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2011年6月15日水曜日

ドナルド・キーン  最終講義

震災を見て日本に永住を決めたコロンビア大学の日本研究者ドナルド・キーン博士が最終講義を行ったと新聞にありました。

確か、青山の某美術館のこけら落しの時に来日の講演がありました(その時は聞いていない)設計者が嫌いなので行きませんでしたが、博士の講演は聞きたかったです・・・

氏の著作はどれも大好きです。

氏の三島由紀夫の翻訳は特に有名ですが、三島はこんな言葉も残しているのです。

日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目のない、或る経済大国が極東の一角に残るであろう・・・」

富裕でも、経済大国でもない以外は当たっています・・・・





氏の日本への眼差しは単に日本をほめちぎるのではなく、本質的に日本を捉えているので厳しい目でもあります。

ジョン・ダワー氏にしてもこのキーン氏にしても、日本人より日本の心が分かる欧米人が増えているのは嬉しい限りです。

菊と刀」で初めて日本文化を世間に広めたルース・ベネディクトも天国からキーン氏の行動を笑顔で賞賛を持って見ていることでしょう・・・・

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