このブログを検索

2011年3月12日土曜日

不都合な真実 日本国の場合

我が家の冗談はさて三陸大地震の被災状況の惨憺たること、被災に合われた皆さま頑張ってください。聞いたところによると災害救助犬エロスを伴ってT先生も被災地に向かわれたと聞きます。気をつけて下さい。

一方不気味なのは原発です。こういうときに急に専門家と称する人が出てきて知った顔をします。今日も大丈夫と言っていた矢先の爆発です。スリーマイルズ島の原子力発電所事故は1979年に起きた事故で冷却水の供給不足から圧力以上が進行し、さらに冷却水が少ないにもかかわらず、冷却水供給がストップし2時間以上この状態により核燃料棒が露出し、炉心溶融により核物質が放出されたのです。

一方チェルノブイリは1986年に発生した史上最悪の事故です。広島型原発の500発分の被曝がなされたのです。理由は様々ですが非常用炉心制御装置を解除してしまい、装置が暴走し炉心融解爆発という過程に陥ったと思われています。

今回の海水により冷却と装置の安定化という点では素早い対応です。さらにそれに先だって水蒸気による圧力を抜くという作業も終了したようです。

こういう時こそしっかりと情報を把握し、枝野官房長官が言っていたように流言やチェーンメールに惑わされることなく行きたいものです。

原発はひと安心ですが、長野県北部で起こっている群発地震です。今回の地震も1週間近く前から余震が起きていました。このエリアには柏崎や美浜もあります。こちらで同様なことが起こったら確実に首都圏は麻痺になります。

今そこにある危機・・・映画の題名ではありません…今の日本の不都合でも告げなければならない真実です。

0 件のコメント: