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2011年7月1日金曜日

半夏生 半化粧  ハンゲ

お茶を習っている妻に半夏生って知っているか訪ねたところ、植物の名前でしょうと答えが返ってきました。あながち間違いではませんが、半夏生は雑暦のひとつで、地方によっては様々な風習があります。

以前は、夏至から11日目とされていましたが、黄経100度のところを太陽が通る日とされ、毎年7月2日(つまり明日)をさすといわれています。

このころは食べ物が一番傷みやすい時期です。地方によってはこの日に取れた野菜を食べないとか、井戸に蓋をする風習が残っています。

知り合いに三重県の出身者がいて、その地方ではこの日に蛸を食べるのだそうです。

また、讃岐では饂飩、福井では焼鯖を食べるのだそうです。

植物の半夏生はどくだみ科の植物でカカタシログサと呼ばれています。

ちなみに生薬で痰きりやコレステロールの吸収抑制にも効果のある「タンゲ」はこの植物ではなく、カラスビシャクという植物を乾燥させたものです。生ではシュウ酸カルシウムが多く食せません。

我が家は小坪の蛸で決まりです。

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