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2010年10月29日金曜日

JET STREAM   LUNALILO

ホノルルから、ルナリロ行きのバスに乗ります。

東の村は、広い砂浜に漁村の面影が残る閑静な所ですよ。

新興の住宅地もありますが、

背後の丘の上には、まるで気の枝の鳥の巣箱のように

床を崖っぷちに支えた家々が並んでいます。

みんな思い思いのペンキを塗って、

赤や、黄色や、緑の窓から、

遠い水平線の彼方の黒々とした潮の流れを見て過ごすんです。

貿易風の吹きすさぶ日には、

家ごと吹き飛ばされるんじゃないかと思いながら、

陽気な歌を歌って気をまぎらしています。

私の家は、そんなところですが・・・・・。

日に焼かれた海浜の砂のように、記憶が胸の底にたまっている。

深い皺の奥まで南國の日に焼かれた老女の話が

砂時計の底を抜けるたびに甦ってくるのだが・・・・・。

1976 11.26 On Air  

少年は17歳、ハワイにはまだ行ったこともない、少年の原風景は賑やかなワイキキではなく、このルナリロの漁村だったのです・・・・・ルナリロは島の東の静かな街です・・・

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