親戚の2児の父親でもあるある人が道半ばで自分を振りかえりたいので今年サンノゼにひとり旅するといっていたと聞き及びます(伝聞なので正確なニュアンスはわかりませんが)
老人としてひとつ忠告すれば、自分の原点や軌跡を確認する作業などするべきではありません。ライプニッツがいう予定調和と同じです。ある自分の人生は過去において決定されそして現在があるという一元論的危うさです。気持ちは分からなくありません。しかし何故多くの人がそうしないのか考えてみてください。
それを行うことは自分のスコープを過去に向け分析する無為な行為に他ならないからです。移ろいゆく今が未来なのです。生きているのは大変です。でももう一度人生の葦を考えてみてください。まだまだ将来の時間は十二分にあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿