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2012年1月31日火曜日

CBT Computer Based Testing

息子のベッドの脇やテーブルの上にCBT問題集が散らばっています(笑)

2月には国立、私立を問わずほとんどの医学部4年生で、進級テストでもあるこのCBTテストが行われるのだそうです。

CBTは今や色々な分野で行われています。つまり、一会場で同一に行う試験とは異なり、クラウド的試験ですが、コンピューターの普及と共に広まった方式です。

そんな問題集の一問

患者は59歳の大工です。数日前から腕が上45度以上上がりません。圧痛や放散痛はみられません。意識ははっきりしています。この症状から考えられる症名はいずれでしょう?

1. 椎間板ヘルニア 2. 頸椎菅損傷 3. 腱損傷 4.脳挫傷 5.老化による筋力低下
6. 心筋梗塞

お分かりですね、私はS大学病院で自転車事故の後、整形外科の医師にペンキ屋さんや大工さんではありませんねと確認されました(笑)よほど大工の熊さんに見えたのでしょう(笑)
私の場合は烏口靭帯と腱鎖骨靭帯の断裂でした・・・・答えは3ですね・・・・

RELEASE 手放すこと

プライベートプラクティスとして好き勝手な事をしている自分に必然的にリリースのときは訪れます。

どんなに仲良く見えても、どんなにその時真剣に接していてもその輪が私の和と交わらないときにはリリースしなければなりません。

若い時はこれが出来ずにもがいておりました。どうにかして繋ぎとめたいと自分の思考も行動も顧みずに嫌われたくない一心で・・・・

この歳になって思うのです。そうやって繋ぎとめる縁は所詮、縁なき縁であったと・・・いつかは離れて行くものなのです。

人間は一様には歳をとりません。環境、経済状態、家族環境、夫婦関係・・・色々な因子によって歳のとり方は千差万別です。

同じ古希でも、Sパパのような歳のとり方(精神性の若さ、見識の深さ)もあれば、大企業という名刺にしがみついた昨日の御仁のような方もいます。

私は結構神経質で(結構どころではない??)よく夢を見ます。しばらく前までその夢を記録していましたが、良く見る夢は数人から裏切られる夢です。プライベートプラクティスとして好き勝手しているのだから仕方がないと思われるでしょうが、案外小心なのです。

でも昨日は一切夢も見ませんでした。つまり、リリース出来たのです。

私は真の当事者ではありませんが、我が社のスタッフにもこの心持を伝授しましょう。自分のことのように真剣に対峙した時ほどこの心持の重要性がわかる筈です。

人間死ぬ時は全てをリリースして死んで行くのです。今大切と思っていることも一切あちらには連れて行けないのです。連れていけるのは自分の記憶だけです。その記憶さえも朦朧としておぼろげに消え失いながら混沌の世界に入って行くのです(エミール・ウングワレーの絵のように)

リリース出来たのです

私はこの句が好きです。十返舎一久です。

この世をば、どりゃおいとまに線香の煙と一緒に、ハイ(灰)、さいなら

犬を飼うということ

小さなころから捨て犬を拾って来ては飼っていました。当時の飼い方ですから玄関横に犬小屋を建てて鎖につないで飼っていました。散歩なんて適当でした。

最後に拾った犬はチコといい、クル病が分かって動物病院に連れて行きましたが、動物病院に行ったのはそれ一回きりでした。

私が上京し、母が病気にかかりチコは山里に貰われて行きました。

チコはさくらに似ています。四つ目で怖がりで、寂しがりやでした。

それから15年犬は飼いませんでした。15年経って我が家にやってきたのがジーニーです。

ジーニーは7年で虹の橋に旅立って行きました。いささか早すぎました。でも、彼女は一人でみんなの愛情を独占していました。日曜日の散歩は半日近く一緒に過ごしていました。

彼女の後にやってきたのがセプとさくらです。

ペットについては色々な意見があります。所さんはペットは家族じゃないと言い切ります。確かに息子や娘が死んで次の子供を育てたりしませんし、妻の代わりと言う訳でもないでしょう。

でも、でもですよ、人間だって所詮、生まれながらにして死に向かって歩み始めている訳ですよ、人間も犬も大差ないじゃないですか、私は純真な犬のほうがある種の人間よりよほど高貴だと思います。だって自分の損得のために人や仲間を裏切らないでしょう。

セプとさくらはそれぞれ11歳と9歳です。十分な高齢です。ジーニーの時のように家族全員が横一列という訳にもいかず、娘や息子も帰りが遅く、かまってあげられる時間も短いですが、生きている限り彼ら、彼女らとの接する時間を大切にしたいと思うのです。

ドクターFの気持よく分かります(笑)

もし彼らが死んだら、とても悲しむでしょう。でも、ずっと一緒に遊んであげられたという自負にも近い満足感が悲しみを癒すはずです。可愛い愛犬を飼っている人は自分以上にその子を愛せるとは思わないはずです。

よぼよぼになって自分の足腰が立たなくなっても犬を飼い続けるでしょう。私が一番愛せると思う内は・・・・



2012年1月30日月曜日

芥川賞選考委員に物申す

今回の芥川賞では受賞した田中氏と石原知事のやりとりのみが耳目を集めたようですが、私には円上塔氏の受賞のときに選考委員が「難解な小説ですが・・・・・・」といった事が引っかかる。

今、氏の小説を読んでいて何故難解と言ったのか分かったのだ。



氏の小説には理系の定理や法則が随所に散らばめられている。CPパリティの破れや、宇宙の多次元論などだ。しかし、難解なのだろうか?

自分たちの知らないことを難解という一言で済ませてしまうほど怖い事は無い。

CPスノウが二つの文化で述べたように理系と文系は今でも乖離している。その溝は埋められるどころか益々拍車が掛っている。

しかし、一方ではそのことは知っていて当たり前のことなのだ。

知らないことを難解な事と言っている間はその人にとって知らないことは知らないままなのだ。

知力とは知らないことを知ろうとすることだと思う。だとすれば知力の無い選考委員にはそろそろ壇上から降りていただきたいと願うのだが・・・・如何であろう????

小さな目標 PRIVATE PRACTICE

10年以上前になりますが、恵比寿でコロッケ屋をやろうとしたことがあります。確かに美味しいコロッケパンをニューヨークスタイルのデリで出せば、ある程度の売り上げは見込めましたし、夜、営業していた飲食店との連続性も加わり、恐らく旨く行っていたと思います。

そんな時妻から待ったが掛ったのです。40歳からの十年、どうせ苦労するなら好きなことで苦労したいというのです。

スタッフにやらせるにしても、オーナーだって手伝いもします。コロッケ油だらけになることはやぶさかではありませんが、確かに一理あります。

そんなこんなで2店目は輸入文房具の小さなお店にしたのでした。雰囲気はパリのセーヌ川の河畔にあるブキニストを少し賑やかにしたようなお店でした。

それ以来、好きな事をやろう、自分がしたくない仕事をしないように出来るだけ頑張ろうという小さな目標を持つようにしたのです。

もちろん不本意な仕事もありますが、出来る限り顧客や社会に還元できる仕事を選ぶようにしたのです。

その間に小売というマーケットは激変しました。10数年で資金を回収するようなビジネスモデルはもはや昔のもので、如何にリスクを少なく、即効性を出すかが肝要となってきました。

こんな仕事です。空き店舗の情報はどんどん入りますが、どれもビジネスモデルの構築にはなりませんでした。

一方、楽天の売り上げは一兆円を超えたと言っています。つまり、ネットショッピングは一部の人のものだけてなくなったのです。

昨年来、私の好きなものはShabby Chicなものだと良く分かりました。





ピカピカの新品ではなく、長い間自然で削られ変形した流木や貝殻、ガラスのようなものに美しさを感じます。



KKAFに置いてある置きものには、「HAPINESS IS THE SAND BETWEEN MY TOES AND THE SUNBURN MY NOSE」と書かれています。まさに理想のライフスタイルとはその言葉に2匹の犬を加えれば完璧です。

新しいHPを作るにあたって参考となるHPを教えてと言われました。予算も無いのに色々と注文が多くて申し訳ありません。

商品は全然違いますが、ひとつは日本の誇るビッグウェーバー櫛本氏のKi SurfboardのHPです。写真が抜群の雰囲気です。

http://www.kisurfboards.com/

2つ目は私の好きな北欧家具のお店hikeのものです。こちらも商品もさることながらダイアリーにてオーナーの山行きが楽しくて、つい覗きこんでしまいます。

http://www.hike-shop.com/

3つ目は七里が浜にあるインテリアショップです。こちらはリフォーム等が中心のようですが、SHABB感が出ています。

http://www.hlc-style.jp/

最後にハワイにあるSand Peopleというお店のHPです。こちらは掲載してある商品が全て私の好きなものとは違いますが、いくつか既に購入して参考にしています。先の看板もその一つです。

http://www.sandpeople.com/


理想としてはHPで商品も紹介し販売もしますが、ブログやフェイスブック(まだやっていませんが)、会社のHPなどとリンクさせ、ごく個人的事柄までリンクさせ、情報のパスを増やしたいと思っているのですが如何でしょうか??またKKAFをそうした商品のディスプレイとしても使用したいと考えてもおります・・・・

匿名性と実名性

ソーシャルネットワークが映画になる前に、フェイスブックの創立者、マーク・ザッカーバーグの著書を読み、その発端が大学での美人投票(しかも、当人の復習的かなり敵対心剥き出しの行動)とハーバードというブランドからの集客の一面を見せられ、実名制が実社会に適合する事は難しいのではと考えていました。

その後、友人でIT企業の執行役員でもある、O氏がフェイスブックを使っており、実名制であっても、2チャンネルのような誹謗中傷は少なく、自分でも驚くようなところからレスポンスがあり有用だと言っていました。

当時文系の彼がフェイスブックをやっていることに驚くとともに、しばらくはその事は忘れていました。



ところが併読しているこの著書の一冊を読み、納得したのです。

確かに実名制のネットワークでも誹謗中傷はあります。間違った情報も存在します。しかし、送り手が真面目な正しい情報を送り続けて行けば、それら間違った情報は淘汰され、自然に正しい情報が優勢になるのです。ネットワーク自体の自浄作用とでも言っていいのか分かりませんが、これこそソーシャルネットワークが社会インフラになった証左ではないでしょうか。

今回の震災での安否確認やボランティアの募集にこのSNSが大変役に立ったと言われています。

政府、自治体、各種NPOの情報をネットワーク上に置き、誰でも自由に閲覧することで、個々人の行動に反映されたのです。

未だに情報の片務性に限ってビジネスモデルを構築しているのであれば、自ずと行き先は見えてきます。たとえどんな大きなアイボリータワーであっても一瞬に朽ち果てると思います。

お台場あたりで大きな地球をカザシテいる企業さん・・大丈夫ですか???

2012年1月29日日曜日

海老マカロニグラタン

新大久保直伝の韓国料理が続いたので、今日は中華にしようかと発案したら皆に、もう少し離れましょうとこれまた待ったが掛かりました。

ということで海老マカロニグラタンです。

ポイントは仄かにガーリックとクローブを効かせたモルネーソースを作ることと、チーズを惜しみなく使うことです。

本日のワインはシャトー・モンペラのブランです。尖ってなくてグラタンにあいます!!

作り方
①鍋にバターを溶かし、ふるった小麦粉、にんにく一片(そのまま)、クローブ3粒を入れ炒める
②だまがなくなるまで炒めたら、牛乳、生クリームを少しずつ加える
 ※だまが出来たらザルで濾す、にんにく、クローブは取り除く
③ソースに塩コショウする
④タマネギ、マッシュルーム、鶏肉をバターで炒める
⑤大方炒めたら、海老(殻を剥いて塩コショした)を入れ強火にし、白ワインを入れる
⑥大鍋にマカロニを茹でる(塩強め、オリーブオイルを入れる)
⑦グラタン皿にバターを塗り、④の材料を並べ、パルミジャーノを軽くふりかけ、④のソースを掛ける
⑧モッッアレラ、ミックスチーズをたっぷりと散らす
⑨オーブンでグラタンで調理し、出来上がりにパセリを散らす



併読開始 シェア オープンソース パブリック






この本達に共通するのはシエア、オープンソース、パブリックでしょう。

この4冊の本を併読しています。

アパレル業界が円高で不振だと聞きます。しかし、知り合いの会社は本社をシンガポールに移転し、フェイスブックやツィッターで毎日、五万件以上のファンからの問い合わせがあると言っていました。

アメリカで某テレビ局のオーナーでも資産家でもあるウォーレン・バフェット氏が個人情報の秘匿性ゆえグーグルやフェイスブックの情報公開に法律の網を被せようとしましたが、ホワイトハウスや新興企業家によって待ったが掛かりました。

マスコミは旧態然とした政治機構です。日本も同様でしょう。

世界は違う方向に動き出しているのにまだ分からない人が多いのです。

糸井氏が監修したこのグレイトフル・デッドといバンドは私たちの少し前のヒッピーバンドです。

このバンドは当時、レコードを売ることが成功となるためにほとんどのバンドが録音やコピーを禁止していたのにこれらの行為を大歓迎し、さらに録音のメリットをつけるなどしてライブの価値を高め大成功を収めたのです。

まさにオープンソースです。

経済をマネタリーベースでしか捉えないのは最近の事です。経済は公共性、平和性を併存しているのです。

原始経済は交換経済でした。そして今、この交換経済を進めた贈与経済が今注目されています。

弥生時代はこの贈与経済の一形態です。

新年会でお会いした先輩はNPOで働いているといっていました。これからの私たちはCO,LTDやCooporationだけでなく、NGOやNPOがワークソサィエティとなるかもしれません。

それほど世界はソーシャルシフトしているのです。

三橋農園 伊勢原

いつも世話になっている方に元気を出してもらおうと、とびきり新鮮な卵を買うために伊勢原の三橋農園です。

早く行かないと売りきれてしまいます。

9時に家を出て30分で到着です。それにしても横風が強く2トンを超える車体がもっていかれます。

厚木インターを降りてから新しいルートです。少し迂回ですが市街地を通らないのでスムースです。

ここ三橋農園の好きなところは、高級卵と言って高い値段(普通の倍以上)の商品をインターネットで売っているところは数多有りますが、ここはネットでは手に入らない代わりに、値段はスーパーマーケットの価格と変わりません。

誰かに贈り物をする時に、こうした気にならない様な価格のもの受け手にとっても心苦しくありませんので好都合です。

三橋農園を検索して見て下さい。場所は東海大学病院の近くです。

朝九時からオープンです。




帰りは海老名PAの先で乗用車がスピンして大破していました。

イギリスのスポーツカーです。以前試乗した時にとても扱いズラい車だったことを覚えています。

TVRザーブラウです。この車でした。


きっと風と急ハンでスピンしたのでしょう。

2012年1月28日土曜日

新年会 大久保

新年会で大久保です。

久々の電車です。山手線が混雑していたのがまずかったですが、だいぶ閾値があがった様です。

それにしても韓流ブームで新大久保周辺は賑やかです。

M子のお姉さんのお店です。小さなお店ですが常連で一杯です。

魚が美味しいのと、熊本から直送される馬刺しが抜群です。

同期三人と下の下の代が四人、一つ上の代が二人の九人です。

こうして集まれる幸せに乾杯です。

2012年1月27日金曜日

眠そうな街 濹東奇譚

私は三浦氏が指摘しているような典型的、郊外の街に今住んでいる。

確かに滑稽すぎるほどステレオタイプで核家族化した日本の家庭が集合している。

氏は新潟の出身だっと思う。新潟は分からないが、私の育った群馬県のK市は武田花写真集「眠そうな街」に登場する街だった。

繊維業の栄えていた頃には東洋の上海とも呼ばれ、飲食店は数多林立し、水商売も多かった。

それが急速に衰退していった。眠そうな街になったのは私が上京したあたりからだった。

私が上京した頃、友人のA男とN子は東武伊勢崎線の玄関口である、浅草の近くにアパートを借りていた。

私は叔父の家が杉並にあったのでその近くに引っ越すことになったが、しばしこの二人の住む下町に遊びに出掛けていた。

当時は今のような東向島ではなく、玉ノ井と呼ばれた。

永井荷風「濹東奇譚」に描かれている姿は大分薄らいでいたが、路地の入口にまだ「ぬけられます」の看板は残っていた。

松島が描かれた近くの銭湯には社のような回り廊下と2階には大きな窓があった。あたかも楼閣のごとし。

荷風によれば、震災で浅草にあった銘酒屋が移転し、戻れなくなりここに私娼街を形成したとある。

当時はまだそんな怪しげな建物が亡き殻のように残っていた。

私の記憶の中には眠そうな街から東京での始まりである玉ノ井が根底にあるのかもしれない。

それ故、典型的な人工的な街に惹かれるのかもしれない・・・何事も知らぬ間にバランスをとっているものだ・・・・

セーマンドーマン 安倍清明

伊勢に昔行った時に、海女さんたちが面白いマークを付けていた。

こんなマークだった。



星型の形をセーマン、井げた状のものをドーマンというらしい。

映画帝都対戦で加藤が付けていたものもこの形だった。

漢字では清満道満と書くらしい。

古くは陰陽師の時代にさかのぼる魔除けの風習らしい。

今度、オーダーするウエットスーツにこの模様を入れてもらおう・・・・ポセイドンより良いでしょう・・・

PICASSO GUITER

パットメセニーがライブの冒頭で弾いたのがこのギターです。

何でも42弦あるのだとか!!!!ピカソギターというそうです。

日本のお琴とシタールにも似た音が聴けます。

ツェッペリンの「天国への階段は」は確かギブソンのダブルネックでしたよね・・・・よくコピーしたなあ・・・

ちなみにパットが今回ステージで使っていたアコギはギブソンのES-175Dだったような。

うろ覚えなのでもしかしたらES-175かもしれません・・・・・

ピカソより175のほうが良いかも????

総バラエティ化  クロスオーバー11

NHKFMで深夜番組クロスオーバーイレブンというのがあった。

「時計の針が・・・・・昨日と明日を結ぶ・・・クロスオーバーイレブン・・・」このフレーズが今も頭に沁みついている。

貧乏だった私の家は全自動洗濯機も電子レンジもなかった代わりに、ヤマハ製のシステムコンポのステレオがあった。母がどうしても欲しいと購入したものだった。

帰省して毎晩この時間にはヘッドフォンをしてステレオの前でエアチェックの準備をしていた。

お気に入りの曲を録音するためだ。

クロスオーバーという言葉自体、あの時代を顕している。

でも純粋に音楽を聞きたい若者は夢中になった。

オスカーピーターソンが電子ピアノを駆使したアルバム「Night Child」を初めて聞いたのもこの番組だった。

懐古主義ではない。世の中のマスコミの多くが総バラエティ化している。

情報の片務性が解消されつつあるのだから仕方がないと言えば仕方ないが、マスコミの意味もまた消え失せそうである。

受け手に媚を売らない、そんな番組がもっと欲しい・・・・

級友以上 戦友未満  新年会


今日の朝日です。昇る前の東の空です。後ろには月が輝いています。

ある作家が人生の華と言うのは「級友以上、戦友未満の友達がいるかということに尽きる」と言っていました。

文字通り、机を並べた友は級友です。戦友は今の平和なご時世生まれるのは自衛隊しかありません。

しかも、歳と共に級友は離ればなれになり疎遠になります。

次に会ったのは本人の葬式なんてことが珍しくなくなってきます。

数年前にお正月に亡くなったH君は一緒にパットのギターや、ジャズの話をしていた級友でしたがとても残念でした。

それに引き換え、卒業しても密に連絡を取り、時折り再会できる友人がまさに「級友以上、戦友未満の友達」ということになります。

今日、夕方よりそんな級友以上、戦友未満の友人の新年会です。

場所は大久保の友人のお姉さんの熊本料理店です。これが本当に旨いんです。

後ほど報告させていただきます・・・・・・・・

万が一 液体チェーン

神奈川では降雪する事は滅多にありません。でも無い訳じゃないんです。

数年前、アウディS6改スペシャルエディションで箱根に行った帰りに雪が降ってきたことがあります。四駆とは言え、25/30のスペシャルタイヤですからツルツル滑って、そりゃー怖い思いをしたのです。



ゲレンデにはオートソックスを常備しているので問題はありませんが、911カレラSの為にこの液体チェーンです。トライグリップ社というアメリカ製です。

靴底に試射してみましたが、不思議な塗膜が出来ます。確かに雪や氷の上で全然滑りません。

タイヤにも効くでしょうが、通勤通学の靴底にシュっとすれば効果ありそうです。

ただ、手に着くとベタベタがなかなか取れないのが玉にきずといったところです。

万が一の時のものはこの程度がバランスグッドでしょう・・・・・・

2012年1月26日木曜日

IPS細胞の応用 パーキンソン病治療

パーキンソン病は脳内のドーパミンが減少して筋肉の痙攣や痺れが生じる難治性の病気です。

これまでは対処的にこのドーパミンを増やす薬により治療していましたが、根治的解決ではありませんでした。

今回、京大が理研との共同研究でこのIPS細胞を用いてドーパミン神経前駆細胞の作製に成功したというのです。それも霊長類の脳を使ってです。

ここから先は聞いた話です。

これは確かに大きな一歩のようです。浮遊していた細胞を結合し(そのためのプロモーターとなるたんぱく質を同定し)培養を24日と48日という異なる期間で進めたのです。

しかしながら、これからが大変なようです。実はこの実験は一体の霊長類でなされたために、この個体特有の症状なのか、多くの個体にも適用できるものなのか判断がつかないからです。

つまり、臨床に進むまでにはもっと多くの個体で実験をとり、さらにそのデータを解析し、人体応用に必要な資料を積み上げねばならないのです。

確かに罹患している人には早く臨床応用してもらいたいとは思いますが、このあたりがとても難しいらしいです。

臨床応用にはさらに厳しいガイドラインが作られていて、無暗に治験は出来ないのです。

事実、東大の医科研で治験した癌の最新治療とて、副作用のデータと解析が十分でなかったと横やりが入ったのですから(結果、不備はなかったようです)

わずかな光明でも真っ暗闇よりましです。分子生物学の進歩はこの闇を照らす光明かもしれません。

NARADA MICHAEL WALDEN 高中正義

ブルーノートの来日リストにナーラダ・マイケル・ウォールデンの名前がありました。

残念ながらその日は私は行けませんが、彼は時折り来日しているので叉聞けるチャンスはあるでしょう。

驚いたことにスペシャルゲストとして高中正義の名前が記載されていました。

懐かしいです。

パットメセニーに驚愕して、ギターを持ち直し、いくらコピーしても彼のように旨く行けず、この高中さんやサンタナのサビの部分のコピーをして慰めていたのです(笑)

サンタナはもとより、高中氏の曲はラテンのリズムと少し寂しげな感じが好きでした。当時のCMにはひっぱりだこでしたね。

あの頃の彼は長髪で後ろで縛っていましたが、あれはちと似合っていませんでした。

今はごく普通の髪型です。

懐かしい高中氏のブルーラグーンです。この中に俺いたかも?????

BLUE NOTE 東京

お料理が格段に進化したのでブルーノートでスモールディナーです。

フルコースだと開演ギリギリまで掛りそうです(隣はフルでその通りでした)





フォアグラのテリーヌに根セロリのソテー、イカのフリット、ライム添え、子羊のローストです。

これにシャンパンとローヌのラングドックの白を合わせます。

年齢層は上は60歳前後から、若い20代と思しき人までいて、ほぼ満席です。

ほとんどの人がお酒だけでなく、料理も注文しているようです。

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昨晩31年ぶりの再会を果たしました。

今回はピアノもドラムもなく、ベースのラリー・グラナディアと二人のセッションです。

のっけからパット・メセニーのダブルネックの音色に完敗です。

ラリーとのセッションではパットが段々乗って来て最高潮に達します。

今回こんなに近いところで彼のギターをみて改めて感じたのは、左手はもちろんですが、右手のピッキングの速くて正確な事、神業です。

エレキの曲を一曲披露するためにリズムセクション(バックトゥザフューチャーのドクが作った機械のようなヘンテコなもの)を使います。彼曰く自動演奏装置らしいです・・・

個人的にはクラシックギターで奏でるビートルズの名曲、オールマイラビングが素敵でした。

ラリーは楽譜を観るのにリーディンググラスをするのにパットはしません。頭に入っているのでしょうか?

帰りがけにパットのギターエチュードつまり教則本を買いました。いくら頑張ってもあんな風に弾けるはずはありません。でも、ほんの少しでも勉強になればと思い、彼の愛用のピックも一緒に購入です。

彼の出世作、79年の「サンロレンツォ」です。

2012年1月25日水曜日

コダック、太平洋クラブ、アンナミラーズ

コダックも太平洋クラブもバンクラフトしました。

アンナミラーズは品川一店舗を覗いて閉鎖しました。

コダックは実は一早くデジタル化に取り組んだ企業だったのですが、やはりフィルム中心の物づくりの発想から逃れられなかったのかもしれません。

同業の富士フィルムはすでにフィルムが駄目だと分かった瞬間に別事業をどんどん立ち上げていました。

太平洋クラブは一度行ったことのある良いコースでしたが、会員の規制がうるさく、威厳的でもありました。バブルの頃、得意そうに私を案内してくれたお客様がいましたっけ・・・・・・・

アンナミラーズは80年代、飛ぶ鳥を落とす勢いでした。頭書、井村屋さんがFCで展開し、その後別会社を立ち上げました。

大学の友人が働いているアンミラに行ったことがありますが、当時の純情な大学生は面と向かって友人を観られなかったといいます。(笑)

自由が丘のアンミラはそんな聖地でした(笑)

時代の流れに逆らうことは出来ません。今流行っているものだって明日には分かりません。そのときどんな軸足を持つのか、絶えず情報を取得する必要があります

我が社はリスクヘッジの一環として保険代理業を行っています。ところが、この保険会社(本部)のレベルが低すぎるのです。

しばらく前までは建物の構造に対してもプロから見ると甚だ矛盾する商品を作っていたりしました。

そして社風がそうさせるのか、外部の情報よりヒエラルキーの縦の指示を優先します。

一度、借家に人、本人の過失でボヤを出した時に、保険会社は地震の影響があるから応じられないといってきました。

馬鹿じゃないでしょうか。本人がアロマオイルをしながら眠ったと言っているのにはるか遠くの地震で火事になったと可能性があるかもというのです。

当然のことながら、保険金は請求し、当方の言い分が通りました。

こんな保険会社です。代理店に無理強いする癖に自分たちは大赤字です。

またまた合併話もあるようですが、こんな経緯を知っていると驚いたりはしません。至極当然と思えます。

衰退するには理由があります・・・・・

31年ぶりの再会  Patmetheny

1980年4月、大学生の私はクラスメートと二人で中野サンプラザに出掛けた。

そうパット・メセニーのコンサートを観る(!)為だった。

その頃の私はロックからジャズなかでも彼のような新しいジャンルの音楽に興味を持っていた。

高円寺のジャズバーでバーボン一杯で何時間も粘り、新しい音楽を聞き続けていた。

彼の音楽はきっとスタジオ録音じゃなきゃ出来ないと思っていた私たちを愕然とさせたのは彼の壮絶なテクニックだった。

ジーパンにスニーカー、Tシャツのラフな格好から繰り出される音楽は私の心を鷲掴みにした。

それ以来のファンである。

昨年は来日しなかったので2年ぶりの来日である。

ブルーノート東京でのライブは19時開演だ。31年ぶりに再開する彼の音楽を楽しみにしている。

雪休み  施政方針演説 秋入学

昨日は雪休みです。3年ぶりの雪休みです。

以前は雪が降ってもチェーンを持って出掛けていましたが、数年前より降雪した日には車に乗らない事にしました。

雪に慣れていない神奈川や東京では自分が何もしなくてもぶつけられる事が多々あるからです。

私は野田総理の施政方針演説をじっくり聞きました。良いことを言っているじゃありませんか。

しかし、その良い事が受け入れられないのならば、そのシステム自体がおかしくなっているのです。

自公連立対民主の構図が単に逆さになり、政策は大した差異も無いのに協力できない今の政治システムそのものが壊れているのだと思います。

やはり社会システムその前に政治システムそのものを壊す時が来たのかもしれません。

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東大が秋入学を検討すると言いだしたら多くの大学が追随しそうな気配です。官公庁も秋入省を考えるといっています。

システムを壊すには大ナタが必要です。それも飛び抜けた地位や人気のあるものが動くことがシステムの変更を生むのです。

今から秋入学のマイナス面を考え躊躇するより、まずメリットを考えましょう。そして、変化を恐れずに進めることです。

STACEY KENT



今お気に入りのアルバム、イギリスの女性ジャズボーカル、ステイシー・ケントです。

昨年、パリで講演したコンサートは英語、フランス語、ポルトガル語とヨーロッパならではの国際色あふれるライブとなり、先のアルバムが発表されていました。

サックス奏者のご主人のオリジナル曲にはカズオ・イシグロが詩を書いたとあります。

今回は少し前の彼女のアルバムを購入しました。これがまた良いんですよ、耳触りのよい優しい声が寒い冬の日に陽だまりを作ってくれます。

お薦めです・・・・・

2012年1月23日月曜日

三丁目の夕焼けにあって今無いもの

映画「ALWAYS 三丁目の夕焼け 64」が公開された。公開に先立ちテレビで以前の映画が再放送されていた。

ご存じの通りこの映画は昭和30年代から40年代の日本の高度経済成長期に入る夜明け前の時代を描いた映画だ。

息子や娘は自分の知らない近過去はとかく知りたくもないし、知りたがらない法則の通り無視していた。

単なるノスタルジーだけでない事を考えていた。あの時代にあって、今の時代にないものとはなんだったんだろう。

ふと映画を見ながらそこに登場する茶川商店にしても、鈴木オートにしてもどの家も「開け放たれていた」そう当時の我が家も同様だった。

妻の実家も祖父がいた頃には、絶えず誰かしらがやってきて、玄関はあって無いようなものだったと聞く。

自由と言う名のもとに我々が手にしてきたのはプライバシーという閉塞の環境かもしれない。

あの頃にはプライバシーだの自由だのと言う前に食べることが先だった。

そして繋がり。

人間のDNAには共存するDNZが組み込まれているという。自分だけでなく、他人にも幸せになってほしいと言うDNAが

家が留守の時に足を怪我して隣の家に転がり込んだ記憶がある。そんなとき隣人は家族のように接してくれた。それを知った母親はお礼行き、相互関係が生じる。

我々が大切にしてきたものは何だったんだろうと考え直す。

昨日も反対側の駅のホームで肩がぶつかったと大声でどなり散らしている人がいた。しかし、誰も仲裁に入ろうとしない。怒鳴られている人はまだ若い女の子だ。女の子は今にも泣きそうにしている。

やっと駅員が駆けつけたと思ったら、警察官が来て男を連れて行った。

すべからく極端に物事が進む。

男だって親切にされた隣人から注意されれば意に介さない訳にはいかない。いや、親切にされた記憶さえ無かったのか・・・・親からたっぷりの愛情を注がれて育ったのではなかったのかもしれない。

「きちんと」「はやく」は子供を委縮させ、益々駄目にするそうだ。

でも22歳になっても机にアイスクリームの空の容器を入れっぱなしにして小さな蟻を見つけたら誰だって「きちんと」と言ってしまうのが実情・・・・・矛盾ですな・・・・・・

金子邦彦氏 複雑系

理系の人がとても文章が旨いことが多々あります。円上 塔氏はその代表例ですが、氏のペンネームの由来となった小説を書いた金子邦彦氏もまさにその一人です。

「カオスの紡ぐ夢」と言う氏の本を読了し、今この2冊を併読しています。




そんな氏の文章に多くのマスコミや大衆が物に固執するその考え方を批判しています。何を研究しているのですかとか、それがどんな役に立つのですかという質問は愚門であり、科学の本質を理解していないというのです。

そういえばどこかの国の仕分けとかいう訳のわからない制度で誰かが言っていた言葉を思い出しました。「何故一番じゃなければいけないんですか?」と・・・・・

我が国の政治家の科学リテラシーとはこの程度なのですね・・・・・

ディエゴガルシア島

ディエゴガルシア島と言われてその位置をずばりと指し示すことが出来るあなたは相当な博学か軍事アナリストだと思います。

一昨年、中国のシーレーンについて興味を持ち調べて行くうちに、中国が真珠の首飾り宜しく洋上の基地を拡大している事実を知りました。

そんな中でアメリカがアフリカや中東の最重点軍事基地としている島があることを知りました。

それがこのディエゴガルシア島です。

グーグルで調べるとイギリス領の表記です。島はイギリスからアメリカに50年の期限付きで貸与されているのです。

場所はモーリシャス近く、マダガスカル島とモルディブの真ん中あたり・・・・調べてみて下さい・・・・

2012年1月22日日曜日

HAGLOFS

ノースフェイス御用達の私ですが。

一昨年妥協して買ってしまったpatagoniaのスキーパンツが大き過ぎて落ちてきます。

ベルトで停めてもすぐに落ちていて気持ち悪くて仕方有りません。

今年のノースのパンツを履いてみたのですがあまり変わりばえしません。

HAGROFSのお店を覗くとパンツがあります。珍しくサスペンダーが付いています。

履いてみるとこれまたスッキリとしたシルエットです。アウターも肩が回しやすく。着心地抜群です。


妻もずっと前のウェアなので試着しました。

結局二人分購入しました。

お会計で金額を言われて!!!!!!!

空いていたお腹が一杯になりました。

老眼は良くありません。ユニクロなら20人分です。(笑)

リクルートという企業

今、藤原和博氏の「坂の上の坂」という本を読んでいます。

藤原氏は杉並の中学で民間人初の校長となった人です。

彼はリクルートの出身です。

リクルートという企業はご存知のとうり江副さんが大学時代に始めた学生新聞が発端です。

言わばベンチャー企業のはしりです。

30年近く前に人事採用を経験した折、採用したい優秀な人材は盡くこの企業に持っていかれたものです。

唯一、採用した女性はとっとと辞めてNHKに再就職しました。彼女のポテンシャルの高さがお分かりでしょう。

その位、リクルートという企業は凄かったのです。

今はどうかと言われれば、はっきり言ってわかりません。豪華な社員食堂が取り上げられますが、当初私が畏怖さえ感じた社員がそれぞれリスクテイクを考えている企業風土はどうなったのでしょう。

藤原氏も指摘していますが、組織は多かれ少なかれ肥大化し、無能化すると言うピーターの法則とパーキンソンの法則です。

これを防ぐ唯一の方法が企業の自己解体と再構築です。

今現存する企業の多くは知らず知らずにこのことがDNAに組み込まれているのす。カジノで大負けした同族企業や、損失隠しと保身に走った光学機器メーカーとは異なります。

リーダー論

NHKの特番で日本のリーダー論を討論していた。

私はマスコミのこうした焚き付けた様な番組に違和感を覚える。

坂本龍馬が冒頭のテロップで使われる。龍馬はリーダーではなく時代のトリックスターだ。

震災復興のNGOの人達が求めるリーダーは国のリーダーではない。

リーダーは元から備わった元来的資質と環境の両面が必要だ。そして多くのリーダー像も存在する。

組合や企業のリーダーと坂の上の坂の国のリーダーは自ずと異なるのだ。

番組を観ていた息子と共にチャンネルを変えた。

何処までも客観視出来ない参加者の見識の低さに辟易させられたからだ。

井の中の蛙とは今の日本人の事だと思った。

2012年1月21日土曜日

ラーメン二連戦 青葉台

平日昼間はオープンしていないので土曜日、祝日しかチャンスのない青葉台にあるし++です。

塩ラーメンは鯛とネギから選びます。

某食べ物サイトのやらせが問題になっていますが、私は評価は一切観ません。食べ物程情報のリテラシーが問題になるからです。

麺は自家製ではありません。それも入口付近に無造作に置かれています。

スープに鯛の出汁が合うとは思えません。炙りチャーシューも薄くてボロボロです。

と言うことで某食べ物サイトのひょうかとは大きく異なる評価となりました。

店員の男の子は初々しくて良いのだけど、ロックの音楽もいただけません。

一勝一敗の昨日今日でした。

2012年1月20日金曜日

仲町台 白河ラーメン

以前、白河ラーメンのとら食堂で食べたことがあり、又食べたいと思っていたら、仲町台にここのお弟子さんのお店があると聞きました。

雪の降りつける東名を往復して寒くなった身体にこれ以上のものはありません。

厨房はピカピカに磨き上げられています。

平打ちの麺は青竹踏みの自家製のようです。腰があって旨い。

スープは鶏ガラ醤油です。色は濃いのに塩辛くありません。そして醤油の香りと酸味が仄かに漂います。

チャーシューはしっかり焼いてあります。メンマとほうれん草、海苔、ナルトです。

雪が降っているのに列が出来ていました。納得です。

美味しいお店見つけました。

レスター会館 渋谷

購入したパルコフィクション観ました!!

グランバザールにまつわる都市伝説のようなものは当時からありました。

バーゲンのお目当ての商品を確保するためにそのお店のバイトをしたのだけど結局その商品は当日移動されていて(バーゲン除外品)買えなかったというトホホな話は本当です。

それにしても採用面接の場面でレスター会館に良く似た建物が使われていましたが、よもや???

そうです。私が入社した時にはまだレスター会館に本部があったのです。懐かしいな・・・・・

ところどころにパルコの華やかしい80年代風の画像が表れます。

そうですパルコは80年代のアイコンだったのです。

妻はちなみに初めて出来たアフタヌーンティでバイトを始めた頃です。

デュラレックスのグラスを知ったのもこの頃です・・・・・

Saturdy Surf NYC

先日、外国人記者クラブでのランチの前に少し時間があったのであたりをぶらぶらしていたら、BEAMSの新しい形態のお店がありました。名前はBEAMS&WINDS。

店内はビームスゴルフの商品が中心にカジュアルラインです。



そんな中、目に留まったのがこのSaturday Surf NYCのTシャツです。

ネーミングが洒落ています。

HPを覗くとこれまたセンスが良いではないてすか!!!

ロングアイランドのモントークや他のサーフスポットの写真がさりげなく飾られて、セレクションもカッコ良いです・・・・・

購入サイトにはJAPANの表記もあるので進んでいくと、カードの決済が出来ません。ドルオンリーのようです。

NYに行ったら覗きたいお店です。ソーホーにあるようです。Sabby Chicがテーマですから・・・・


http://www.saturdaysnyc.com/

2012年1月19日木曜日

虎口をしのぐ  熊本編

25年近く前に熊本に出張に出掛けたことがある。

私たちを歓待してくれるべく地元の人が近くの居酒屋で郷土料理を食べさせてくれた。

馬刺しはその当時も大変美味しく、これゃ牛肉の比じゃないと思ったものだ。

そんな中で、出されたのが骨かじりだった。

つい最近テレビでケンミンショーとかいう番組でやったので知っている人も多いとは思うが、当時はそんな情報も無い時代である。

私たちは肉の付いてないその骨を見て、これ俺たち馬鹿にしているのと最初は憤怒を覚えたが、よくよく見てみると皆が揃ってチューチューと旨そうに肉をしゃぶっているのだ。

その姿や奇妙なれど、大変美味しそうなのだ。私たちも真似してチューチューして見たが、あの豚臭さには慣れなかった。

進める彼らから虎口をしのぎ何とか次の話題に興じることが出来たものだ。

聞いて見るとこの料理は宴会の定番で、昔はイノシシを使ったそうな。立派なおもてなし料理だったのだ。



そして長崎のチャンポンのような椀物が運ばれてきた。太平麺=タイピーエンという料理だった。

これが麺がなんと春雨なのだ。当時の若者はこの健康食を少し物足りなさを感じたが、今ならダイエット食として最適だろう。

これは旨かった記憶があるのだ。

所変わればなんとやら、色々な料理がある。




私の母が得意とするニンジンと塩イカの料理は桐生で女手一つで育ててくれていた頃、郡山出身の主婦から教わったと聞く。

農家が沢山取れたニンジンの食べ方として教えてくれたようだ。これは旨いのだ。

郡山ではイカニンジンというらしい。後輩のS君は確か郡山在住だった。今度聞いて見よう・・・

Pホテルという幻想

30年以上前にPホテルと言えばスキーをしていた私には高嶺の華で、あそこに泊ると言うのは一大決心でした。

そのPホテルの万座と志賀高原に最近行ってその衰退ぶりに驚かされました。

レストランは閑古鳥が鳴き、ホテルのサービスもビジネスホテル並みです。

しかし、立地は変わりませんから一番良い場所にあります。

何故そうなったのか、あれだけの社員とスタッフがいるにも関わらず先程の複眼力がないことです。複眼力は経験しなければ分かりません。つまり、そうした経験をしたことがないのです。

軽井沢で私がWifiの環境を訪ねるとほとんどのスタッフがwifiの意味さえわかりません。やっとフロントで答えてくれた人がいましたが、なかと1日500円でロビーで使えるとのことです(笑)

京都の河原町では街全体にwifiが飛んでいて無料で外国人がアクセスしています。

京都のウェスティンも当然パブリックではwifiは無料です。(宿泊者に限定)

軽井沢のPホテルの支配人、もしこれを読んだら大至急対応した方が良いですよ、日本のリゾートホテルの老舗として結構恥ずかしいですから・・・・(読むはずないか・・・・)

複眼力 政策提言

昨日、取引先の某金融機関の支店長が突然来社され(突然は本当に困るんですよね  笑)

理事長が新春に北海道の金融機関のトップとの講演会の内容を聞きました。

内容をまとめると地方はもっと付加価値の高い産業育成をするべきだとという提言です。

確かに北海道で捕れるタラコは何故九州で加工され製品化されているのか、全く疑義を感じない地元企業者の問題でもあります。

私もつい最近、九州の某みかん農家の人から、日本人のみかん離れと将来の不安の話を受けました。

手が真っ黄色になるまで食べていたのは私が小学校の頃までだったでしょう。

どこの家庭にも正月前には一箱以上のみかんがありましたね。

一言で言えばその農家の人の頭は全てみかんなのです。

私は国産檸檬は海外の檸檬に劣勢と思われたが、このところその価格差を排しても優勢になりつつあること。さらに青い檸檬はその希少性によりさらに高い付加価値がつくこと。さらに柚子も同様に青柚子を商品化し加工することで利益を得ている農家があることを告げました。

頭がみかんの人はすこしだけレモンと柚子になりました。それが功を奏するかは分かりませんが、何事もこれが当たり前と思っていては駄目なのです。

複眼力が必要ということになります。

閑話休題



昨日、三浦展氏の「下流社会」の続編を読みました。オジサン化する女性がテーマです。

確かにキャッチ―な内容でなるほどと頷けるものですが、論理性やデータは不足しています。

さらに氏のカテゴライズ化はちと古すぎません???

でも、オジサン化は悪い事ではないと思われます。

3.11以降この傾向に拍車が掛るでしょう。

女性に限らず男性もあの惨事を見たことで。マスな考え方より自分や自分の周りの小さな集団の幸せを考え始めています。

山ガールなる言葉が流行っています。ファッションや車より自分はこうした趣味を持っているという一種のアピールです。

スキーやキャンプが衰退したいいますが、価値観は一様ではありませんし、時代と共に変化します。

こうした多様な価値観が生まれることこそ今の時代だと思うのです。

私にしては氏には西荻あたりでたむろしてないで、もう少し交わりの範囲を広げてみたらという要望でもありますが・・・迷惑????

秋入学 東京大学

テレビのニュースや新聞の紙面でも東大が秋入学を進めると言った見出しが出ていました。
皆さんはどう思われますか?

現実的にはいくつもの課題はあるでしょうが、私は総論賛成です。

今日はいつもよりはやく7時過ぎに帰ってきた学部4年生の息子にこの話題をふると、息子も総論は賛成のようですが、やはりいくつもの課題があると言っています。

ひとつは日本の社会システムが春入学に合致していることです。

資格試験もほぼこれに準じています。

それと息子が言うには大学がいっているボランティアや海外留学という選択肢を選べるのは裕福な家庭に限られるため貧富格差によりこの制度の歪が生じる恐れがあるということです。

なるほどこれも確かにそうでしょう。

某大学が先陣を切って導入しわずか5年で取りやめたと聞きます。

社会のシステムを変えると言うのは容易ではありません。

某企業の人事担当者が秋入学はコストが増えるので反対だと言っていました。しかしこのステレオタイプの発言はアホらしくて聞いていられませんでした。そんな企業に優秀な人材は集まるはずありません。己の価値観の枠を超えていないからです。

何故、秋入学にするのか。確かに海外との競争力という一面もあります。しかし、それ以上に今の日本の大学制度は遊び過ぎの大学生と、全く遊ぶというより時間の余裕の無い大学生が存在しているのです。

私はもちろん前者でした。しかし、そんな若者を中心に制度設計してこの国が良くなるわけありません。後者になるように設計する必要性があるのです。

息子は一度もアルバイトをした事がありません。したくたって出来ないのです。土日、祭日、年末年始も関係ありません。朝6時から9時近くまで学校と研究室です。これじゃ、アルバイトをしろというのが無理なのです。学校からお給金をわずかながら戴いていますが、それゃ普通の大学生がどういうものかしりませんが、息子の場合には大学がモラトリアムなどと言ってられません。すでに学生のうちからアカデミアの世界です。

色々な大学生活があってしかるべきです。しかし、国の制度設計のハードルを下げるというのは私には亡国の一手としか思えません。

息子がそうだから言っているのではありません。この国の未来が下流化することが心配なのです。

下流でも良い??それじゃ仕方ありません・・・・・・・

2012年1月18日水曜日

お薦め品 オートソックス スプレー

スキーに行くときにいつも面倒なのがタイヤチェーンの取り付けです。こちら神奈川ではほとんど雪が降らないのでスタッドレスは不要です。それにゲレンデは車重が重く、タイヤが撚れてしまいます。

金属製のチェーンは重いし、ゴム製のチェーンはかさばるし、本当に困りものでした。



そこで登場したのがこのオートソックスです。ソックスのようにタイヤに被せるだけです。

重さも軽くかさばりません。これなら4本積んでも大丈夫です。


もうひとつがこのスプレーです。911もBMWはクリアランスがなくどんなチェーンも履けません。




好んで雪の日に外出しないまでも突然降ってくる雪で大変だったことがあります。(途中スタックを繰り返しながらアウディS6のときに雪の中原街道を2時間かけて帰ってきたことがありました)

そんな急な雪にシューとスプレーするだけです。

一昨年、T氏と軽井沢の奥座敷の小瀬温泉に行った時もT氏の車はスタッドレスだったのに坂道の雪が溶けるまで動けないことがありました。そんな時に便利でしょう。

さあ準備は・・・・・・・・整いました!!

朝令暮改

犬に優しい柔らかなフローリングだと思って工事した床が大変な事になっています。

昨日もメーカーの人が見igましたが、これは問題です。

選定した先生にも工事施工した会社もパンフレット通りなのですから、これはメーカーの問題です。

メーカーは東京**というところです。

まだ間もないのにササクレ立って割れてしまいます。雑巾がけするにも革製の分厚いグローブしなければ出来ません。

年末には5センチの棘が手のひらに刺さりました。新年会では我が社のT氏も靴下を貫通しました。

パンフレットには「エコで幼い子供や老人の家庭に最適、素足に優しい」とあります。

これはひどい!!

メーカーの返答を待ちましょう。返答如何では許しませぬぞ!!折角今年は穏やかに、ゆっくりと暮らしたいと思っているのですから・・・ねぇ??

App ペーパーレス化

私のデータはどんどんペーパーレス化しています。ほとんどのデータをipad2に入れて持ち歩けます。

もちろんDropboxでクラウディングしてあるものもありますし、NumbersやPagesで直接取り込むものもあります。

添付ファイルに特化したGoodreaderというアプリも使えますが、特定のファイルがあるアプリでは開けないこともあるのでどうしても複数のアプリが必要になります。

本日もAirPriterでなくてもWiFiの環境があればオフィスのプリンターも自宅のプリンターも使えるBreezyというアプリを入れましたが、どうもセキュリティの問題で旨く行きません。

これが使えるならインクジエットしか使えないAirprinterより便利です。もう少し解読してみることにします。

芥川賞 直木賞

書評のブログではないのであくまで個人的見解です。

昨日、芥川賞と直木賞が発表されました。

息子が好きで全ての本を持っている(読んでいる)恩田陸さんが候補に入りながら受賞出来なかったのは残念ですがいずれ彼女は必ず取るでしょう。実力ありますから。

葉室麟氏の「蜩ノ記」は藤沢周平作品が好きな人なら好みだと思いますが、私はそれほどでもないのでイマイチです。武士の世界の正義と無情さといってしまえば簡単ですがそんな物語。

一方、田中慎弥氏の「共食い」はこの手のテーマがあまり好きでないので読んでいません。

円上塔氏の「道化師の蝶」は私の本命でした。氏は東大大学院の物理の出身で小説家になった人です。確か29歳。この小説は群像に掲載されました。

この小説の面白さはずばり複眼的世界です。プルーストの「失われた時を求めて」やアラン・ロブクリエの「いつかマリエンバートで」のように時間的円環世界ではなく、世界そのものがいくつもあるような、そうカラビヤウ多面体のような複雑な構造世界が存在するような物語なのです。

氏の出身とも関係しているのかもしれません(推類です)

ちなみに彼のペンネームは金子邦彦氏が書いた短編小説「進物史観」に登場する物語生成プログラム「円上塔李久」からとったそうな。金子氏は複雑系の研究者でもあります。


2012年1月17日火曜日

クラウドと利便性

クラウドの利便性はお話申し上げるまでもなく、重たい書類を持ち運ばずともいつでもどこでも閲覧したり、加工する事が出来ます。

でも、とても大切なデータをクラウドに置いておくことは少し心配ではありませんか?

気の弱い私にはこれが気にかかります。

メールの添付資料もIpadからはそのまま送れません。もちろんデータを取り込むにはNumbersやPagesでエクセルでもワードでも可能ですが添付ファイルとして送るには、クラウドのDropboxを使うしかなく躊躇していました。

ところがT氏が調べたところによると、GoodreadersというアプリがPDFに特化しているのですが、使い勝手が良さそうです。

実際に添付のPDFを開いて、このアプリを介して読み込めばすぐにメール出来ました。

今日、Ipadから度量衡変換サイトにアクセスして使おうとしましたが、使えませんでした。

メルセデスのサイトにアクセスして車種別カタログを開こうとしたら開けませんでした。

まだ世の中の全てのWindowsに対応している訳ではなさそうです。

しばらくはアプリを活用して必要な機能を選択するべきかもしれません。

足尾銅山 立松和平氏


今日偶然、立松和平氏に戴いた本が出てきた。

といっても氏が父のところにやってきたのは私の幼いころであり何の話をしたのか、父からの伝聞しかない。

立松氏は足尾銅山の鉱毒事件、そして日本初の公害訴訟を起こしたことでも有名な田中正造を調べていたようだ。

私の名前もこの翁の名の一文をもらったとも聞く。

父は汚泥として捨てられていた泥を利用してそれがなんとか製品化出来ないか考えていた。

研究所兼窯場は足尾にあった。そこに氏が訪ねてきた。

私たちは休みになると桐生から渡良瀬渓谷鉄道(旧 足尾線)で向かう。

「はらむこう」という無人駅で降りる。駅のホームの土管にはマムシやシマ蛇が住んでいた。

隣の家の用水路には雷魚が住んでいた。

いつだったか大きすぎる蛙を一飲みした魚の口に蛙の足が出ていたことがあった。

こんな原体験が私にはある。だからエコロジーという言葉の軽薄さが気に入らない。

渡良瀬川の水は綺麗に澄んでいたが魚はいなかった。

でもまだ生きています。私は・・・・

アップルとコモデティー

日本の製造業は円高による大打撃を受けている確かにそうだ。

でも問題はそれだけだろうか?アメリカでは日本車に変わって現代自動車が売れているという、同社の業績も上向きと聞く。

トヨタが掲げる日本式のカンバン方式は徹底した合理化と部品供給に肝があるがただそれだけのこと。すでに世界中の企業で研究されもはや用済み、つまりはコモデテイ化したのだ。


今朝の日経にアップル社のCCCつまりキャッシュ・コンパーション・サイクルのことが出ていた。

私もある人に聞いたのだがアップル財務体質はとても強く、売れない在庫を持たないばかりか、新商品の発売前にすでに代金回収は済んでいるのだという。

日本は物作りの国だとまだ言っている人達はその時代錯誤に気付いていない。

ガラパゴス化ならまだいい、外来種の生物により侵食され淘汰されること自明である。

フリードマンが「フラット化する世界」の中でグローバル化とそれに伴うサプライチェーンの変革を予言していた。


そう私のipadがどこの国で作られて誰が作っているのかなど何の問題でもない。

技術はコモデティと親和性が高いのだ。すぐに移転する。

同質化は水の移転に似ている高い方から低い方に、潤っているところから乾燥しているところへと移転する。

日本にとって本当に必要なのはIBMのように過去の業績やプライドも捨てて、これから必要なものを作り上げて行くソリューションなのだ。

ある人に聞いたがテスラモーターの莫大な開発費は前金によりほとんど回収してしまうのではないかと・・・・もはや車づくりにもアップル並みの先見性を持った企業が登場しているのだ。

三丁目の夕焼けは明日を信じて前向きに生きる時代だった。しかし、今の日本にはその信頼力がないのだ。

企業にしても政治にしても国民の無関心をあてに、無知無毛な政策を推し進めここまで来てしまった。沈む前の舟は一度浮きあがる、どこぞの国の国債とやらに似ている。日本沈没はかなりの確率で高くなっている。

2012年1月16日月曜日

パルコフィクション  DVD


恵比寿ガーデンシネマが無くなってから映画館に行くことがめっきり減ったのと好対照に、DVD(安くなったから)で少し前の映画を見ることが多くなった。

このDVDも名前につられて買ったのだ。それが面白いのよ!!!

元社員としてはもっとシュールでブラックな場面も増やしてほしかったけど、実名じゃ無理ですな・・・

TS元会長がエレベーターの壁をドンドン蹴っていて、それを見て真っ青になっていたP役員の株主総会の場面やら、某霊園に墓守に行って打つ鐘の回数が少ないことを密告されて左遷された人の話、福袋に商品を詰める作業で自分の好きなものばかり詰めて、結局手に入れられなかった強欲な女性の話などもっともっとエピソード入れられるのですが、お声が掛らなかったのは残念です(笑 掛る訳ありません)

荒唐無稽な笑劇ですが!!!!

膳所

先日、京都から湖西線に乗る時に「膳所」という駅名を発見した。

普通に考えればゼンショとか読むのかと思って後で調べてみたらゼゼと読むのだそうです。

近県の人は知っていても、関東や東北の人はまず聞き慣れない読み方ですよね。

地名の意味は天智天皇の時代にまで遡り、大津に都を移した際にここが料理を作る場所=御厨所つまりは陪膳の所が転じて、膳所となったそうな・・・・・

知ってました??歴史の深さに驚かされます・・・

丸山眞男 現代政治の思想と行動


残念ながら私が進学した頃には丸山眞男氏は退官されていたが、犬友のリックパパは直接授業を受けた事があると言う。羨ましい・・・

当時氏は一世を風靡したがその後左翼系の人達に糾弾され一時影が薄くなっていたが、最近またブームのようだ。

数年前から氏の著作を読み始めているが、本書が氏の最も輝いていた頃の著作であることは間違いないであろう。

3.11の震災を観た時に、私には観ていなかった終戦の記憶が新たにインプットされた。

著作では日本は歴史を大きく分けて江戸末期までの時代、明治から終戦までの時代、そして戦後と別ける事が出来ると教えてくれた。

軍部暴発と決めつけられる一連の政治行動も無責任な行動が生んだ特徴的ノンイデオロギーの産物だとという見方もセンスがある。そして今日、日本もこれを引きづっている。

アメリカ化した後もこの無責任な行動が跋扈している。

先日も橋本知事と同席していた北海道の某大学教授が、橋本政治を批判していたが、この人など無責任行動の権化である。ある時は小泉構造改革に賛同し、後になって批判し、今度は民主党政権を無責任に幇助している。

橋本氏の思想には無理があるかもしれない、しかし現状の閉塞した日本の人の目を覚まし、抵抗勢力を破壊し、新たな価値観を創設するには氏のような人が必要だ。

そうそう、引退した小泉首相も復帰して二人でタッグを組んだらどうだろう。その時こそ途中で投げ出さずに最後までやりぬいてもらいたいと付け加えておこう。

構造改革の失敗はそれだから。

馬鹿げのいたり??

今考えてみるとなんて馬鹿だったんだろうと気づく事があります。若気の至りといってしまえば簡単ですが、要するに世の中のことを何も知らずに能天気な人間だったと言うことです。

私が岐阜に赴任していた頃、地下にS家という食品会社のテナントが入店していました。

地元の中高生を中心に顧客を持っていてそこそこ繁盛していました。

私や東京から赴任していたK先輩は、店長や東京本部の言われるままこのテナントを退店させるべく交渉を進め、数年かけてこのテナントは出て行きました。

そして地下は飲食店を排したファッションのフロアーに生まれ変わりました。

その後、バブル景気ははじけ、ファッションに特化したビルは急速に勢いを失います。もっとも、その背景には高齢化と名古屋消費圏の拡大というマーケットの特性もありましたが、そうした元々の地域に根差したテナントを排したことはその加速を一段と進めたとも言えます。

横浜のカップヌードルミュージアムは大変繁盛していると聞きます。私は若気の至りと言いながらも自らの経験と知識の無さを今でも悔しく思い出します。そうして今朝もこの食品メーカーのわかめうどんを食べているのです(笑)

食べるたびに若い時のこの恥ずかしい自分を思い出しているのです(笑)


マスコミにまたまた物申す

昨日、何気にテレビを付けたら報道番組に金さん銀さんの娘と思しき数名が出演していました。

何をしゃべらせるのかと言えば、彼女達が議員定数の削減や年金課税について物申すというシテュエーションなのです。

それに現役の大臣が呼応すると言うのが番組の骨子です。

あまりのあほらしさにすぐに切ってしまいました。彼女らが高齢のため全体を俯瞰する事が出来ないのは良しとしましょう。しかし、テレビ局は大切な日本の戦略をバラエティー化して何がマスコミなのでしょう。

マスコミがポプュリズム化したと言ったことがあります。ポプュリズム以前の話です。この国に必要なのは議員定数の削減で煙に巻き、政策なき消費税増税を認めさせる賢慮なき政治家の発言を国民が審判なのです。それがこんなマスコミでは多くの国民は間違った判断を下すでしょう。

Sパパが坂の下の国と言っていましたが、私にはこんなマスコミと政治家の発言を見る限り、坂の下の下の下の国にしか思えません。

だって財政再建というのはこの国の社会システムそのものを変えることなのですからね・・その事をもっとよく考え、枝葉のことばかり言っていては前に進みませんよ・・・・・トホホ

ハイゼンベルグの定理

私が理系(理系と言っても分野が理系で専門書とは言えない)の本を読むようになったのは息子の影響が40%、残りは立花隆氏の触発されたからです。

C.P.スノーの言うように文系と理系の乖離は益々進み、国民のリテラシーは失われて行くばかりです。

今日の朝刊にハイゼルベルグの不確定性原理を見直しか?という見出しがありました。

数年前、購入した以下の書籍でハイデルベルグの生涯と思想について勉強した私は研究にとってこの部分と全体を見極める難しさと必要性を確認したばかりだったので驚きです。



研究者の試みは一滴の水を静かな石盤に落としたときの心境が必要であることには変わりはないと思うのですが・・・・・・この発表の真意はしばらくすればわかるでしょう・・・・

2012年1月14日土曜日

長者が崎

流木と貝殻を拾いに長者が崎です。

セブとさくらにはチョウジュガサキ???なんで(オヤジギャグでスイマセン)

流木も貝殻もあまり見当たりません。御用邸を越してしおさい公園まで足をのばします。

突端に小さな神社があります。御用邸の真ん前です。




長く歩いたので汗ばんできました。