13日ノーベル経済学賞をアメリカ人で始めて受賞したポール・サミュエルソン氏が自宅で逝去されました。94歳でした。ご冥福をお祈りします。
既知のとおり、彼は新古典派経済学にケインズのマクロ経済学を融合させた新古典派総合として近代経済学の父とも呼ばれていました。
現在オバマ政権でNECの委員長を務めているローレンス・サマーズは甥にあたります。
MITで長らく教鞭をとられていたようですが、私が学生の頃、始めて彼の著作「乗敷理論と加速原理」を読んだときに数学の必要性を十分すぎるほど考えさせられました。経済学を専攻するには数Ⅲまで俯瞰する必要があると私は考えます。
彼の代表作「経済学」はまさにその集大成でもあります。晩年の彼は数々の批判を受けておりましたが、やはり知の巨人として経済学会に君臨していたことは紛れも無い事実です。
ご冥福お祈りいたします。
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写真はウィキペディアよりお借りしました。
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