今考えてみるとなんて馬鹿だったんだろうと気づく事があります。若気の至りといってしまえば簡単ですが、要するに世の中のことを何も知らずに能天気な人間だったと言うことです。
私が岐阜に赴任していた頃、地下にS家という食品会社のテナントが入店していました。
地元の中高生を中心に顧客を持っていてそこそこ繁盛していました。
私や東京から赴任していたK先輩は、店長や東京本部の言われるままこのテナントを退店させるべく交渉を進め、数年かけてこのテナントは出て行きました。
そして地下は飲食店を排したファッションのフロアーに生まれ変わりました。
その後、バブル景気ははじけ、ファッションに特化したビルは急速に勢いを失います。もっとも、その背景には高齢化と名古屋消費圏の拡大というマーケットの特性もありましたが、そうした元々の地域に根差したテナントを排したことはその加速を一段と進めたとも言えます。
横浜のカップヌードルミュージアムは大変繁盛していると聞きます。私は若気の至りと言いながらも自らの経験と知識の無さを今でも悔しく思い出します。そうして今朝もこの食品メーカーのわかめうどんを食べているのです(笑)
食べるたびに若い時のこの恥ずかしい自分を思い出しているのです(笑)
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