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2009年2月6日金曜日

100年に一度の危機

この頃この言葉を聞くと虫唾が走ります。Sパパ同様、軽々しく口にして欲しくないと思います。そもそも100年の一度かどうかは後世の人が決めることであって当の本人が口にして言う事ではないと思っているからです。桶狭間で勝った信長も、薩長同盟を締結させた坂本竜馬も決して100年に一度の大事とは思っていなかったはずです。

それにこの言葉を使えばなんでも許されると勘違いしている人が多いです。私が最大に恐れる事は先の選挙で郵政民営化は支持されたはずなのに、いつのまにか反故にされ、郵政票という近視的利得にのみうつつをぬかし、結果、総選挙で大敗し、政権奮取した野党が今度は政権を維持できない体たらくで、国際社会から疎んじられる国になってしまうことです。まだ、派閥だ、領袖だといっている政党などぶっ潰してでもこの国を良くしようとする志のある政治が集まるべきです。選挙で落ちたっていいじゃないですか?その時は国民が悪いのですから。

IMFの資料では、韓国が世界で一番最初に回復する国というシナリオがあります。金融危機の影響をほとんど受けてない我が国でないのはすばり政治の安定性に欠けているからです。

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