を向いたままでした。シャディーの初期の作品に参加した某ベーシストも一緒に来るという予定で出向いたのですが、実現しなかったようです。私はEva Mendes??と間違った位でした!!
これも嬉しいような迷惑なようなチット困りものです。

入学祝い 誕生日プレゼント


我が家の長女と長男はこんなダメ親を見て育ったせいか、お小遣いが欲しいといったことがありません。長男など未だにお小遣いをもらっていません。毎回「何に使うからいくら頂戴」と言います。長女も自分のスキルアップのために専門学校に通う授業料も自分で出す始末です。よほど信頼されていないのか、それとも子供達の将来を見据えた戦略的作戦なのか不明ですが、そんな訳で欲しいといわれるとつい買ってしまいます。

今回はドイツアドラー社製の「ファゴット」です。前にも説明しましたが「ファゴット」とは「薪の束」という意味らしいです。息子の入学祝い兼誕生日プレゼントです。医学部のカリキュラムと音楽部の狭間で続けられるか悩んでいましたが、担当の先生(ファゴットの専任コーチ)に頼んで購入したいと言っています。割引になるようです。円高のおかげで2割従来より安いようです。
今週末には墨田トリフォニーホールで定期演奏会です。楽曲はベートベン「コリオラン」ドビッシー「イベリア」ベルリオーズ「幻想交響曲」です。息子は1年生なので参加しませんが、最上級生にとっては最終演奏となるようです。クラシックに弱い私でも感じます。交響団となると弦楽が加わりさらに壮大になります。
今年夏の演奏ツアーは四国松山のようです。近くでは座間で行うとのことです。道後温泉に入りながら遠征するのが今から楽しみです。

考えてみると中学入学の時に買って欲しいといったものが「ピアノ」高校入学のときに買って欲しいといったものが「テナーサックス」。皆楽器です。中学入試も塾の授業料は免除でしたし、中学、高校の授業料も国立なので驚く程安かったです。そしてちゃんと自分の血肉にしています。

今も国立大学の授業料は本当に申し訳ないほど安いです。とても私立には通わせられません。感謝しています。息子の授業レポートや研究の報告書作成のため明け方までの頑張りにこのファゴットを捧げましょう。というわけで甘い親です。

2009年1月21日水曜日

オバマ大統領就任演説 内容

今、就任演説を聞きました。始まりは「My felloow citizens」なんですね。ケネディは「My fellow Amaricans」でした。

この演説で「America」又は「American」という単語は全部で15回出てきます、これを多いとみるか少ないと見るか微妙なところですが、個人的に聞いていて多すぎる気はしませんでした。



さらに選挙戦でしきりに標榜された「Change」という単語は一語も出てきません。漠然と何をするのか戸惑うようなこの単語を使わないあたり、流行に乗って勢いづくとすぐに飛びつくどこかの国に首相とは大違いです。(ライターが優秀という説もありますが)


後日談
Dr.F氏に「Change」は2回出てくるよといわれ、確認しましたら1センテンスに2回出てきています。(失礼しました)ヒアリングテストなら失策です!

さらに「the market spin out of control and ・・・」で繋がる部分では「The succses of economy has always depended not just on the size of our GDP」ともはやGDPなどではその国の成功は示されないとも言っています。



さらにさらに踏み込んだ部分では「for those who prefer leisure over work ,or seek only the pleasure of richs and fame・・・・」と皮肉を込めて金満至上主義者や、現在問題になっているビッグスリーに代表されるような一部の超高額所得者に対して厳しいメッセージも送っています。



というわけで、やっと一通り世紀の演説を聞き終えたところです。それにしてもオバマ大統領の声質は息子が言うように「ズルイ」です。とても穏やかに落ち着いて聞こえる音程だからです。



私が直江兼継なのもそのあたりが原因??!

第44代アメリカ合衆国大統領 就任式

第44代アメリカ合衆国大統領の就任演説を録画してあったのですが、まだ再生していません。ニュースで就任式スピーチの部分は聞きましたが、かつてこれほど待ち望まれた大統領がいたでしょうか?少し怖くもあります。

白州次郎氏「プリンシプル」訳について、「原理」「原則」とか色々あるでしょうが、私が一番しっくりくるのは「流儀」という言葉です。彼は人生の中でこの「流儀」を貫いていたのではないかと思います。
しかし、自己流ならばなんでも良いという訳ではありません。軽井沢ゴルフ倶楽部の憲章でもあるように「平等」「尊敬」「愛情」をもって挑まなければならないということです。そして付け加えるならば「美しく」あることです。

泥だらけのベントレーをホテルに乗りつけ正装した男女が降りてくるこの「美しさ」が分かる男だった訳です。今、日本の政治家にこんな「美しさ」を理解する人はいるでしょうか?少なくともオバマ大統領にはこれを期待します。

白州次郎と白州正子展







戴いたチケットで横浜そごう美術館の「白州次郎と白州正子展」を見に行ってきました。

拝観の前に同建物にある老舗うなぎ屋にて瓶ビール、うな丼、白焼きを食しました。

あれ?!?!銀座の 本店と違う?!?!妻の「墨汁の味がする」残念ながらその通りです。天然物は時折強い臭みを出すものもあるのですが、焼きがしっかりして、その後の蒸しが丁度良いとその臭みは消えてしまいます。これは焼きが甘すぎます。お店によって味は確かに違いがありますが、これじゃ話になりません。妻の「ララポートのI定のほうが美味しい!」納得です。私はうなぎの骨を歯に挟んだまま、いよいよ展覧会です。

白州次郎氏についての本は数冊読んだこともあり、彼の「プリンシプル」を貫徹した生き方や「ダンディズム」には大変共感していましたが、正子女史についてはあまり知識を持ちえていませんでした。

それにしても、次郎氏の遺品は大変少なく、私のように歳を重ねる度に多くなる所在を自省するものです。

展覧会というのは、沢山の展示品を網羅するものと、数点の展示品でその人なりをクローズアップさせる方法がありますが、まさに今回の展覧会は後者で、正子女史の審美眼、家庭の様子が手に取るように見ることが出来ました。彼女の器についての審美眼は次のような言葉に代表されるような気がします。

☆「長い事使ってみなければわからない」
☆「作り手のぬくもののようなものが伝わる」
☆「完成されたものは、うつくしいけれど旬=いきおいが感じられるものもまた楽しい」
☆「所在がわかるより分からないほうが適当で面白い」

当然器は織部や黄瀬戸など土の風合いのものが好まれていたようです。
展示物の中に「呼兼茶碗」(よびつぎ)というものがありました。古い割れた茶碗を繋ぎ合わせて再生したものです。正子女史は好んでいたとのことですが、私は幼い頃父親が「呼兼」といって弥生式土器や茶碗を繋ぎ合わせていた事を思い出しました。
白洲家の食卓の様子も再現されており、ワイン(マルゴーとロートシルトがおいてありました)とローストチキン、お正月のお節料理などこんなものを食していたのかと、ついつい興味を持ってしまいました。帰りがけに長女が著した「白洲家の夕餉」という写真付きの本も購入しました。俯瞰すると白州家の食卓は食材を直球で料理した、豪快でシンプルなものが多いようです。(Sママより教えていただいたチキンのガーリック蒸し焼きも載っていました、Sママ是非今度拝見下さい)

そうそう、軽井沢で白州家が通っていたロシア人のレストランすでに20年以上前に入った記憶があります。今はわかりませんが、ロイヤルブルーの目をした老人が美味しい料理を出してくれました。とても素敵なお店だったと記憶しています。
今度、本の中にある鯛の黒寿司を皆様にお作りします。美味しそうです。
晩年、次郎氏が逝去する数日前まで妻正子女史との旅を楽しんでおられたようです。「せっかちな次郎氏と遠回りして見たいのんびりの正子」だったらしく、この組み合わせでもどうやら問題はないようです。
本日の我が家の夕餉はこちらのそごう地下で買った美味しいお豆腐を使って、「湯豆腐」「独活と鶏肉のわさび和え」「スナックインゲンの鶏そぼろ」です。一緒に買った台湾の腸詰結構もイケマシタ。






2009年1月20日火曜日

バックミンスターフラー 邂逅

バックミンスターフラー博士を思い出したのは、現在、スチュアート・カウフマン博士がサンタフェ研究所にてビジネスモデルの複雑系を研究している事と繋がったからであります。(少し前にこの博士の複雑系を勉強しました)

地形と交通(長崎市の交通モデルもこれにて説明された資料を読んだ事があります)、SNSなど様々なモデルで検証されているこの複雑系も、バラバシ・アルベルト・ラズロ博士のBAモデルにて頂点と枝により説明され、このモデルは各次元において構成されます。(この理解は数式の解釈が難しく、実践理論のみですが)その後、スモール系と呼ばれるストロガッツ博士やブキャナン博士の著述も読みましたが、このような専門家は時としてはっきり己の主張を対峙させない傾向があるようです。

今ではウィルスの蔓延状況、免疫の自己組織化など生科学の多方面で応用されており個人的にも興味のある分野です。今度の休みにでも本棚から下ろして読み返してみます。

欲しいもの




欲しい「ホイール」があります。「ホイール」と言っても自動車じゃありません。自転車です。
今持っている「マビック キシリウムES」のハブの回りが気に入カーボン アルティリィウム」とコンポがカンパなので「カンパニョーロ ボーラウルトラ TWO」です。


もちろん腕前からすれば両者とも必要ない代物です。しかしカーボンフレームもピナレロのF4:13からタイムVXRプロチームに変更したとき「なんじゃこのぬめるような柔らかい剛性感は!!!!」と感動したように、良いものを使うとさらに良いものが欲しくなるんです。尤も右肩が完治しなければ使えませんが・・・・・・・
「高速の巡航が良いんだろうなー」などと考えてしまいます。ゆっくり3か月考えましょう・・・・・

茜雲 「大寒」前日




妻が月1回のお花の日なので、少し早く帰り散歩です。
一年で一番寒い「大寒」の前日なのに戸外は16度もありました。毛糸の帽子を被ると汗ばむ位です。
雨上がりなので今日は近くのお散歩のみです。そんなとき力が余っている「さくら」はデッキでジャンプボールをしてくれとせがみます。
しばらくすると西の空に茜雲が現れました。それにしても、右肩の痛みが取れません。どんどん悪くなっていくようです。胃の調子もイマイチです。

2009年1月19日月曜日

気になる商品


このカップヌードル「light」ちょっと気になっていました。


というわけで今日のお昼は決まりです。味は普通のカップヌードルと変わりません。それでいて198Kcalしかありません。約半分のカロリーです。


なんでも「ミスト・エアードライ製法」という、油を霧状にして麺に吹きつけ、高温の風で乾燥させる方法らしいです。食品メーカーも絶えず技術革新しているんだなと感心いたしました。

2009年花粉情報


花粉症に罹患してから早20年です。私の場合アレルゲンは杉です。杉に囲まれた岐阜では発症しなかったのに、帰京してすぐになりました。それからというものは花粉症との戦いです。減感作療法も試したのですが私の場合は効果ありませんでした。


環境省のサイトによると今年は例年並みまたは1.5倍程度で、2月10日前後に花粉前線が北上するようです。憂鬱な季節の到来です。一年でこの3か月が無くなればいいのにと思ってしまいます。写真は山北町の杉がいまにも飛び出しそうな花粉をたわわに付けている忌々しい姿です。これから分かるように実際にはもう少し早いような気もします。
「トリルダン」などの第一世代の薬は服用回数も多く、眠気、心臓への負担などもありましたが、ここ5.6年はDr.F氏に教えて戴いた「エバステル」が私にあっているようで、以前よりは大分楽になりました。この「エバステル」も第2世代の薬で息子がカモガヤで服用している「アレロック」は第三世代薬とのことです。
「マスク」「眼鏡」「つるつるの洋服」「帽子」「薬」これが手放せない季節がすぐそこです。

そうそう風邪は花粉症を悪化させます。手洗い、うがい、目薬を小まめにしましょう。
ローディを見るたびに、乗りたいなーと思いつつ、我慢して新しいホイールを物色するで良しとしましょう。


遊びの文化史

ここ数年センター試験の「国語」「現代社会」「英語」を解いていたのですが(この3科目以外は歯がたたないので結果的に)今年はまだ国語のみです。結果はまあまあといったところです。

今年は第一問に子供の遊びの変遷と社会背景にかかわる設問がありました。

以前、オランダのヨハン・ホイジンガという学者が「遊びと生活が分化されたのは19世紀以降であったと」いっていたようです。19世紀以前は遊びと実生活は一緒だったとういうことです。

社会学というのは、社会の一側面を切り取って、社会全体を俯瞰しようとする傾向が強いと思います。とりわけ、このような主張には前提で錯誤が生じやすいのも事実です。遊びも実生活も区別が必要なのでしょうか?区別する自体、管理社会を前提にした議論だと感じます。

もちろんこんな考えて゛回答に挑むと全問不正解になってしまいますが・・・・・

2009年1月17日土曜日

夕陽の滝 ドライブ











我が家の「ティト」を日本のジュラ山脈に連れて行きたくなり、大井松田ICで降りて、山北町に来ました。
途中マタギの家の近くにイノシシの皮が干してありました。

セプとさくらを残して、うどんと田楽を食べていたら車の警報装置が作動です。お店のご主人の計らいで近くに繋がせて頂きました。
こんな近くに自然がたくさんあります。車のドアミラーに野鳥がとまっています。自分の姿が映るミラーで遊んでいるようです。杉の花粉が膨らんでいます。もうじき私には立ち入り禁止区域になってしまいます。
お店の人に「ドッグランこのあたりにあるのですか」と聞いたのですが「このあたりは全部ドッグランみたいなもんだからなー」
妙に納得の帰路です。車のドアミラーの鳥はジョウビタキの雄です。メスは地味な色です。ルリビタキも同様に雄は瑠璃色で美しく、メスは地味です。人間と反対ですね。

2009年1月16日金曜日

お呼ばれ 「新川」




本日は2代に亘ってお世話になっているO社長よりお招き戴き、私とスタッフT氏が恵比寿の「新川」というお寿司屋さんでご馳走になりました。本当にご馳走様でした。こちらこそご招待しなければならないところ申し訳ありません。


ここは老舗のお寿司屋さんで、ねたも飛び切り良いものが揃えてあります。私にとっては敷居の高いお店です。今日はお腹一杯食べさせて戴きました。あー美味しかった!!
この鰯の一夜干し最高です。

「きつねと私の12か月」


きつねと私の12か月
「皇帝ペンギン」で一躍脚光を浴びたリュック・ジャケ監督の映画です。

時間が出来たので、恵比寿ガーデンシネマで観て来ました。そばかすの主人公「リラ」と野生動物が荘厳なジェラの大自然の中で輝いておりました。少年少女の純粋さと、時として垣間見せる人間のエゴがうまく表現されています。心に沁みる映画です。
我が家のキツネの3倍はあろうか「さくら」も時々この「テトゥ」のような仕草をするときがあります。
でもキツネは犬科じゃないんです。狸が犬科なんです。「wild dog=たぬき」です。

バックミンスター・フラー 回顧

一緒にプロジェクトに携わっていただいているN氏がジオデシックの専門家であったことは驚きました。
(もちろん彼は大変優秀で吉岡文庫の奨学生ゃメディチ家ともゆかりのあるローマ賞を受賞した秀才でもあります)
私も偶然昨年夏、鎌倉近代美術館で開催されていた「バックミンスター・フラー展」でこのジオデジックドームを観ることが出来ました。「geodesic」とは測地線と呼ばれ、球面の2点を結ぶ曲線です。

バックミンスター・フラー博士は「宇宙船地球号」でも見られるように、ローバート・オーエンのような「理想主義者」と称される事も多く、発明家と思想家の両面を持ち、新たな境地を切り開いた人物です。その功績により後年多くの名誉博士号を取得できましたが、人生の半ばでは自己の理論を酷評されたり、関わっていた会社が倒産するなど必ずしも順風満汎ではなかったようです。



しかしながら、彼は88歳で死去したのですが、妻のアンがこれに遅れる事数ヵ月後に他界したことは、彼の最大の幸せだったのではないでしょうか。 

トポロジー

「トポロジー」という言葉聞いた事があると思います。簡単に言ってしまえば「ドーナッツとコーヒーカップ」は同一体であるという理論の事です。日本語では「位相幾何学」と言います。

私が学生の頃には聞いた事もなかった言葉ですが、息子が中学生の頃、とある合宿後、持ち帰ってきた書籍に記載されて始めて知りました。現代の数理物理学には欠かせない要素のようです。

ワームホールや超弦理論の説明のときにも使用されたりします。カラビヤウ多様体(多面体)などもこのトポロジー理論により構築されています。宇宙が4次元でないということはずいぶん前から言われていましたが、果たして何次元なのでしょう。まだ完全に証明がなされていません。

今週末、センター試験です。雪はなさそうです。その中には未来の物理学界を引っ張っていく受験生もいることでしょう。頑張れ未来の物理学者!!!

2009年1月15日木曜日

代理ミュウハウゼン症候群

「ミュウハウゼン」何のことかわかりますか? 答えは嘘つき男爵の名前です。

「ミュウハウゼン症候群」とは自分の体を痛めたり、病気のふりをする病のことです。自分でなく、子供や他の人にする場合は、「代理ミュウハウゼン症候群」と呼ぶらしいです。何でも子供の頃、怪我や病気をしたことがある人に確立的に多く発生するようです。自分に注目して欲しいという精神的欲求の顕れのようです。

我が子の点滴に飲料水を混ぜた母親のことがマスコミに取り上げられましたが、とてもこの症状に良く似ています。

ちなみに病気や怪我のふりをして他人を騙し、こちらは主に経済的欲求から起すものを詐病と呼ぶらしいです。

どちらも犯罪です。

新年ランチ!!









今日、いつもお世話になっている設計士の先生方と新年会ならぬ新年ランチです。
先生方は当然私よりお若いのですが、このうちのお一人は超有名なR設計事務所を経て独立し、どんな小さな案件でも親身になって相談にのって戴ける頼もしい一児の父で真面目でやさしい先生です。
残りお二人はご夫婦なのですが、仕事では旧姓をお使いのようです。このお二人もユニークで、大学での建築史を経て、さらに別の大学で構造も勉強され、修士まで取得されたアカデミックな先生です。さらに奥様とはその後オランダ留学時に知り合いになられたようで、その後数冊の出版物も発刊されているそうです。
今度お時間のあるときに私も大好きなバックミンスター・フラー(先日鎌倉で展覧会をしていました)のことや、トポロジー理論と構造物について是非お話を聞かせて欲しいと思っております。
場所はコンラッド東京「ゴードン・ラムゼイ at セリーズ」です。東京には美味しいフレンチは数多くありますが、最近のはやりとばかり、やたら品数が多く、ポーションの少ないものが多いのには少し食傷気味です。ここの料理はしっかりとしていて、やたら奇をてらうことなく本当に美味しいです。

それと今計画中の建物サインの参考になればと思いました。エレベーターの中やトイレのサインはユニバーサルデザインで、モダンな内装とマッチしています。

Sパパがこのホテルの要職であったことを差し引いても、景色、料理、センスと東京では3指に入ります。

残念ながら妻は今日はおりません、替わりに明日コーラスの人たちと「代官山パッション」でランチだそうです。これも良いですね。ここのシェフ大阪万博のときカナダ館の料理長をしていた経験もあり、多くのフレンチシェフを育てたと聞いています。店内にはフランスから持ってきた暖炉があり、カルカッソンヌカスレがつとに有名です。でも豆 結構弱いんです。私!




2009年1月14日水曜日

耳血腫

セプはこの「耳血腫」が良くなったかとと思うとまた悪化します。すでに切開手術もしたのですが、再発します。掛かり付けの獣医師の先生はあまりステロイド剤を長期間使用することを嫌っています。確かにこの副腎皮質ホルモンのステロイドは長期間使用するとクッシング症候群を誘発するようです。ジニーもこのクッシング症のように悪化しました。気長に治療するしかなさそうです。セプあんまり掻いちゃダメだよ。

臨場!!!

「臨場」なんだか分かりますか?今日、我が社の将来有望なスタッフT氏がこの「臨場」立会いに行っています。臨場とは裁判所の執行官が現場に出向き、何時何時強制執行を行うと告げる儀式のようなものです。私はこの20年間に2回経験しましたが、実に淡々と進みます。もちろん、相手が普通でない場合には、警察庁と連携したりしますが、今日の臨場ではありません。このように強制執行を掛けられる相手の特徴はずばり「約束を守れない人達」だということです。約束を守るこの基本が一番大切だということが分からない人達の多いのも事実です。

ロスチャイルド家 ワイン 











朝刊でヒラリー・クリントン国務長官(予定)の「スマートパワー」外交の記事を読んで、彼女のRohodam といういかにもオランダあるいは南ドイツ近隣の出身をあらわすようなミドルネームから、ロスチャイルド家を思い出しました。
実際に彼女は元々共和党支持者でネルソン・ロックフェラーのためにも働いた経歴がありましたが、ベトナム戦争の共和党の方針に同調できず民主党に宗主替えをした経歴の持ち主です。
そしてネイサンの3男がボルドーの5大シャトーの「シャトー・ムートン・ロートシルト」の所有者になり、ロスチャイルド家草創の人マイヤー・ロスチャイルドの5男が「シャトー・ラフィット・ロートシルト」の所有者になったのです。ワインの世界ではその後2級格付けだったムートンが1級に格上げされた事はあまりに有名です。
一般的に俗耳を喜ばせるために、世界戦略における「ロスチャイルド家」VS「ロックフェラー」などと米シオニスト派と米保守本流派を2項対立で紹介する書籍もありますが、ロイヤルダッジ、BP、ゴールドマンザックス、コカコーラがロスチャイルドで、エクソン、モービル、IBM、メルルリンチ、モルガンスタンレー、ペプシコーラがロックフェラーであることは面白い関係です。確かにアラブの対イスラエルボイコットリストにコカコーラが載っていてペプシコーラが載っていなかったのはこのあたりに原因があるのかも知れません(結局俗耳を喜ばそうとしている???)
もちろんこのシャトーのワインも大好きですが、カリフォルニアの「オーパスワン」チリの「アルマビィーヴァ」もこの格上げに貢献したフィリップが手掛けたものです。