アーラヤ識とマナ識を前出したので「八識」について簡単に説明いたします。
八識とは眼識、耳識、鼻識、舌識、身識の身体で感じられる5識(5感)と意識、末那識、阿頼耶識とからなります。意識は想起可能な意識領域の理解と解釈、末那識は意識不可能な深層心理下における自我の範囲に限定されたものであり、阿頼耶識はさらにその奥にある一切諸法の種子(シュウジ)であるとされています。
この阿頼耶識は「貯蔵する蔵の識」という意味が本来で、あの「ヒマラヤ」は「雪を貯蔵する蔵」という意味です。
唯心論との違いは、この阿頼朝那識が時空概念も超越した壮大な存在であるのに対して、唯心論は心の領域にとどまります。
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