グーグルが中国当局の検閲に反対し、場合によっては中国から撤退すると表明しました。
以前より「チャイナリスク」を研究していた私としては、今まで見ようとしなかった(故意に見ることをやめていた)アメリカがその成長性、収益性と倫理観いうディレンマに立たされたと思っています。
ご存知のようにグーグルのあるシリコンバレーは西海岸の中でも特にリベラルな風土です。さらにグーグルは社内に優秀な非アングロサクソン系の人種を抱えており、人権問題にはことさら厳しいようです。
経済の効率性をとるのか、モラルハザード(倫理崩壊)を阻止するのかこの行き方を見守りたいものです。
つまりこれはとりもなおさずアメリカの21世紀外交の姿にも例えられるからです。
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