千利休が示した茶の七則というものがあるのですが、それは茶道における「もてなし」と「しつらえ」を基本とする教えだそうで、以下のようなものです。
利休七則
1.茶は服のよきように点て
2.炭は湯の沸くように置き
3.花は野にあるように
4.夏は涼しく冬暖かに
5.刻限は早めに
6.降らずとも傘の用意
7.相客に心せよ
つまり、相手のことを考え、事前の準備はおこたりなく、本物を提供し、心地よい空間を心掛け、心にゆとりを持ち、さらに準備を怠りなく、相手に気に入ってもらえるように心掛けるという風に解釈できます。
ここ5年間続けているGWのホームパーティも俳優の原田芳雄氏の餅つきとまでは行きませんが、小さな拙宅に40名以上が集います。もともとはある人が「どんなに高いレストランで供される食事よりも、そのホストが精魂こめて相手のために料理した以上の料理はない」という言葉を聞いて、それならばやってみようと思った訳です。いつも頑張ってくれている会社のスタッフ、仕事を通じてお世話になっている人たち、私の生活によい刺激をもらっている友人たちと家族も交えての会となります。
そう公も私も私にはないのです。私は私ですから。
千利休の七則を心にとめ今年も5月3日に開催します。
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