このブログを検索

2010年3月1日月曜日

村田良平回想録 上下巻


本を知るきっかけは書評であったり、インターネットである場合もありますが、私の場合には友人のアドヴァイスも多々あります。前回もSパパのお勧めで読んだ「バルジブラケット」は「これ小説?」
と思えるほど実話に近い内容でした。銀座のホテルの国土流二氏に買収する*******ホテルにかんする資料を届けた現場の描写など私が実際遭遇していたのですから間違いありません・・・・・・・・


お酒を飲んでの会話はすぐ忘れてしまいます。今回もSパパが勧めてくれた著者の「良」だけ覚えていたので外務官僚出身ということで某コミッショナーの人かなと思っていましたが、間違っていました。

あの人はそんな気骨のあるような事は言わないでしょう。ということでがってん承知の助であります。

早速、アマゾンに発注しました。明日には手元に届きます。このスピードが便利です。

そうこの人は次官のときに密約があったことを公言した人です。公言についての賛否はあろうかと存じますが、この人の考えの中心には「公僕とは国民のためにあるという」が座っています。

密約が国家のためであっても、国民のためにならなければならないというヒューマニズムです。
さらにそのヒューマニズムは村山談話さえあってはならないとしています。自らの保身のための謝罪など戦争で命をなくした国民のためにするべきでないともしています。

独立国であり、独立国でない我が国への警鐘でもあります。

0 件のコメント: