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2008年10月14日火曜日

素敵な故郷 LA VS 眠そうな町

今、友人のお嬢さんお二人がLAに行っています。グリーカードの書換えのためと聞いていますが、2人とももちろん英語はペラペラで、外資系企業に勤めていたり、航空会社で勤務していたりと国際派のスーパーウーマンなのですが、その彼女達は青春時代をLAで過ごしたこともあり、このLAは2人にとって故郷なのではないでしょうか。素敵なマリナ・デル・レイの朝焼けの写真ありがとうございます。(なにせ朝焼け評論家ですのでありがたい!)

日本では、地方都市が疲弊し、中心部の空洞化が進んでいます。私は北関東のK市で高校まで過ごしたのですが、卒業した小中学校は既に廃校になり、高校も女子高と併合されました。中心部は駐車場の空き地ばかりとなり、商店街はシャッターが下りています。この町を写真家の武田花さんが「眠そうな町」という写真集で取り上げていました。「新川球場」「花街」「縫製工場跡」どれも今は無き昔の思い出です。私は以前別の都市(別の県k県庁所在地)の街づくりを依頼されたこともありましたが、ほとんどの場合処方箋が遅すぎるものです。人々の価値観の創造には時間と知力が必要です。箱や施設を作るだけでは何ら変化を及ぼしません。

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