商売というのは独りよがりでは旨くいきません。マーケットが何を欲しがっていて、どういうベクトルにあるのか直感力と分析が必要です(なんて偉そうなことを言っていますが、痛い経験からです・・笑)
中目黒は代官山がヒルサイドテラスといメルクマークと大手アパレルを中心に広がっていったのに対して、小規模な特徴あるオーナー店舗が多く、広がりは点と点で結ばれるような商業圏の広がりを持っていました。もちろん駅前の開発もありましたが、あちらの方が例外的なのです。
それらのオーナーは「決まりきった」「真面目でカッコよく」「高そうなもの」は受け入れられていないんです。例えば若者を中心に圧倒的人気を誇っているHRMのオーナーは高級車レンジローバーをぼろぼろに錆びさせて(錆色の塗装)にして乗っていました。
この街で受け入れられるテーマこそ「RAGGED」なのです。後述する「嫌消費」でもこの現象を説明します・・・
中古の資産(建物)を2千万で手に入れて、毎月40万家賃が入り、この人が年収1000万だとすると、この中古資産は5年で償却出来、毎年400万の償却と増加するキッシュフローが480万になりますです。ということは480万円収入が増えてもほとんど所得税は掛らないのです。もちろん絵に描いた餅ではありません。マーケットのニーズもあります。
マーケットを見るときにはこの俯瞰的象徴をどこに見つけるかが大切なのです。
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