藤牧義男という人を知っている方は少ないと思います。
郷里の近く、館林の人で、わずか24歳で行方不明になったため、そう多くは語られることのない人でした。
館林と言えば「スフ」という言葉を知ったのもこの街にその工場があったからです。
私はこの「赤陽」という作品を何かで見て強烈に引き付けられました。
近代化が進む東京はまるでグロテスクな生き物のようです。
一方、後半の彼の作品は日本の優しさを代表する岸辺の街並みが巻物のように横長に描かれています。
興味のある方は今月末まで開催しています。
「藤巻義男展
」
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2011/fujimaki/index.html
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