このブログを検索

2009年1月7日水曜日

IT

数年前にものすごい勢いでIT化は進み、社会は一変するという「ウェブ進化論」という新書を読んだ事があります。しかし、本当にそうだったでしょうか?

昨年11月に知り合いも関係していた、VBの会社が東京地裁に民事再生法適用の申請を提出しました。リンデンラボ社のセカンドライフがその主力商品だったのですが、思うように利用者が伸びず、計画通りに進まなかったようです。

確かに、私たちは仮想空間を色々なところで既に目にしており、仮想空間そのものが珍しいものではなくなっています。一方、インターネットは様々な情報分析の手段として欠くことの出来ない存在となり、当然前述したメディアリテラシーを持って望むことが前提になるわけですが、これらの情報を駆使して、数年前では想像も出来ない情報を得ています。このようにITといっても我々がその使用方法を取捨選択し、使いこなす時代になったようです。

ITのこの特性を考えれば、「正く」、「的確」で、「時代適応」した情報を利用すれば、消費者は安心し、購買や利用について促進されるはずです。ここを読み誤らぬようにせねばなりません。「バーチャル」なものはより「リアル」なものを欲しがり、「リアル」なものはより「バーチャル」なものを欲しがるものです。

0 件のコメント: