守宮のお仕事はいつも慣れ親しんだ地元なのでその土地の歴史や成り立ちは勉強していますが、新しい場所となるとそうは行きません。
そんなとき「知識の外堀を埋める」のによく国土地理院を利用します。事務所の近くにも地図センターはあるのですが、土地の利用状況の今昔を比較するためにはこの国土地理院に行かないと旧版図は交付してもらえません。第2合同庁舎9階です。また昭和21年以降の空中写真は米軍撮影も含めて筑波で保管されています。
息子が小学生の頃この筑波の国土地理院に連れていきました。懐かしいな・・・・・・
お客様が自宅で購入しようとしているところは「千束」です。浅草にも同様の地名があります。一説ではお米が良く取れ、「千の束ほどできた」ことから千束というようになったとありますが、近江八幡市にも「千僧供」町という地名が残っています。「千人の僧侶がお経をあげたとの言い伝えですが」さだかではありません。いずれにしても古くは寺領で田畑であったことは間違いないようです。
地誌を勉強するのも一興です。
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