鎌倉通信 紀伊国屋 カローロ つるや 湘南ワインセラー

海にもプールにも行かない一日です。

夕方にはセプとさくらを海に連れていくだけです。

午前中切れていた電球を買いにいき帰りがけ漁師の直売所で小坪の地蛸を買い求めました。さっきとれたばかりのタコをその場で湯がいたものです。1杯1000円でした。

部屋で整理整頓を済ませ、紀伊国屋で炭焼きのパプリカに合わせるオーガニックのトマトを買います。

近くにブラジル音楽専門の「カローロ」というお店があるので回ってみます。

すぐ隣の隣のカフェも同じオーナーなので場所を確認したらまだ開いていませんでした。

急いで空けてくれてCD4枚と同カフェのオーナーが監修したナラ・レオンの自伝本購入しました。

このカフェは鎌倉では有名で、手前のベンチはここのオーナーが旅好きで、その旅のバス停を模してつくったちとのことです。作ったのはプロダクトデザイナーのK氏と一緒に仕事をしていたN氏と聞いています。ロータスカフェやパワリーキッチンのデザイナーです。

暑いですが自転車は風を切って楽しいです。

長谷なのでお気に入りのTシャツ店「ダコタ」で黄色のTシャツを1枚購入です。

1時を回ったので、由比ヶ浜の有名うなぎ店「つるや」です。

席は運よく空いていて、40分近く待ちますよとのお店の言にも問題ありません。

川端康成氏や大仏次郎氏も贔屓にしていた老舗の佇まいです。

うな重3500円と肝吸い600円、ビール1本を注文しました。

おつまみはしらすと松の実のふりかけです。

さっき買った本をおもむろに空けるやお店の人が「さすがちゃんと本を持っていらっしゃる」と言うので、「うなぎやさんには必至でしょう」と余裕の受け答えです(笑)

/メニューを見ると「きもつく」とあります。何かと尋ねれば「肝の佃煮」とのこと。今日は残念ながら無いとのことでした。

しばらくすると一つだけありましたというのでもちろんオーダーしました。

この「きもつく」旨い!!!!!

辛過ぎず、甘すぎず、生姜が効いていてこれゃほっぺた落ちそうです。

ほどなくして運ばれてきたうな重も肝吸いも旨い!!!!!

オーダーがあってからさばいて蒸すので、脂が落ち過ぎていません。ふっくらとそれでいて甘くなくこりゃ☆5つです。

人生で食べたうなぎのベスト3に入ります。(もしかするとナンバーワンかもしれません)

お店の人にお礼を言って、自転車で若宮大路に出ます。

途中、バイクショップでフイニュシュラインのルブを探しましたがゴールドは老いてりませんでした。

材木座の「湘南ワインセラー」で明日のスプマンテを購入して鎌倉散策の終了です。

鎌倉は奥が深いと感じた夏の一日でした。

部屋では息子と娘が冷房の前で横たわっていました。