アルベール・チボーテは本好きなな人を「レクトゥール」、本を読むことが生きることの一つのような人を「リズール」と名付けていますが、私はさしずめその中間でしょうか。
電子書籍、ペーパーを問わず毎日必ず読書をしています。
読み返しの良さは再発見です。その時見落としていたものが見えてくるような得をした気分になります。
コルタサルの短編集も現実主義にはない人間の意識下に潜むものに強い関心を抱き、連続として表現しています。さらにその裏側には18世紀的理性と啓蒙至上には理解しがたい彼の心が映し出されています。ありえない現実、それは村上春樹が描き出すパラレルワールドとも共通します。
1Q84では3号線の用賀を過ぎたあたりから渋滞になり、青豆は高速道路を降りて違う世界に入っていきます。コルタサルも短編「南部高速道路」で同じような表現をしています。
穏やかな連休の初日です。粗大ごみに出す予定のソファをデッキに出してそこでうとうとしています。
最高の居場所が出来ました。
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