このブログを検索

2008年9月11日木曜日

映画 イントゥ・ザ・ワイルド



映画を観て来ました。「イントゥ・ザ・ワィルド」というショーン・ペン監督のアラスカの映像が美しい作品です。映画のあらすじは、ハーバードのロースクールに進学も決まり家族や周囲から将来を期待されていた青年が全てを投げ出し、自分探しの旅に出るという物語です。






自分探しが悪いとは思いません。私も若い頃、自分が何者であるのかずいぶんと悩みました。


今だって自分が何者であるのか分かりません。しかし、現実には分からなくても生きていかなければならないのです。今の人達にはこの自分探しを立ち止まってする人が多いと思います。自分の理想ではないと全て否定します。自分が中心なのです。それが出来るのはアメリカも日本も中途半端に裕福だからでしよう。しかし本当の自分探しは、周囲との関わりの中で手探りで見つけるもので、自ずと自我も萌芽します。そしてそれこそがこの映画の最終的なメッセージではないでしょうか。

0 件のコメント: