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2011年11月18日金曜日

人種差別 中流意識

今ここウェスティンカアナパリリゾートのプールサイドで憤慨している妻に私の意見を述べた所です。

今回のマウイは17年通い続けている中で一番日本人に合わなかった気がします。

ワイキキには日本人は多少居ましたが、免税店もブランドショップもそんなに賑わっていませんでした。

マウイに来るとウェスティンホテルで多少の日本人を見かけましたが、ここでは今日は一人とも出会っていません。

私たちがタオルをもらう時に男の子が日本人を揶揄するような事を言っていたというのです。

私は相変わらず鈍感なので気にしていませんが、そもそもここウェスティンはアメリカ人の中産階級の人が多く泊まっているようです。

新聞で一番売れているのがUSA TODAYですから。

読んでいる本もミステリーやロマンスがほとんどです。

妻は人種差別に対して怒りを覚えているようですが、我々日本人とて日本でフィリピン人や中国人、韓国人を差別的にみている人を多く見かけます。

さらにリッツやカパルアではそのような事は無いといいますが、彼らは表面上無差別主義者のような顔をしていますが、ビジネスや厳しい競争の中では圧倒的優位を保ちます。アングロサクソンの原理です。事実、F1で日本が有利になるとレギュレーションを変えたり、つまりルール自体を作ってしまうのです。企業も個人もこれには太刀打ちできません。圧倒的だからです。

そう考えると集団の中に少数の異種が存在するとき集団は異種を排除しようと働きます。一方、異種が増えすぎると面と向かって抵抗できなくなるのです。生体反応のようでもあります。

マウイの開発は大変難しいと聞いたことがあります。日本人で先鞭した人も知っていますが、ここの開発にしても雇用の確保と多額の献金が必要であり、ルールは既に定められているのです。

先程失礼なことを言った若者もおそらく隣のマリオット同様、過酷な労働としてのオペーレーションを委託されている部外の人ではないかと思います。

同じアジア人を差別する日本人同様、彼らは日本人を知らないのです。中産階級とは言わば使われやすい言葉ですが、インテリジェンスを他人に委ね、大多数として行動する集団の事です。

だから私はみかけ倒しの親切よりも中産階級の生々しい生活感のほうがかえって安心出来ます。

上流階級の仲間入りをしたいならその集団としてふさわしいペイを払わなければなりません。

どうみてももったいないから私はこれで良いのです。

差別なんてどこの国でもあります。何故なら一人一人は皆違うからです。1羽一絡げはよくありません・・・

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