この新書には心打たれるものがあります。何を隠そう漱石の「心」は高校生のときに読んで私にとっては禁忌でしたから。この「心」の先生がどの他人にも心を閉ざし、最後にあなたは「真面目」ですか問いて自殺するシーンは今でも鮮明に記憶しています。
当時の私は無二の親友と思っていた友人に裏切られ(これも勝手なこちら側の解釈ですが)他人を信用しない時期でしたから尚更です。
しかし、人間一人ではいられません。その後、生涯の友に出会いました。一人は某県の周産期医療の責任者をしており、もう一人は代行の運転をしています。職業や経済状況はどうだっていいのです。この親友と会いたいと思うこの頃であります。
たまにはメールでもしてみようかなと思いました。
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